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集団的自衛権について議論が行われている理由とは?
- 集団的自衛権の行使容認についての議論がなされているのは、旧日米安保の第1条が片務的であったことや、日本の外務省の答弁による集団的自衛権の非行使の表明が影響しているためです。
- 現日米安保の第5条の改訂により、日本は日米協同で対処するとされています。しかし、アメリカ軍の反撃にはアメリカ議会の承認が必要であり、集団的自衛権の行使は限定的です。
- 日本は集団的自衛権の行使を認めていないため、日本は「駐留」と「守ってもらう」の双務的な条約となっています。しかし、逆に日本が攻撃された場合は自衛隊もアメリカ軍を守ることができると解釈されています。
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憲法の解釈による実質的改憲によって、集団的自衛権の行使を認めようとする政治的スタンスに立つ有権者が大勢を占めているのか疑問ですが、「国家観」としての「自衛論」から議論すれば、現代の国際法上の原則ではどの国家も他国からの侵略を許さない自衛権を平等に有している事は自明の理です。それと相まって国際社会の政治構造の変化が、日本に集団的自衛権の行使容認を迫っていると捉えることができるのではないでしょうか。問題なのは、日米安全保障条約下での日米間の集団的自衛権と国際平和協力を目指す国連の集団安全保障制度とをごちゃまぜにして議論する論調です。本来、実質的によって立つ土俵が異なるものを、一つの土俵で議論しまとめあげようとすることは、大きな間違いです。そんな方がいたとしたら、勉強不足も甚だしいと言わざるを得ません。防衛と外交の政治問題は票に結びつきにくいからといって、安易な態度で政権に任せてしまうと後世に悔いを残すことになりかねません。 制度論、法律論からは貴方のような考え方に同意できますが、たとえ自衛のための戦いといえども実際に戦闘に参加して傷ついたり、命を落としたり、恐怖や不安を抱え込んで精神障害になって苦しむのは、若い自衛官たちなのです。私ぐらいの年代の家族にいる子供たちと孫たちが今後決定されるであろう自衛権の行使制度下で生きていかざるを得なくなるのです。今の政治家たちも、マスコミ人達も、専門家たちも平和で安穏に暮らせるでしょうが、数少ない若者たちの中から自衛隊に入った者には、それが許されなくなるでしょう。公務員として職務に従うでしょう。それも単に傍観者の立場で「当然」と言い切るのには心が痛むのです。
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- xx x(@hateha2_goo)
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世界政府 世界政府を実現させるのは、新しい世界通貨と、単一言語の創設です。クレルモン・フェランでは、オーベルニュ方言はもはや使われてはいませんが、やがては、パリではフランス語も、ロンドンでは英語も、フランクフルトではドイツ語も、もはや話されなくなるでしょう。科学者や言語学者たちは、あらゆる言語を参考にして、世界中の学校で第二言語として義務的に教えられるような、新しい単一言語を編み出すために一体となって働く必要があります。 通貨についても同じことが言えます。世界の通貨は、フランでもドルでも円でもなく、新しく考案された単一通貨となります。そうすれば、一国民が、なぜ自国の通貨の代わりに他国の通貨が選ばれたのかと、自問するような問題も起こらずに、世界中の要求に応えることができるでしょう。 最後に、このような統一のための突破口は、若者たちに攻撃性を助長させる事柄しか教えない兵役を廃止し、職業軍人を公安維持の職務に就かせることです。これは、世界中の国で同時に行われる必要があります。それが、安全のための必要不可欠な担保となるのです。 ~ ~ 仏教 私の案内人は、ちょっと間をおいてから、続けました。 (これこそが、仏教で説明していることなのです。仏教では、人が死ぬ時に、その死者の霊魂は数々の悪魔たちから逃れるように、十分用心しなければならず、そうでないと、霊魂は再び肉体を与えられて、輪廻のサイクルに逆戻りしてしまいます。他方では、上手くその悪魔から逃れることができれば、このサイクルから開放されて、覚醒による喜悦の境地に入ることができると云います。 実は、これは個人にではなく、全体としての人類にとてもよく当てはまる記述なのです。人類は何かの選択を迫られるたびに、自分たちを輪廻のサイクルに逆戻りさせる悪魔たちに抵抗しなければなりません。ここでいう「悪魔たち」とは、人間同士の攻撃心や、周りの自然環境を破壊する心です。また、「覚醒による喜悦の境地」というのは、科学が人々に奉仕する文明の黄金期のことで、科学的な方法で目の不自由な人にも物が見え、耳の不自由な人にも音が聞こえるという、地球上の楽園を意味します。 悪魔たちのことをよく用心していないと、輪廻のサイクルに逆戻りし、原始の状態から再び出発して、苦しみに満ちた敵意のある世界において、より発達した社会に向けてゆっくりと発展していかなければならないのです。 輪廻を表すスワスティカ(まんじ・鉤十字)が、古代の多くの文献中に見られるのと同じように、私たちの紋章に描かれているのはこのためです。問題は、科学の平和利用がもたらす楽園を取るか、それとも、人間が自然を支配して利益を得るのではなく、自然に服従する原始時代への逆戻りという地獄を取るか、の選択です。 これは、自分たちの惑星から脱出できるようになる人類が、いわば、宇宙的レベルで決断する場合の当然の選択なのです。自分たちの攻撃性を完全に抑えることのできる者だけが、この段階に達することができるのです。そうでない人々は、自分たちの科学技術が発達して、人類を破壊し尽くすだけの十分な武器が発明できれば、直ちに自己破壊への道を辿ることになるでしょう。 ですから、私たちは、向こうから接触して来る人たちに対しては、全く何の恐れも抱いてはいません。これまでの何千というコンタクトによって、自分たちの惑星系から脱出できるほどの人々は、例外なく平和を好むという宇宙の絶対法則が実証されてきました。 自分たちの太陽系から脱出できるということは、とりもなおさず、その人々が、太陽系脱出旅行にも、また取り返しのつかない破壊をもたらす攻撃兵器の生産にも利用できる、決定的なエネルギー源を発見し、しかも、自らの攻撃性を制御できないことに起因する「進歩から破壊へのサイクル」からは、すでに脱却してしまったことを意味しているからです。 この地球上では、あなたが住んでいる地方のフランスが、ヨーロッパをひとつにまとめようとしていますが、これはすでに正しい方向へ向かっていると言えます。フランスは軍隊を持たない最初の国となるべきで、それにより全世界に模範を示すことができます。そうなれば、フランスの職業軍人たちは、平和を維持するヨーロッパ軍隊の基礎を築くことになるでしょうし、それが引いては、平和を維持する世界的な軍隊へと発展していくことでしょう。軍隊は、戦争の守護者であることを止めて平和の守護者となり、その名は、今よりはずっと尊敬の値するものとなるでしょう。 ひとつの重要な国が、他の諸国がそれに続くような道を示すことが必要なのです。フランスが徴兵制度を撤廃し、フランスの職業軍人たちが、フランスが推進しようとしているひとつのヨーロッパのために働くからといって、周りの国々がフランスに攻め込むことにはなりません。 それどころか、周りの国々はすぐにフランスの真似をして、あとからついて来ることになるでしょう。ヨーロッパの軍隊がいったん出来上がってしまえば、単一のヨーロッパ通貨を作り、それによって、ヨーロッパ経済をひとつにまとめることができます。 この過程は全世界に広がり、さらに最初のメッセージで私たちが述べたように、単一の言語が作られ、地球上のすべての学校で、必修科目になるでしょう。この道を示さなければならない国があるとすれば、それは、フランスをおいて他にありません。 