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複素関数の質問
f(z)がDで正則であるとする。Dにおいて|f(z)|が定数であるとき、|f(z)|~は正則ですか? |f(z)|~は|f(z)|の複素共役を表す。
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|f(z)|が定数(非負実数)ならば、実数の共役は自分自身ですから、|f(z)|の共役複素数もまたcです。 ------------------------ |f(z)|=c(定数)のとき、f(z)は定数値関数であることを示してみます。 c=0ならば、f=0である。 c≠0とすると、u^2+v^2=c^2より、 u・(∂u/∂x)+v・(∂v/∂x)=0, u・(∂u/∂y)+v・(∂v/∂y)=0 が得られ、この連立方程式が自明でない解(u、v)をもつから、 (∂u/∂x)(∂v/∂y)-(∂u/∂y)(∂v/∂x)=0、ゆえにCauchy-Riemannの関係式によって、(∂u/∂x)^2+(∂v/∂x)^2=0、すなわち、f’=0.したがって、fはDで定数値関数です。
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