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遺伝子組み換え
ここの掲示板で実に似ている事を聞いている方が何人かいますが、そちらでも答えが出ていないみたいですので、こちらはこちらの言葉で聞かせて頂きます。 遺伝子組み換えを検索をすると、はじめに、遺伝子組み換え食品を食べたら死ぬと書いているサイトが出ます。http://alternativereport1.seesaa.net/article/56417926.html それには、「害虫に抵抗出来るように、作物自体が殺虫剤成分=毒物を分泌するように設計された遺伝子組み換え作物を食べると、人間の腸内細菌が人間の生きている間、継続的に腸内で猛毒の殺虫剤成分を生産し続け、人間を病気、死に至らせる可能性がある。この遺伝子転移が腸内細菌全てに対して連鎖して起これば、必ず人間は死ぬ。」とあります。 これが本当なら食べたら最後、人生死ぬまで体内で毒を出し続ける事になりますよね? 人に聞くと、「遺伝子組み換えでないと書いてあると皆安全だと買っているが、5%以下だったら表示義務がないだけで遺伝子組み換えは入っている。また、結局農作物そのものが遺伝子組み換えでなくても、糖分や使っている油はほとんど全てが遺伝子組み換え由来である。それらにも表示義務がない。農作物自体も輸入物はほぼ全滅、大手メーカーの油や糖分のデンプンが遺伝子組み換え由来であるんだから、みんなの口には絶対に入っている。」との事。 みんなに毒が発生し続けているとは考えにくい、、、。 ただ私は遺伝子組み換えを避ける生活を行っています。ただ、周りには一人もいません。実際やると、外食もスーパーも全滅ですからものすごーく大変ですので。 まだわからない問題がある技術だと思いますが、それでも科学的根拠がない事は、ウソでも私みたいな一般買い物客は怯えますので、専門家の方、ご教導頂けたら幸いです。
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- ORUKA1951
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ORUKA1951(No.4)です。 >ちなみにNo.4様は、日頃遺伝子組み換えを食べていますか? 原材料表示で「遺伝子組換を使っていない」は無視します。 >牛を食べても角が生えない いまだに文明開化はされていないということでしょうね。 私自身は、日経サイエンスを創刊以来40年近く読んでいて、遺伝子組替え技術の誕生から発展までの概要は理解しているつもりですが、それでも足りなくて 「遺伝子組替え植物の光と影」ISBN4-7622-2922-9 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%88%E2%93%60%8Eq%91g%91%D6%82%A6%90A%95%A8%82%CC%8C%F5%82%C6%89e&x=0&y=0 「遺伝子組換え食品の検証」ISBN4-7948-0366-4 http://www.amazon.co.jp/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E6%8F%9B%E3%81%88%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AE%E6%A4%9C%E8%A8%BC-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E9%82%A6%E9%81%94/dp/4794803664/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1228014895&sr=1-3 は読みました。ネット上の情報は「査読」という過程を踏んでいないため、信頼性という面では問題がありますので。 遺伝子組換え作物は、食べる分にはまったく問題はないと判断しています。この作物の効果と危険性は、もっと深い生物界、自然界、経済界、社会という側面にあるということです。 10億人とも言われる飢餓状態の人々、毎分一人以上が死んでいく飢餓を救い、食料価格の高騰を防ぐ技術であることも事実です。日本人が拒否反応を示すことで何億人もの人が飢えているのも事実。 賛成も反対も人様々ですから、それについてとやかくは言いませんが、「牛肉を食べると角が生える」というレベルは勘弁して欲しい。
- seiri3
- ベストアンサー率34% (46/133)
人間自身が遺伝子組み換えの結果です。自然界で言えば突然変異です。 人間はヴィールスの塊と表現する学者もいるくらいです。 何十億年前地球に生命が誕生して以来、無数の突然変異が無ければ動物も植物も現在の姿に進化しなかったでしょう。 化石状態を残す動植物がまだありますが、これらは遺伝子組み換えが少なかった結果です。 遺伝子組み換えがよい方向であれば、自然よりよい食物ができることは当然です。間違った恐怖は何も生み出せません。
お礼
ありがとうございます。 seiri3様は普段、遺伝子組み換え作物を食べていますか? 体調に変化はありませんか?
