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遺伝子組み換えで繁殖能力の無い蚊の作り方
遺伝子組み換え蚊の放出計画に住民抗議、米フロリダ州 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000005-jij_afp-env&pos=2 このニュースで疑問があるのですが、次代が成虫になれない蚊を遺伝子組み換えで作ると、その蚊を繁殖させて増やすことができませんよね? どうやってこの蚊を大量に用意するのでしょうか?
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生物農薬の作り方は,様々です。ご質問の昆虫の場合には,ハエ等では対象昆虫が絶滅するまで不妊雄を放虫し続けます。例えば,日本で初めて絶滅に成功した沖縄のウリミバエでは,ウリミバエを大量飼育し,蛹の時期に放射線を照射し,不妊の雄を作出し放虫する不妊虫放飼法により根絶しました。これは大規模な施設を作り,何年にもわたって継続していく事業です。 ご質問の蚊のケースでは,前記の放射線照射では蚊が死滅するのです。ですから毎年遺伝子組み換えで,膨大な不妊雄を作出し続ける必要がありましたが,これは現実的に膨大なコストかがかかり困難です。そのような理由から蚊の不妊虫放飼法が実施できなかったのです。 今回の報道のものは,抗生物質を与え続けないと死滅するように遺伝子組み換えした蚊を作出し,その雄を野に放つわけです。自然界では抗生物質が与え続けられることはありませんから,その雄の子は致死遺伝子のスイッチが入りまして死滅します。飼育施設では,抗生物質を与えて飼育しますから増殖は普通に行えます。 Oxitec社の開発技術ですが,すでにマレーシアで実験的に実施され,年間で半数程度の蚊に組み換え遺伝子が行き渡る(つまり死滅する可能性がある)ことが立証されています。マイクロソフトの創始者亡きビルゲイツの財団が,5年間で500万ドルを提供することが決定しています。
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- deepdiver555
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コメント拝見しました。 お気を悪くされたようで申し訳ありませんでした。 回答すべきではありませんでしたね。 失礼しました。
- deepdiver555
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アメリカの某会社の次世代発芽しない種と一緒ですね。 育てやすい野菜の種を売り、専用のこれさえ使えば虫付かない農薬も同時に売ります。 そういう遺伝子操作された植物の種です。 手間がない代わりに種は毎年買わないとならない、そして農薬も売れる。 農家にしたら楽できる、企業にしたら毎年安定的な収益が上がると一見非常に美味しい話しな訳です。 しかし、そんな訳解らんものを食べさせられる客はたまったもんじゃないですよね・・・。 遺伝子組み換え野菜の問題は世界的な関心事です。 数千年食べ続けてきたものとは全く違いますので何が起こるか判りません。 自然界でも突然変異はあり何も起こらないかもしれませんが、起こらないと証明できている訳でもありませんので意見が分かれるところです。 私見ですが、蚊も同じじゃないですかね。 一部のメスの蚊を企業が独占すれば、蚊を餌にしている昆虫や動物は環境変化についていけなくなり絶滅する可能性があります。 環境を維持するために蚊を毎年大量に作り出さねばならず、それが利益になる訳です。 メスをこの世から無くそうではなく、表向きは有害だからという理由で数を極端に減らすのです。 問題が起きた時の為に非常に多くのメスを管理された環境下で育てます。 当然今の生態系は崩れるので問題が起きます。 では、金出してねという商法でしょう。 環境が絡んでくるのでお金は国からも出るでしょう。 食いっぱぐれの無い良い商売です。 確実性があるので投資資金も集まるでしょう。 アメリカ人が考えそうなことですねぇ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご回答の一行目をぐぐってターミネーター技術については概要を理解しました。 ですがここは生物学、学問のスレッドです。 回答が1行のみでのこり30行くらいだらだら個人の意見表明をされるのは、感心しません。
お礼
はい沖縄のハエの話はNHKで見たことあるので知ってます。 なるほどおそらくその抗生物質がリプレッサーとして働き致死遺伝子を抑制するんですね。 ご回答ありがとうございました。