- ベストアンサー
初歩的な解釈の問題ですが教えて下さい。
以下はシャーロック・ホームズの冒険の「赤毛連盟」のいっせつです。 "You could not possibly have come at a better time, my dear Wotson,"he said cordially. 常磐新平の訳(「シャーロック・ホームズの冒険」偕成社,1983)では 「やあ、じつにいいところにきてくれた。」 ホームズはうれしそうだ。 となっています。だいたい納得できたのですが、 ちょと疑問が生じたので教えて下さい。 この前半部分ですが 「さらに良い時に来ることはとうてい 不可能であったろう。」 すなわち ↓ 「じつにいいところにきてくれた」 と解釈してよろしいのでしょうか。 英語は苦手です教えて下さい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
couldのこういった用例には「そうしたことは(たぶん)できないだろう」というニュアンスがあります。 スラッシュリーディング風に書くと、 You could not possibly have come/ at a better time. きみはたぶんできないであろう 良いときに(グッドタイミングで) 最後は "better time" ではなく、"a better time" と名詞のように扱われているので、 「さらに良い時」ではなくある定点としての「良いとき=グッドタイミング」と捉えます。 "(I thought that)You could not possibly have come at a better time, 「きみはグッドタイミングで来れないと思ったよ my dear Wotson,"he said cordially. ワトソン君」と彼は心から言った。 転じて、「やあ、じつにいいところにきてくれた」となります。
その他の回答 (2)
- briony
- ベストアンサー率29% (323/1090)
文法の本は、私は日本語で編集された本で良いものを知りません(良いものがないということではなく、私が知らない)。 留学中に買ったオックスフォードやケンブリッジのGrammer関係の本に書いてあります。 もちろんすべて英語で書いてあり、これらは英国にとっては国語みたいなものです。 英国人にとっては国語にあたりますので、現在完了や過去完了なども、その違いがはっきり書いてあります。 紀伊国屋など、大きな書店で輸入された同じものが今でも売られています。 手にとってみてください。 たぶん、日本語で書かれたものや、日本人が編纂した英文法の本で良い本もあると思うのですが、私はなぜか手がのびないので、知りません。
お礼
わかりました、英語の文法書に挑戦してみます。 また、疑問点が出たときはよろしくおねがい します。
- mataauh1made
- ベストアンサー率45% (102/224)
>>「さらに良い時に来ることはとうてい >> 不可能であったろう。」 と言うよりは、 「これ以上良い時に来ることは(仮にしようとしても)たぶんできなかっただろう」 でしょうね。「仮にしようとしても」のニュアンスで、いわゆる仮定法過去完了です。上記の直訳から、「実にいいところにきてくれた」になるわけです。
お礼
早々の回答ありがとうございました。
お礼
詳しい解説ありがとうございました。 (I thought that)を加えることでよくわかりました。 「まさかこんなグットタイミングできみは来れない と思ったよ」 というような感じなんですね。 このようなcouldの用法は知らず直訳で悩んでいましたが 納得できました。このようなcouldの用法が解説された 文法書をご存じでしたら教えて下さい。