自分たちの破壊の原因となる兵器を蓄積する時、いつも「抑止力」という、もっともらしいことが言われますが、各国が誰か(誰なのかが実際上、決して分らない誰か)の攻撃を抑止しようとした場合、その「抑止力」が何かの拍子に侵略力に変わり、全世界の命取りにもなりかねない危険がいつも付きまとっています。 人間は過去を元にして未来を考えます。しかし、これは間違いです。過去は笑い飛ばすべきものであり、現在を過去の上に築くのではなく、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、原始そのものの状態をいくらかでも脱却してから、まだわずか三十年しか経っていないことを、あなたはよく理解する必要があります。あなたがたは、ようやく原始状態から抜け出し始めたばかりです。地球上では何百万という人々がいまだに原始状態に留まり、空に何かを見るときには、必ずそこに〝神〟の表れを見るといった有り様です。それに、経済的に遅れている国々では大抵、神を信じる宗教の影響力がとても強いことはご存知ですよね。 過去の宗教や年寄りを無条件に崇めるのではなく、知性こそを崇拝すべきです。それと同時に、年寄りたちが確実に快適な人生を過ごせるようにしてあげて下さい。遠い祖先を尊敬すべきではありません。 それどころか、祖先たちは、自分自身の心を宇宙に向けて開けない、哀れな、視野の狭い原始人に過ぎなかったこと、また、世代から世代へと価値のあるものをほとんど何も伝えることができなかった、ということの例示とされなければならないのです) ~ ~ 世界各国の徴兵制度は、ただちに廃止されるべきである。職業軍人はすべて、世界平和の守護者、つまり、人間の自由と人権の擁護者となるべきである。 ~ ~ 地球上のあらゆる人々は、世界政府を樹立するために団結すべきである。 世界中の学童には、世界語を課すべきだ。ほかに適当な言語がなければ、以前からあるエスペラント語でもよい。貨幣を廃止するまでは、まず、各国の通貨に代わる世界通貨を採用しよう。これが通貨危機の解決策となる。もし、だれもほかによい制度を提案できないのなら、世界連邦制度を採用しよう。各国を宗とした世界連邦を設立するのである。どうしても独立したいという区域には、彼らが望みの組織をつくるのにまかせておけばよい。世界が、国家から構成されておらず、地球の運命の責任を取るべく、連邦となって結びついている各地域から構成されていれば、世界平和も維持できるであろう。 ~ ~ 1 最も知性的な人びとによって、天才たちの間から選出された人びとから構成される単一の世界政府を樹立することにより、地球を、人種・宗教・文化もしくは知性の程度により差別されることのない、全住民にとって幸福と開花の世界にすること。 2 この目的達成のために、あらゆる手段を活用すること。 3 個人もしくは集団による暴力を廃止すること。 4 労働の法則をやめて、開花の法則に置きかえること。 5 支配者層の知性の欠如から引き起こされている、破滅の危機から人類を救うこと。 ラエル著 * * * SLOW TO ANGER 1919 - 1942 この戦争で、あらゆる争いに終止符が打たれたと言われました 。 ? http://www.youtube.com/watch?v=Moc5yE56XYs&index=11&list=PLWuAJyC0bXOdlUeISLP2LvPEF1SJDozdG * 上記に、「 個人もしくは集団による暴力を廃止すること 」 と、ありますが、 SLOW TO ANGERにより、第一次世界大戦そして第二次世界大戦、集団的自衛権の応酬だったことが見て取れる。 世界のあらゆる暴力因子の洗い出しが先行することではないでしょうか? 私利私欲利権絡みの片手落ち陰謀条約など、戦争因子でしかないと見える。 5大国、アメリカ、ロシア、中国を巡る集団的自衛権と見えますが、それら間の徹底した暴力廃止が達成されることではないでしょうか。 言語、経済、通貨、すべてに渡る暴力分子の廃絶、今後となるのでは。
- WW-A
