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事業概況説明書の労務費
この欄に、法廷福利費等を除くとありますが、法廷福利費等とは何を意味しているのでしょうか? 会社の社会保険の折半分の法定福利費の事なでしょうか? 給与100 預かり金10 法定福利費10 現金 法人概況説明書の労務費=10
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労務費とは製造原価のうちの人件費です。リンクページでは「工場の」となっていますが、建築現場などの場合もあります。商社などで工業原価計算を採用しない業種なら関係ありません。 http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/special/18.html 上記リンクに記載のとおり、製造にかかる直接人件費、間接人件費の合計になります。人件費に含まれる計上科目としては賃金(原価の人件費は賃金であり給料とは言わない)、法定福利費、福利厚生費(法定外福利費)、諸手当、賞与、退職金などです。勘定科目を階層管理していれば、中科目や小科目が「労務費」となっているものです。したがって、「労務費(法定福利費を除く)」となっていたなら、これらの合計額から法定福利費を除いた金額です。 質問の設定では、この「給与」が原価人件費の全部なら、「法人概況説明書の労務費=100」)です。この中に役員に対するものが含まれていなら原価ではなく管理費ですから除きます。営業社員の分は原価ではなく販売費ですから除きます。工場以外の事務員の分も一般管理費ですから覗きます。あくまで労務費は原価として計上するものに限られます。もともと法定福利費は含まれていないので考慮する必要はありません。 「10」はここから除くべき法定福利費ですからあり得ません。文章題の読解力に問題がありそうですね。