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
遺伝子組み換えとは、品種改良のひとつの手段だということを理解しておく必要があります。 ある有用作物に、別の植物の持つ遺伝子を導入したい場合、 ・その有用作物と交配可能な植物で、かつ目的の性質を持った植物を探し ・交配させて子孫を作り ・その中で何代も交配や世代交代を繰り返して、有用作物の良い部分を残し、かつ相手の植物の(収穫量が少ないなどの)短所を取り除かなくてはなりません。稲で言うと害虫には強いが味や収穫量は元の品種のもの・・ そのため、とても長い時間を必要としてきました。作物の歴史そのもの。 しかし、欠点として、「とても長い時間がかかる。」「そもそも、目的の性質を持つ交配可能な植物がなければならない」があります。黒いバラって、何百年も挑戦していてもできてこない。 ところが、自然界では、偶然に新しい形質をもつ植物が登場することがあります。いわゆる突然変異。 その中に、植物に感染するウィルスによって、元々その植物が持っていなかった遺伝子が導入され事があります。 ウィルスは、ご存知の通り自分の遺伝子を宿主の遺伝子やRNAに導入して自分自身のコピーを作るのですから、このウィルスの他の生物の遺伝子の一部に自分の遺伝子を持ち組む酵素を利用して、本来は交雑できない植物の遺伝子の一部(プラスミド)を付け加えることができるようになりました。 今まで人類が行ってきた経験と時間による品種改良を劇的に変える新しい手法です。 ★水を蓄える組織を作る遺伝子を導入して、砂漠で育つ野菜 ★医薬品の成分を合成する遺伝子を導入する。 ★除草剤に耐性を持つ形質を導入して除草剤をつかえるようにする。 たとえばイネ科の作物に、他の科がもつイネ科対象の除草剤への耐性を導入すると イネ科の用の除草剤を使える。 ★殺虫成分(元々別の植物が持つ害虫を忌避する成分)を持たせると、農薬(殺虫剤が不要になる。 ・・・アイデアとしては、他にもいろいろあると思いますが、いま思い出すのはこのくらい・・・ 特にアフリカなどの後進国では、旱魃に強い作物、高価な農薬を必要としない植物は人類の食糧難を克服する究極の方法として期待されています。日本も遺伝子組換稲の開発で大きな貢献をしています。 遺伝子組み換え作物を食べると、殺虫成分が作られるのか????。これは、牛肉を食べると角が生えるのか???と同じレベルですが、現実にはこれを唱えている人もいる。中学校で何を勉強したの?と言いたいです。 遺伝子の本体はDNAと呼ばれる、A(アデニン)、G(グアニン),C(シトシン),T(チミン)の4種類のアミノ酸による分子量の極めて大きな「たんぱく質」です。 たんぱく質は小腸で分解されてアミノ酸やアミノ酸が小数連結したものになり、吸収されます。この時点で遺伝子としての性質は消滅する。 魚を食べても鱗ができたりしないし泳ぎがうまくならない、牛を食べても角が生えない、・・・遺伝子組換作物を食べても危険でないのはそういうわけ。 では何が危険なのか ★イネ科同士は交雑できるので、雑草と交雑して除草剤耐性をもつ雑草を作ってしまう。水平伝播 ★殺虫成分により、昆虫を殺して自然界のバランスを壊すのではないか? ☆作物の品種が特定の企業(特にアメリカ)に独占され、自国の種苗産業が壊滅するのではないか ☆常に外国(特にアメリカ)の種苗会社に依存し、国家安全上危険。 ★の危険性については、影響がほぼないことが確認されていますが、☆の危険性はあります。そのため、特にヨーロッパの反遺伝子組換作物に対する反対は、これに基づくものです。 そんな難しい話は庶民には受けないので、まったく別の「牛肉を食べると角が生える」という感情的なものに訴えて不安を煽る手法が、自称自然主義--後ろには必ず種苗産業や農業団体--によって行われている。 これが実情です。ロングライフ牛乳や放射線照射ジャガイモと根源は同じです。安い牛乳やジャガイモに国内に農業が壊滅したら困るでしょ。消費者に安全で安価な食品をというレベルの問題ではありません。 アルカリイオン水なんてうそ、ヒアルロン酸なんて口から摂取しても効果ない。コラーゲンを口から摂取しても効果ないといくら言われも、聞く耳もたないのと同じ。。。 ですが、理性よりも感情が強いのがこの世界・・・・小中学校の理科の授業を聞いてない、身についてない・・たったそれだけのことです。
お礼
ありがとうございます。 私は「牛を食べても角が生えない。」レベルに惑わされちゃったんですか、、、危なかった。 色々なからくりがあるんですね。 ちなみにNo.4様は、日頃遺伝子組み換えを食べていますか?
- cipher_roy
- ベストアンサー率46% (411/893)
古来からのいわゆる品種改良でも遺伝子が組み換わっているものなど いくらでもあります。それで人体に悪影響がでているならとっくの昔に 生物は死に絶えていますが、そんなことは全く起こっていません。 『害虫を寄せ付けない性質』が殺虫剤構造で・・・という点もきちんと 勉強していないボロが丸見えです。遺伝子組換え製品はそんな危険な 機構で害毒を避けているのではありません。『危険性を訴えるために きちんと勉強し・・・』というなら、いい加減な嘘ではいけませんね。 体内で消化される機構へ入るものは例えばタンパク質ならα-アミノ酸、 炭水化物ならブドウ糖などの単糖、脂肪も体温で液体状態でいられ、 かつ腸の壁の消化・吸収孔を通れる大きさになったものまで分解 されます。この次元になったとき、遺伝情報を持つような複雑な 構造でいられるものなどありません。 自分が理解するのが面倒だと思えば勉強する努力には手を抜き、 相手が悪い、害でなければいけないかのような安直なことは やめるべきです。
お礼
ありがとうございます。 私にはその方のそういう考えは見抜けなかったですね。 遺伝子組み換えは品種改良と違って、別の種とも組み換えますけど、それでも、組み換えを食べたら人体内で殺虫成分などを作り続けるという事はないという事ですね。
- ひろ(@herosh)
- ベストアンサー率33% (38/114)
専門家ではないです。遺伝子に関する「生物と無生物のあいだ」という本に参考になることが書かれていました。 生物は食物として他の食物を食べたときに遺伝子情報は消化しない、ということです。タンパク質に限って言えばものすごい早さで再構築を繰り返しており、20日も経つとすっかり別人になっているそうです。 遺伝子組み換えについての影響はまだきちんと解明されておらず、悪影響が出ているという証明もされていません。ですので過剰に怖がる必要はないと思います。 ひと頃の電磁波もあまり騒がなくなりましたよね?
お礼
ありがとうございます。避けてはきたけど食べたら最後、そんな成分を体内で作り続けるのは恐いと思ったんですよね。 科学的に本当なのかわらなくて。 消化しないからサイトが言う遺伝子転移もない、という事ですよ、、ね?
- trajaa
- ベストアンサー率22% (2662/11921)
で、質問の趣旨は? そのサイトの評価? 人に聞いた話の真偽? あなたの方針に関する評価?
お礼
ありがとうございます。 査読、、そうですね。我々の年代以後は気をつけなければなりませんね。 また、世の中のからくりがわかるべきですね。