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諸葛孔明の水師の表「先帝の創業、未だ半ばならざるに

諸葛孔明の水師の表「先帝の創業、未だ半ばならざるに中道に崩殂したまへり。今、天下三分し、益州疲弊せり。これ誠に危急存亡の秋なり」の意味を教えてください。

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回答No.1

「先帝の創業、未だ半ばならざるに中道に崩殂したまへり。今、天下三分し、益州疲弊せり。これ誠に危急存亡の秋なり」 先の皇帝劉備玄徳が国を興して、天下統一しようとしたが、未だにその途上で その半分にも満たないのに先の皇帝は亡くなってしまった。 今、中華を三等分して魏呉蜀の三国で収めているが、 益州(孔明の属する蜀の国の本拠地)は疲弊している。 これは誠にこの国が亡びるかどうかの瀬戸際で、 緊急の決断を求められている時である。 ここでの「秋」は、穀物を収穫する一年で最も重要な時期であることから、重大な時機を表す。 ちなみに水師の表ではなく、出師の表。 師は師団の師で軍隊のこと。 「出師」とは文字通り「師(=軍隊)を出す」ことであり、 「表」とは公開される上奏文を指す。

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