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恒等式の性質について

P(x)がxの多項式であり、P(x)=0がxの恒等式である場合、P(x)の各項の係数は0になります。そこで疑問があるのですが、P(x)は一般的なx、x^2、x^3のような項からなる多項式ではなく、sinやsign関数が混ざった場合や、他変数関数の場合でもこれは成立するのでしょうか? 例えばa*x/cosx+b*x^2sinx=0の場合、a=b=0は成り立つのか、ということです。この例の場合は成り立ちますが、(xの範囲指定が必要ですが、それは無視していただいても構いません)、一般的な証明が知りたいです。 ネットで調べたところ、あまりそのようなものが無かったので、ここで質問させていただきました。 ご教授よろしくお願いします。

みんなの回答

  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.5

a*f(x)+b*g(x)=0 なら a=b=0 が成り立つとき、f(x)とg(x)は一次独立といいます。 「関数論」と言われる分野のの本を読めば、もっと一般的な話がたくさん載っています。 とりあえず、端的に質問の条件に答えると。 f(x1)*g(x2) ≠ f(x2)g(x1) が成り立つような、相異なるx1とx2が(ただ一組でも)存在すれば a*f(x)+b*g(x)=0 なら a=b=0 が成り立ちます。 証明は、a,bに関する連立一次方程式 a*f(x1)+b*g(x1)=0 a*f(x2)+b*g(x2)=0 は、行列式がゼロでなければ a=b=0 以外の解を持たない、という線形代数の基本的な定理を使えばよいです。

taka1250
質問者

お礼

分かりました!ありがとうございます!f,gが独立であればいいんですね.

回答No.4

回答3の訂正。回答2を訂正したとき、訂正のし忘れがありました!以下のように訂正してください。 回答2の訂正です。とくに、背理法は必要ありません。つぎのように訂正します。 命題「x= Π/2 + nΠ、n=0,1,2,...を除くすべてのxについて ax/cosx + bx^2sinx = 0 が成り立つとする。このとき、a=b=0である」 を証明する。いま、x=Πとおこう。すると、 上の式の左辺はcosΠ=-1,sinΠ=0より -aΠ = 0 よって、a=0でなければならない。 つぎに、a=0が示されたので、a=0とおいた上の式の左辺で、x=Π/2とおくと、sinΠ/2=1より b(Π^2/4)=0 となる。よって、b=0となる。したがって、上の式がx=Π/2+nΠを除くすべてのxについて成り立つなら、a = b = 0でなければならない。

taka1250
質問者

お礼

回答ありがとうございます!参考にさせて頂きます. 関数が多くなると背理法の方が楽かもしれませんね!

回答No.3

回答2の訂正です。とくに、背理法は必要ありません。つぎのように訂正します。 命題「x= Π/2 + nΠ、n=0,1,2,...を除くすべてのxについて ax/cosx + bx^2sinx = 0 が成り立つとする。このとき、a=b=0である」 を証明する。いま、a≠0としよう。すると、x=Πとおくと 上の式の左辺はcosΠ=-1,sinΠ=0より -aΠ = 0 よって、a=0でなければならない。 つぎに、a=0が示されたので、a=0とおいた上の式の左辺で、x=Π/2とおくと、sinΠ/2=1より b(Π^2)=0 となる。よって、b=0となる。したがって、上の式がx=Π/2+nΠを除くすべてのxについて成り立つなら、a = b = 0でなければならない。   

回答No.2

命題「x= Π/2 + nΠ、n=0,1,2,...を除くすべてのxについて ax/cosx + bx^2sinx = 0 が成り立つとする。このとき、a=b=0である」 を証明する。背理法を用いる。いま、a≠0としよう。すると、x=Πとおくと 上の式の左辺はcosΠ=-1,sinΠ=0より -aΠ = 0 よって、a=0、矛盾(なぜ?)。よって、a=0でなければならない。 つぎに、a=0かつb≠0としよう。すると、上の式の左辺は、x=Π/2とおくと、sinΠ/2=1より b(Π^2)=0 よって、b=0となり、矛盾。したがって、上の式がx=Π/2+nΠを除くすべてのxについて成り立つなら、a = b = 0である。   

回答No.1

a*x/cosx は  x = nπ+π/2(nは整数) で未定義だからアウト。

taka1250
質問者

お礼

回答ありがとうございます! と言われると思ったので,一応質問に (xの範囲指定が必要ですが、それは無視していただいても構いません)、 と書いておきました.

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