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日本語の表と裏についてご教示
- 日本語の表現には曖昧さがあり、外国人に誤解されやすい特徴があります。
- いくつかの表現を紹介します。例えば、「けっこう良いですね」は実際には期待はずれな意味です。
- 他にも「あ、ところで / ちなみに」は実は本題に入る合図であり、「一部細かい修正点を除けば」は書き直しを意味します。
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>言葉の表と裏について。。。 実はこの様な表現は 日本語に限らず全ての言語にあると思います。 例えば 英語で See you again! → (二度と会うものか) She looks good! → (たいしたことはないね) のように自分の感情を相手に対して直接的に表現しない上流の人たちの間での使用が多いようです。 受けた人は言葉の額面どおりに理解しないで 「その場の空気を察して」 判断するようです。 本題ですが、日本語でも同じですね。(本音と建前と言う場合もあります。) けっこう良いですね(ちょっと期待はずれだ) → 悪くは無いが使えるかどうか不安が残る という案はどうでしょう(この案にしろ) → 強引な上司が言う場合はありえます。部下からの提言では内面ではあるかもしれませんが、実際上は無いと思います。 あ、ところで / ちなみに(ここからが本題) → あ、ところで / ちなみにの後に続くものが言いたかった事という意味ではありえます。 とても興味深い (ナンセンスだな) → 自分の住んでいる世界の文化とは違うな! をこの様に湾曲に言う場合があります。 ほぼ同意です (全然同意できない) → 個々においては同意だが総論で同意できない と言う意味では有るかもしれません。 一部細かい修正点を除けば‥‥‥(全部書き直せ) → これはあまり無いのではないでしょうか。 他の案も検討中です(あなたの案はバツです) → 貴方の案はその他大勢の案の内の一つです。選択されるのは難しいと言う事を言っています。 心に留めておきます(もう忘れた) → 言った相手が自分の為に言ってくれたと思っていない場合は 内面でこう思うことは有り得ます。 是非一度うちで夕食でも(別に礼儀で言っただけで招待するつもりはない) → 社交辞令で簡単に言う場合があります。 3回以上(場合によっては2回以上) 言われたら本気で言っていると思って良いと思います。(食事に誘う事は準備する奥さんの承諾も必要です。日本は男尊女卑とのイメージが強いかも知れませんが、実は今の日本を率いてきたのは色んな面で歴史的に奥さんの力が大きいです。意見を大事にする必要があります。) 外国の方にこの様な表現をすることは無いと思いますので場面場面で判断すれば良いと思います。まずは本来の日本語を習得された方が良いかもしれません。 興味の有る方から習得するのも手ですが。。。。
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- WindFaller
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こんばんは。 >『....外に誤解されやすい日本語特有の曖昧な表現』というまとめを読みましたが、本当ですか。 そのサイトを良く読んでくださいね。全体は、日本語について書かれてあるけれども、その部分は、イギリスのジョークを引用しているだけです。 日本語サイト http://nabokov.blog.jp/archives/1542562.html イギリスと書いてあります。 元は、English in use http://www.eucen.eu/about/english_in_use (ヨーロッパ人からみた、イギリス人ネイティブの英語) という私も、イギリス人に、皮肉られたことがありますね。 英語には、以下のような「笑い話」があります。 ある小学生(Pupil)が先生(Teacher)に、こう尋ねました。 P: Can I go to the bathroom? (トイレに行ってもよいですか?) T: Yes, you can, but you must not. (ええ、行けますよ、でも、いけません) [my teacher always says that and it gets annoying.] これは、言葉遣いの問題で、May I ~と許可を求めるべきなのですが、Can I と聞いてしまったからです。 さて、本題ですが、ふつう、英語でも日本語でも、そういう表現の場においての雰囲気が感じられますから、 ある程度言葉が分かれば、どう表現しているかは分かるはずです。「笑い話」や「ジョークサイト」の話は、ありえないと思ったほうがよいでしょう。 特に、東京の人は、まわりくどい、裏表のある表現をとても嫌います。 >ほぼ同意です (全然同意できない) こんな風な物言いが成立したら、東京の一部の人は、激怒してくるでしょう。 比較的、中部や関西の人が、直接的ではない、気づかせるような表現をしてくることがあります。 少なくとも、東京の人は不誠実であると捉えますので、そういう表現の仕方で、いらいらしてくるようです。 それに、東京人は、前置きの言葉などが、お嫌いのようです。東京の古い方言には、「ざっかけない」という言葉があります。その意味は、「ざっくばらんに」という意味です。 それは、アメリカ人でも、同様のようですが、数十年も前の話で、あるアメリカ人の日本人に対するクレームがありました。 あるアメリカ人男性が、夜日本人宅に訪れて、その家の主人を待つことにしましたが、いつ帰ってくるか分からないので、その家の奥さんが、「たぶん、まもなく戻ると思いますが・・・」というような曖昧表現をしたそうです。しかし、待てど暮らせど、そのご主人は帰ってこないので、業を煮やして帰ってしまったのです。 その翌日、同僚のアメリカ人に、日本人というものは、という文句を話し始めました。 その上で、日本語と英語は、こうも違うのだという話に続いていくのでした。 ところで、私は、今から、100年前のアメリカで、女性しかいない家宅に、数時間も待つような行為が許されたのだろうか、と思いました。そのアメリカ人の取った行動を、私は、正当化することは出来ないと思いました。曖昧表現ではなく、実際、その夫人は知らなかった事実を言ったまでではなかったのだろうか、と思うのです。ジョークは別として、曖昧表現は、ある意味で、文化度の高さの現れであって、東京人は、やはり言葉に洗練されていない分だけ、関西よりも言葉における洗練さは低いのではないか、と思うことがあるのです。 しかし、外国語として日本語を学ぶ際に、相手に気が付かせるというような表現を使いこなすようなことは無理だと思います。
お礼
ご回答ご教示ご感想大変いい勉強でした。
- ゆのじ(@u-jk49)
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表裏があるということを前提にしていては、語学は学べない。言葉というものは、額面通りに受け取らなければならない。すべて逆にしか解釈できないというのは精神的な疾患であって、そういう馬鹿げた言説に騙されてはいけない。
お礼
結構お素直ですね。
お礼
優しいご回答どうもありがとうございました。ほかのご回答のみなさんのやさしい心を温かく感じております。