• ベストアンサー

月日は百代の過客にして

おくのほそ道の冒頭の一文の意味は、 「人生は旅に似ている」ではなくて、 「時間は過ぎに過ぎ行くものである」ではないでしょうか。 「月日は百代の過客にして、行きかふ歳もまた旅人なり。」 重文構造ですが、二つの主語はどちらも「時間」ですから。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

同じ意味の文を2回重ねた形になっています。中華風の文と、和風の文が並べてある形です。和風の文は、現代語に翻訳しなくても通じると思いますので、そのまま読むほうが原文の味わいを感じることができるでしょう。

gesui3
質問者

お礼

漢風+和風 だったのですね! 勉強になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • kohichiro
  • ベストアンサー率21% (306/1447)
回答No.3

>時間は過ぎに過ぎ行くものである 違います。この主語は時間軸全体ではなく、たとえば2015年2月11日といったようなある一日、ひとの前に順次現れて記憶に記される、ひとかたまりの時空空間をいっているのでしょう。そういった具体的なひとつの時間帯が、遠く時間軸のかなたから(旅人のように)近づいてきて現在に至り(自分の客人になり)すぐ過去へと旅立っていく、その繰り返しが月日のカウントなのだということですね。ですから >月日は百代の過客にして、  も >行きかふ歳もまた旅人なり  も 言い方はちょっとちがいますが同じことを意味しているということになります。

gesui3
質問者

お礼

違いません。私もそのように理解しています。

  • lv48
  • ベストアンサー率28% (153/535)
回答No.1
gesui3
質問者

お礼

そうですよね。 ありがとうございました。

関連するQ&A