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インパール作戦のときの英軍のグライダーって

NHK映像記録史「太平洋戦争」のビデオを見ました。 インパール作戦のときに、「イギリス軍が大量のグライダーを動員しうんぬん」というナレーションがあり、確かにグライダーが飛行機に引っ張られている映像がありました。 このグライダーは何に使用したものでしょうか? 爆撃にしろ、物資輸送にしろ適さないのではと疑問がわきました。 また有人ですか、無人ですか? よろしくお願いします。

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  • kandaWolf
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回答No.6

 インパール作戦当時のイギリス軍のグライダー利用は、二つあったように思います。  ひとつは、日本軍に包囲されたイギリス軍への「空中補給」。もうひとつは、チンデット作戦と呼ばれる、特殊部隊による後方かく乱です。  前者ですが、当時の日本軍のドクトリンは、敵の規模にかかわらず、まず攻撃、特に包囲を重視(通常は、包囲により相手の兵站線を切れ、戦闘が有利になります。)でありました。この戦いでも、補給物資がたりずよれよれの日本軍が、空中補給を受けているイギリス軍を包囲し、かえって、自分たちの方が補給切れに苦しめられたと言います。  チンデットの方ですが、グライダーは、イギリスの特殊部隊員の潜入や、彼らへの補給に利用されたと考えられます。グライダーは、音がしないし、レーダーにも映りにくいので、特殊部隊用に適しているのでしょう。  物資輸送に適さないとお考えになった理由はわからないのですが、  基本的には、本物の輸送機より、安い。音が静か。着陸距離が短い。等だと思います。その他、パラシュートで落とすより、確実に届けられるということもあるでしょう。

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  • toro321
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回答No.5

>弾を撃っても効果が無い(機体が頑丈である)ということでしょうか。 陸軍の戦闘機は機銃が小径(7.7mm)のため、連合軍の大型の爆撃機にははがたたなかったのです。 後にB29迎撃のために30mm機銃を積んだりしてます。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 戦争中の技術革新はすさまじいものがあったのでしょうね。 それにしてもB29を撃ち落したパイロットはさぞ鼻高々だったでしょう。 かなり撃ち込まないと撃墜できそうにありませんが。

  • toro321
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回答No.4

>夜間飛行は難しいと思われますので、昼間に堂々と飛んでいたと想像します。 離陸が夕方のようですね。 ですから、夜間飛行でした。 >日本軍は完全に制空権を奪われていたのでしょう。 この地域の第5飛行師団は稼動が200機余り、しかも途中でニューギニアに一部転出しました。 逆に米英軍は735機を持っていたようです。 陸軍の戦闘機は爆撃機に対し効果ないことはご存知だと思いますが・・・

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 >陸軍の戦闘機は爆撃機に対し効果ないことはご存知だと思いますが・・・  知りませんでした。弾を撃っても効果が無い(機体が頑丈である)ということでしょうか。

回答No.3

空挺部隊をご存知でしょうか? 航空機、ヘリコプター等により陸戦部隊を空輸して敵軍の後方や重要拠点付近などに降ろし、攻撃をかけることを目的とする部隊です。 第2次世界大戦当時は、飛行機から落下傘を使用して兵隊が降下する場合と、グライダーを適当な平地に強硬着陸させることによって兵員を地上に降ろす方法があったようです。ちなみに現在ではヘリコプターを使用する「ヘリボーン」が一般的です。 第2次世界大戦のインパール作戦当時、英軍空挺部隊がグライダーを使用し陸軍部隊をビルマに降下させ、大きな成果をあげました。 空挺グライダーについては、下記サイトが詳しいです。 ◆航空雑用辞典 2003~2004 http://www1.sphere.ne.jp/mia/aviation_dic/index.html →【くうていグライダー】[空挺グライダー]を参照。 空挺グライダー部隊は、鈍足の輸送機が荷物であるグライダーを曳航して飛行するので、敵機から見れば良い標的であり制空権を確保した航空優勢状態でしか運用できませんが、重火器を同時に搬入できることや落下傘の訓練が不要という点など、落下傘部隊と比べてグライダー部隊が優れる内容がよくわかります。 なおグライダー自体は降下専用のため原則として使い捨てであり、必要最小限の設備や木製部品の使用などで、機体のコスト削減を行っています。 下記サイトに米軍グライダー WACO CG-4Aの画像があります。英軍機ではないですが、参考にどうぞ。 ◆CROSS LOAD http://home.att.ne.jp/red/crossroad/index.html  ↓ WACO CG-4A http://home.att.ne.jp/red/crossroad/swm.htm

参考URL:
http://www1.sphere.ne.jp/mia/aviation_dic/index.html
yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考URLによると着地点として広い場所を必要とするとありました。 整備された場所に物資を運んでいたようです。

  • toro321
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回答No.2

>輸送に使用したとするかかなり大きなものだったのですね。 35機で400名の輸送に成功とかありますから、1機あたり1分隊程度乗っていたと思われます。 >インパール周辺は山岳地帯なので無事に不時着できたかどうか心配になります。 35機中33機破損したそうです。 >使い捨てではなく、ちゃんと戻ってきてた(リサイクル)のでしょうか 破損することは覚悟の上のようですから、ワンウエーだと思われます。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 映像で見ると小さなものに見えたのですが、実物は大きかったのですね。 音を立てずに敵陣の後方にふわりと着地するなんて、アイデアものですね。 夜間飛行は難しいと思われますので、昼間に堂々と飛んでいたと想像します。 日本軍は完全に制空権を奪われていたのでしょう。

  • toro321
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回答No.1

インパール作戦の時のグライダーの使用目的は、兵員と物資の輸送ですね。 相手の後方に不時着させ、作戦したようです。 グライダーはもともと落下傘部隊の輸送目的で使われたことが多く、その利点は、エンジン音がしないので相手に気付かれない、不時着してもコストが安い等でしょう。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 輸送に使用したとするかかなり大きなものだったのですね。 インパール周辺は山岳地帯なので無事に不時着できたかどうか心配になります。 使い捨てではなく、ちゃんと戻ってきてた(リサイクル)のでしょうか?