紙幣を増刷について？

質問

近年、景気低迷で世間はお金がない、お金がないと言っていますが、もし、日銀で紙幣を増刷すれば経済は安定するでしょうか？
そして物価はどのような現象に陥りますか？単純な質問で情けないですが、教えてください。

回答No.4

noname#94392

簡単に算数的に言えば、１０％余計に発行すれば、１００円の品物は１１０円になり、２倍になるよう発行すれば２００円になります。
　いままで１００円で買えた品物を買うのにそれぞれ１１０円、２００円出す必要があり、収入が増えない年金収入者などには困ってしまいます。
　しかし、渡辺吉美さんのいうように１００年に１度の不景気なので、期間限定で償還する条件で発行するのはありのようです。円が基軸通貨になる貿易圏が発生すればもう少し発行しても、物価に影響は出ないと思います。
　金本位制であれば、金の裏づけさえあれば、紙幣を増刷しても物価に影響を及ぼさないでしょう。しかし、金本位制は金融政策の弾力性が少ないのでできず、日本だけがするとすぐに世界に金を換金されるので、やるのであれば世界全体で採用する必要があり、まず歴史を逆戻りさせることは不可能でしょう。また大量の金を秘密裏に買うのもむりです。（日本の国有地に良質の大金鉱山があって、国に直接納入されるのであれば可能かもしれません）

お礼

いろいろとありがとございました。仮想現実を考えてまた、勉強したいと思います。
お忙しいところ感謝いたします。

回答No.3

masuling21

意図的にインフレを作るので、物価は上がります。伝統的には今迄の回答でいいとは思いますが、何しろ、景気は氷点下にあるので、お金をばらまくヘリコプターマネーというやりかたも必要です。ばらまいたお金をみんなが使わないと景気良くならないです。
アメリカの景気対策はお金をばらまいて何とかしようというものです。
インフレ退治よりデフレ脱却のほうが困難ですから、ある程度はお金を刷り増したほうが良いと思います。別にいくら刷っても規制はありません。金本位制ではありませんから。

お礼

ありがとうございます。ただ景気が悪いと言っているだけでもっと、構造的なものを勉強しないといけないと思います。忙しいところ誠にありがとうござました、また。よろしくお願いたします。

回答No.2

Splatter

結論から言うと、紙幣を増刷すると景気は悪くなります。

われわれが普段使っている通貨というものには、価値があります。
たとえばパン１個を100円で買えるとすれば、それは100円が
パン１個と同じ価値ですよ、という意味になります。

海外の通貨にも同様に価値があり、換金することが可能です。
ちょうど今だとアメリカの１ドルが91円ぐらいですね。

ここで、日本が紙幣を増刷してお金を２倍にしたとします。
するとドルとの比率はそれに合わせて１ドルが182円になります。
こうなることを『円の価値が下がる』と言います。
物価も上がります。この例だとパン１個が200円になりますね。

急激に円の価値が増減したり、物価が高騰してしまうと
原材料や石油を輸入して加工品を輸出する日本のような国は
輸出入で大きなをしたり、国民が不安な気持ちで一杯になるので
今より無駄な出費を抑えるようになって市場の回転が悪くなったり、
暴落する円を多くの投資家が手放してしまったりします。

今はアメリカが不景気で、今後の金融政策も大丈夫か不安だし、
ゼネラルモーターズも倒産しかねないので、先行きが心配ですね。
なのでアメリカの投資家はドルを売って円を買おう！という
動きに出ている人も少なくありません。
日本が不況になるとこれと逆の現象が起こってしまうため、
さらに円安が加速することに繋がってしまいます。

物価が倍になるだけでも、単純に今まで貯めた貯金の価値が
半分になってしまうと考えると大変な損をしてしまいます。

インフレーションに歯止めが効かなくなって、パン１個が
１００万円を越えてしまったりすると大変ですね。
車を買おうと４００万円貯金していてもパン４個しか買えません。

こうして経済は崩壊していってしまうわけですね。

お礼

そんなんな単純な次元ではないですね、大きな流れの中で相対的な動きを見ないと、忙しいところ誠にすみません。
単純に思うのですが、なかなか、理解できない、、、ところです。
もっと経済の勉強を考えて生きたいと思います。
誠に手際の良い回答感謝致します。

回答No.1

gadovoa

お金の年間供給量（マネーサプライ）は決まっています。
マネーサプライを無視してじゃんじゃん発行したらお金の価値が下がります。
今日タバコが1箱＝200円　
明日は1箱＝400円
明後日は１箱＝800円となって行きます。
お金の価値（信用）が落ちるからです。
メリットもデメリットもあります。
が世界経済から見たらデメリットしかありません。

今話題になっている政府紙幣も「愚策」と言われています。
それはかつて「軍事国債」と言うものを政府が発行しました。
一枚＝100円（その当時は1万円の価値）で戦争が勝てば200円にして返すから買えと言うのです。（例えです）しかし結果は戦争に負け、インフレを起こし一枚を200円で返してはくれました。しかし200円と言ってもその当時の200円には既に2万円の価値はなく、現在の200円の価値まで落とし政府はお金を返しました。やってることは巨額詐欺と同じです。困ったらお金をバンバン発行してインフレにしてデノミ（通貨単位の切り上げ）をしておしまいです。株券の電子化にしてもそうですが政府は国民の資産を回収したがっているのです。

参考URL：

http://www.fxprime.com/excite/bn_ykk/ykk_bn12.html

お礼

参考URで頂きまして誠にありがとうございました。
しっかりと仮想現実を考えて勉強したいと思います。
忙しいところすみません。