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超然主義について
超然主義の成立と、それがどう変わっていったかについて詳しく知りたいです!お願いします!
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- ithi
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回答No.1
moco0105さん、こんばんわ。 超然主義というのは外の同棲などを気にせず、超然と独自の方針を貫く主義のことらしいです。日本では帝国議会設立後、大正初期までの藩閥、官僚からなる内閣が内閣がとった立場だそうです。すなわち内閣は議会や政党の意思に制約されずに行動すべきであるという考え方だそうです。 しかし本当の意味はどの政党に対しても親疎の分け隔てなく、公平に扱い、党派争いには加わらないという意味もあるようです。 超然主義の起こりは鹿鳴館で黒田清隆が行った超然演説が始まりとされています。これに伊藤博文は同調しますが、ほかの憲法起草チームのメンバーだった金子堅太郎、伊東巳代治、井上毅などは反対します。 最初は賛成だった伊藤も議会での特に衆議院での支持がない限り、予算が通過しない場合、新しい事業に予算が回せないことがわかり、富国強兵を行うなど近代国家の成立を考慮し、自ら新党結成をし、立憲政友会を作り、政府の内側から、超然主義を否定するようになったのです。 その後も貴族院を中心に山県閥といわれた清浦圭吾や平田東助らが政党政治を排除しようとしましたが、さしもの清浦内閣も第2次大正デモクラシーによって倒閣してしまいました。 詳細は下記のURLを参照ください。 超然主義 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%84%B6%E4%B8%BB%E7%BE%A9