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税、説、悦などの漢字
税、説、悦などの漢字に使われている「兄」の上にある「逆ハ」は 何を意味しているのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
言葉には興味があるので、漢和辞典をひいてみましたよ。 それらの漢字の「つくり」の部分は、旧字体では「兌」だそうです。「兌換(だかん)」の前のほうの字ですね。 兄の上は「逆ハ」ではなく、本来は「八」だというわけです。 で、「八」は「分散する」という意味。「兄」は「祈る」意味。祈ることで、むすぼれた気持ちが分散し、よろこぶの意味になる由です。 税、説、鋭、脱など、兌を音符として含む漢字は、「抜け落ちる」という意味を共有している・・・ そうです。 (以上、新漢語林) ※ むすぼれる : 結ばれて溶けにくくなる。気がふさいで晴ればれしない。
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- myuki1232
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回答No.1
「兌」は「八」と「兄」の会意文字です。「八」はわかれるという意味です。「兄」は人です。 ちなみに「逆ハ」のように書くのは略記です。(常用漢字ではこう書く)
質問者
お礼
「八」は「兄」の頭の飾り物(兜の角など)なのだろうか?と想像していました。 「兄」は人の代名詞的な役割なんですね。 会意文字というのは知りませんでした。 どうもありがとうございました。
お礼
漢字の語源や由来にも少し興味があって質問しました。 「兌」という漢字の存在と意味も知りませんでした。 また、「兌換(だかん)」という漢字も初めて知りました。 脳みその皺が一つ増えたようです…。 どうもありがとうございました。