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Thomas Nagel.The View from Nowhere,Oxford UP

Thomas Nagel.The View from Nowhere,Oxford UPの内容を知っている人はどんなものかさわりの部分だけでいいのでおしえてください。ちなみに、これを日本語訳するのはどのくらい大変ですか。(一般的に考えて)

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  • dripdrop
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回答No.1

斜め読みしたことがあります。 内容は、 1.序論、2.心、3.心と身体、4.客観的自己、 5.知識、6.思考と実在、7.自由、8.価値、9.倫理、10.正しく生きることと善く生きること、11.誕生と死そして人生の意味 というふうに分かれていて、哲学者が取り上げるような問題を大体カバーしています。 しかし、過去の哲学者の思想を紹介するという本ではなく、著者自身の考えを述べた本です。 「人間が、主観的な視点から出発して、どのようにして客観的な視点から世界を見るようになって行くか」という問題を立てて、「人間にとって、主観性を克服することは大切だけれど、客観性にも限界がある」というような方向で議論を進めている本だと思います。 哲学の本にしては、英語は平易です。しかし、英語の哲学用語がたくさん出てくる(たとえば、skepticism(懐疑論)、realism(実在論)、autonomy(自律)など)ので、訳すのが大変かどうかは、哲学の用語を知っているかどうかにもよります。

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