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不良債権と景気の相互依存関係
不良債権と景気とが相互依存関係にあるといえるそうなのですが、「それでも不良債権が拡大しているのは、構造的に日本経済が低迷していることを反映しており、短期的な現象である景気の低迷と区別することも有益である。」と述べられていて、この「」の中の意味がよくわかりません。(特に短期的な~の部分)わかりやすく説明してくださるかたよろしくお願いします。
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- natsuki_tk
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相互依存関係については、 不良債権拡大→景気悪化 景気悪化→不良債権拡大 どちらが原因かわからない、 つまり相互に依存しているということですよね・・。 今回の文章の論点は、 不良債権拡大のメカニズムは構造的な要因による という点です。 つまり、 景気との関連で不良債権拡大を捉えるのではなく、 構造的な要因が絡んでいるかもしれないことに 注目する必要があるとの主張でしょう。 景気の低迷が短期的であるかどうかは、 特に重要ではないと思われます。 最近、「構造改革」というフレーズがしきりに登場していますが、 そういった方面との絡みですね。
- nkmrkk
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文章の前後を読まなきゃわからない部分もあるでしょうが…。 不良債権の処理は銀行の体力が伴わないとできない事ですから、 株式・地価の上昇を伴った長期的な現象である景気の回復と(または、株式・地価の上昇を伴っていない長期的な現象である景気の低迷と) そうでない短期的な現象である景気の低迷を 区別するってことでしょうか?
- MeikyoSh
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推測ですが以下のような意味ではないでしょうか。 景気は本来は市場原理により良くなったり悪くなったりします。需要と供給の関係を考えると、景気が良い場合は消費者の購買意欲が高まり需要が増えモノが売れ物価も上がります。しかし、そのうちにモノがあふれてくるため需要が低くなりますが供給側はすぐに対応できないためモノが売れ残り物価が下がります。つまり景気の悪化です。物価が下がると購買意欲が高まり再び景気が良くなります。このような景気の変動は本来の正常な姿です。 これに対して不良債権が拡大するというのは経済的に異常な姿であり、本来の景気の変動とは区別すべきである、といった主張ではないでしょうか。
お礼
なるほど~ 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
そうですね、抜粋ですいません・・ じゃあ補足します。 「不良債権と景気が相互依存」つまりは、(私の読んでる本には)景気が悪くなれば不良債権は増加するし、逆のルートも考えられるということなのです。ここで、具体的に、その逆のルートのメカニズムとは・・、 一つに不良債権によって銀行収益が圧迫され、金融仲介機能が低下する点、 二つ目は収益の低い分野に労働者や資本などの供給資源がいつまでも停滞することといっています。 はじめの、「景気が悪くなれば不良債権は増加するし、逆のルートも考えられる」ということから、どちらが原因でどちらが結果でということは明確ではないということなのですが、このことから、私の質問の『相互依存関係』というのもが出てきたんです。 これでどうでしょうか??