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昭和22年~23年の貨幣価値
作家の太宰治が支払えないで悩んだといわれる昭和22年分の所得税は、「所得額21万円、税額11万7千余円」とのことですが、この金額は現在に換算すると、どのくらいの金額ですか。
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なにを指標にして貨幣価値を決めるかは問題 ですが、日本銀行の「東京小売物価指数」を 選んで見ます。 東京小売物価指数 1946年(昭和21年) 18.9 1947 51 1948 156 1949 243 物価上昇の激しい時代を過ぎ 1992年以降安定しほぼ1800 です。 (昨今は又上昇?) 昭和21年基準で 大雑把に 100倍 昭和22年 〃 〃 40倍 細かい数字を出しても無意味です。 所得額2100万円、税額1170万円 〃 840万円 〃 470万円 昭和22年度分といっても実際は前年度分も 含まれる作家家業ですから、この中間位と 考がえられます。 上なら税を拂ってもやれますが、下だと 苦しいです。
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- f272
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そのころは激しいインフレの時代です。1年のうちに物価は数倍になっているのですから,換算は難しいですが,だいたいその当時の金額を100倍してやると感覚がつかめると思います。(実際には100倍から200倍の間くらい?)
お礼
私もそのくらいの感覚でいますが、もう少しはっきりした根拠が欲しいと思っています。
- komaba-hongo
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「昭和二十年代・大卒・初任給」で検索すると、有益な情報が得られます。
- SPS700
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下記では「昭和21年に、我が家の一戸建ては、三千五百円で、できました。」という言葉があります。 http://matome.naver.jp/odai/2138690798463379701 ただこの時期の貨幣価値は急速に変化していますので、1年の差でも大きく違いますから、簡単な換算は難しいと思います。
こんにちは。 昭和のそのころの消費者物価が100~130円くらいだとしたら、これを現在の金額にすると800円~1200円程度になります。 昭和22年ごろには、円の他に50銭(0.5円)なんていう硬貨も発行されて一般的に使われていました。
お礼
よくわかりました。ありがとうございました。 当時の太宰は流行作家ですから2100万円の所得というのは肯けます。 税率が50%超ですのでやはり高額所得者・・。 納付は翌23年ですから、急激なインフレの進行で実際の負担は楽になっていますね。