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集団的自衛権という言葉の意味の「解釈」の問題ですね。(憲法解釈という問題とはまた別の物) 自民党と公明党の協議の顛末を見ていれば、それは「憲法解釈」の問題ではなく、結局のところ「集団的自衛権という言葉の意味の解釈」の問題のように思えます。 特には、質問者さん指摘の、日米安保の第5条では「日本の施政下への攻撃に対しては日米協同で対処する」の部分ですが、自衛隊が米軍を守るのが集団的自衛権の行使なので、それを認めろ、というのが自民党。 自衛隊が米軍と共同して自衛隊と米軍と日本を守るのは個別的自衛権の行使だから、今のままでOK、というのが公明党。 この場合、公明党の主張が正しいと思います。安倍晋三と自民党は集団的自衛権の意味を拡張して将来の軍拡に備えたいという意識が強いんでしょう。 日本近傍において、日本防衛のために日米が共同して軍事行動を取るのは、日本の個別的自衛権の問題であり、 米国近傍で米国防衛のために日米が共同して軍事行動を取るのは、日本の集団的自衛権の問題です。 こう考えれば分かり易いです。 なので現在、日本の近傍で日米が共同して日本の施政下への攻撃に対して対処するのは個別的自衛権の行使だから合憲。 日本から遠く離れたところで日米が共同して侵略戦争をするのは集団的自衛権の行使だから、違憲。 と。 自民党がいかにあがこうとて、今までと全く変わってないのでは? ただ集団安全保障の面から、自衛隊の海外派兵をどの程度まで実施するか、という、そういう問題に転換していってますね。 ちなみに、 日本近海にて米軍が攻撃されたら自衛隊が米軍を守るのは、日米共同で外敵に当たるという、上に述べた日本の側の個別的自衛権の行使であり、なんら憲法解釈変更の必要はない、というのが私の考えです。 ネトウヨ政治家は、「集団的自衛権の行使が認められていないために米軍を守れないから、憲法解釈変更して集団的自衛権の行使を認めろ!」と言ってますが、ただのゴタクです。勝手にさせとけばいい。 「解釈改憲」されては困るんだけども~w と言っておけばOK。
お礼
むちゃくちゃにお詳しいですね、すごく分かりやすいです。個別的自衛権では日本の近海でも米軍を護るのは憲法解釈的にNGだと決めつけていましたが、言葉の意味の解釈の違いともいえるんですね。ありがとうございます!
- tengenseki
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現代においては、米・中・ソのような大国同士がまともに戦争する 事はない。前線で政権中枢の意図せぬ武力行使の突発が起こる 事はあり得るが拡大せずに治まる。米・中の経済関係はがあまり にも深く争っておれない。日本の施政下外で米軍を守る必然性は 無い。 日本の施政下内への攻撃は個別的自衛で対処できる。適用範囲が 時の政権の解釈で無制限に拡大する可能性のある集団的自衛権 は行使できないとすべき。 今は目に見える武力行使よりサイバー戦争の時代。日本は米・中 より大きく遅れているんじゃないか。その方面の強化の方が優先 だろう。
お礼
確かに無限大解釈はありえますね。それが目的かもしれませんし、、。
- maiko0318
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平和憲法を作ったのもアメリカ、 日米安保を作ったのもアメリカ。 日本が気を使うことはないと思いますが。 アメリカがなにか言ってきてるのかな?
お礼
一刀両断ですねw でも歴史的にはその通りかと思います。
お礼
う~ん、です。法的な側面からのみ質問をしていましたが、自分がリスクをかかえるわけではありませんから勇ましいことに考えなく同調してたかもしれないです。おっしゃりたいことはすごくわかりました。朝日を中心とするマスコミの人達も、エキセントリックに騒ぐだけではなく、あなた様のように論理的でいてかつ人命にかかわる実際問題を併記して語っていただければ、本当の意味で日本が進むべき道を国民が考えることができるのになと思いました。