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情態性、了解、語り
こんにちは。 ドイツの哲学者、マルティン・ハイデガーが説いた 「情態性、了解、語り」の概念について、 分かりやすく解説してある本や サイトがあったら教えてください。
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ハイデガーの解説では、私の解説が世界で一番わかりやすいと思いますよ。 ただ欠点は、まちがってるかもしれないことですけどね。 現存在は、世界内存在として存在することに先立って、すでに存在する。それは現存在が脱自的で、動的で、決定により先駆する構造を持ち存在することである。それは自己を主観し、また客観することでなされる。 自己を皆の世界に投げ出し、存在者たちに気遣いをしながら現存在として規定する。それは本来的自己としては頽落ではあるけれども、罪のある自分として、また、現存在として可能であることを確認する。(了解する。) そしてそれは、いやもおうもなく存在してしまっている事実と、本意でもなく不本意でもない人間存在の、人間的な、あまりに人間的なやるせなさを確認することでもあろう。それが了解することの反作用とするならば、逃れられないのだ。(情態性) 以上が内にむかっては決意性による非のある自分の開示であり、外にむかっては自己の可能性を開示し、可能存在へとむかう決定である。否むしろ先駆というべきだろうか。 語りは伝わりであり、交渉であるが、はたして語らぬものがいるだろうか。人間は、いかにしても生きなければならない。皆として生きるならば、語らずにはおれないのだ。すなわち現存在が、皆の世界へ頽落することの反作用として、先駆して他の存在や道具についての理解が既にできている。つまり語られている。 私の意見は以上ですが、私の頭の中は中学程度なので、私よりも分かりやすく書かれている本などないかもしれません。ちょっと良さそうなPDF版を見つけたので参考まで。
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- 畑 茂夫(@Flareon)
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はじめて聞く言葉で助けにならないかも知らないがね、 和訳された単語を並べる限り、 肯定を伴った自己の表明、 こんな感じの事柄を、回りくどい言い回しにしたかもしれないね。 宿題を出した先生は、いい人だね。 おそらく私の見解は当たらずともとうからずだ。 意地悪しない哲学者と言うのは尊敬できる人だよ。
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ありがとうございます。
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ありがとうございます。 大変、参考になりました。