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地頭(鎌倉時代)

 鎌倉時代の「地頭」について、次のことを教えて下さい。 (1) 「武士(御家人)を養うための、年貢米の中間搾取的な制度」と理解して良いでしょうか? (2) 地頭は、名前のとおり、頭として、武士を養っていたと思うのですが???、地頭を中心として、武士やその家族の集団があったとすれば、一人の地頭は、何人くらいの武士を養っていたのでしょうか?(平均的なもので構いません。)また、その集団は1つの集落を形成していたのですか? (3) 「下地中分」というのは、地頭の「丸儲け」と理解して良いのですか?

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noname#224207
noname#224207
回答No.1

真におそれいりますがご質問の内容の詳細がよくわかりません。 地頭、御家人、武士の各々についてどのようにお考えでしょうか。 国司、受領、との関係をどのようにお考えでしょうか。 鎌倉時代と戦国時代以降とでは、用語は同じでも制度も性格も全くことなりますので御注意願います。 鎌倉時代というのはあくまでも平安時代の延長で、時代区分も古代末期あるいは中世初期とされる時代です。 身分制度も社会制度も律令制を基礎としていました。 武士そのものも種種雑多でした。 身分的にも諸大夫身分の軍事貴族と、侍身分の一般武士の二つの階層から構成されていました。 腕力だけで武士として成り上がってくる人間が輩出されるようになったのは室町時代以降です。 足軽などという集団戦法の要員が生まれてくるのは室町時代以降です。 侍というのは、有力貴族や諸大夫に仕える通常は位階六位どまりの下級技能官人層(侍品:さむらいほん)と位置付けられていました。 貴族に連なる国家レベルの支配階層の底辺を成す、実務者階級を指します。 つまり朝廷に仕える官人でありつつ、同時により上位の貴族・官人層に伺候して朝廷の実務を担っていました。 鎌倉時代の初期というのは、古代の律令制が機能不全を起こしていて、制度が崩壊に向かう時代でした。 当時の荘園制度の実態は史料が少ないためその全貌が正確には分かっていません。 簡単に言いますと、土地の所有権と言いますか支配権、すなわち徴税権を誰が保証していて、具体的に誰が誰に対して徴収していたのか極めて曖昧です。 逆に言いますと、一つの土地についてこれ等の権利が輻輳重複していたものと考えられています。 頼朝が任命したとされる地頭も実は制度的習慣としてはそれ以前からありました。 頼朝の最大の弱点は、股肱の家臣を全くと言っていいほど所有していなかったことです。 曲がりなりにも家臣団を構成維持するために利用したのが地頭という制度です。 武家政権が実質的にも制度的にも確立した江戸時代とは全くことなりますのでご注意願います。 「武士(御家人)を養うための、年貢米の中間搾取的な制度」とありますが 誰が武士(御家人)を養う、とお考えでしょうか? 当時使われていた「所領安堵」「御恩と奉公」という言葉をどのようにお考えでしょうか。 「中間搾取的」とされておられますが、誰と誰の中間とお考えになられておられますでしょうか 「地頭は、名前のとおり、頭として、武士を養っていたと思うのですが???」とありますが 地頭が養う武士とはどのような人を想定されておられますでしょうか。 のちの時代の大名と混同されておられませんでしょうか。 「「下地中分」というのは、地頭の「丸儲け」と理解して良いのですか?」とされておられますが地頭の「丸儲け」とはどのような事態をお考えでしょうか。 下地中分とは誰と誰が中分したとお考えでしょうか。 「丸儲け」と「中間搾取」と使い分けられておられますが、地頭の取り分をどのようにおかんがえでしょうか。 参考 地頭 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/地頭 一円知行 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/一円知行 受領 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/受領 荘園 (日本) - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/荘園_(日本) 諸大夫 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/諸大夫 侍 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/侍

noname#205122
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 鎌倉時代は、質問ほど単純でない、質問が意味をなしていないということですね。WIKIを何度か読み返してみましたが、なかなか分からず、地頭について何かイメージが掴めればと思って質問したのですが。 ichikawaseiji さんの逆質問を整理し、理解するだけで2~3年はかかりそうですが、北海道の長い冬期間の楽しみにしょうという程度の浅い考えで、「日本史」や「鎌倉時代」に、そこまで打ち込む気もありませんので、小説かなにかを読む程度にとどめておきます。m(_ _)m

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