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What more 修辞疑問

ビジュアル英文解釈にのっている文章です。 What more striking evidence could be offered of this power of photography than the atomic bomb. 「写真のこの力について、原子爆弾以上に力強い証拠を示すことが出来ようか」 この文章の文型(文構造)とどう考えたらこのような意味になるかを教えてください。 あと訳をもう少しわかりやすい日本語にしていただけるとありがたいです。

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  • masuo64
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回答No.1

以前に同じ疑問を持った方がいるようです。 http://okwave.jp/qa/q4285269.html 上のリンクでは問題文は?で終わってますので、 疑問文として処理されてます。 aaandbb さんの写しではピリオドで終わってますので、 すんごく歪な感じを漂わせつつも、感嘆文であると解釈できます。 が、変なので、?で終わる文だと勝手に脳内変換します。 (それでも、かなり読みにくい文である、っていうか若干ねじれの生じた文です。) 一応自分としてはどうやるか書きましょう。 ただし、省略せずに丁寧に打ったので、そうとう長いことは覚悟してください。 文構造を見ましょう。 S<What more striking evidence> V<could be offered> *1<of this power of photography> *2<than the atomic bomb>? 疑問形容詞 what を用いた反語の疑問文ですね。 複雑な文を読むときに大事なのは、頭からとりあえずの日本語をつけてはなりません。 個々のどーでもいいかっこつけた文法の部分を見て、 その表現を作るときに利用した元のシンプルな文・句の形に1個ずつ戻してみることです。 1-1 疑問形容詞 what 例) A: What dog do you like? B: A cute dog like a spitz! How about you? A: I'd love a hot dog. ・・・ Aは「どんな犬」が好きか聞きたいんですね。 なんですが疑問詞単体でたとえば「What do you like?」とか聞いたら変な顔されるのは請け合いなので、 「What <dog> do you like? 」とやって、「ああ、dog の中ではって範囲を限定してるのね」と理解してもらう訳です。 これと似たような例だと、たとえば What time is it? とかありますね。 ところで、Aが言ってる疑問文、what を抜いて語順を変えると Do you like dog? って普通の文になりますね。 これが元の文です。 「あんた犬好き?」(単に好きかどうか聞いてる) 「あんたの好きな犬ってどの種類?」(dog が好きなの前提で、 dog に範囲を限定して聞いてる) 1-2 問題文に戻ってみる これを念頭に置くと、問題文は <What more striking evidence> <could be offered> (すみません、一旦省略)? となっています。 1-1の後半で見たように、what が入って多少複雑になっているので、思い切って一旦消してしまいましょう。 S<More striking evidence> V<could be offered> (一旦省略). (↑ what をわざと消したので疑問文ではなくなってることをご留意願いたく) 試みに不親切な和訳をしてみましょう。 「もっと striking な evidence は offer されることが可能だろう」 ・・・これを元にして "What more striking evidence..."を訳すと、 「どういう<もっと striking な evidence> が offer されうるだろうか?」 2 比較級 主語の一部に more striking ってありますね。 more ってあるから、どう見ても比較級ですね。 比較級を見たら than があるかどうかチェックです。 すると文構造を分析してみたところで、*2<than the atomic bomb>と区切った部分がありましたね。 これと比較してる訳です。 「the atomic bomb」よりも「striking な evidence」、と訳してみる訳ですが……意味わかります? たぶん分かりにくいですよね。 だって、原爆は現実的な物体ですけど、証拠は事柄・データですから、比較しようにも共通点がなさすぎます。 こういうよく分からないところは、一旦置いておいて、最後に見返してみるのがコツです。 3 受動態 複雑な文の中に受動態が(特に述語 V として)出てきたら、敢えて能動態に戻してみると不安要素が減ります。 S<More striking evidence> V<could be offered> (略). ↓ S*(---) V<could offer> O<more striking evidence> (略). 上の S* というのは、元となる文中に対応する箇所がないからとりあえず置いたものです。 試みに訳してみますと「(想像つかんけど誰かよう分からんおっさんなら)もっと striking な evidence を offer 出来るだろう」です。 そして、これは不安だから敢えて態を変えただけなので、受動態に戻して 「もっと striking な evidence は(想像つかんけど誰かよう分からんおっさんによって) offer されうるだろう」 4-1 1~3を合わせてみる *2<atomic bomb よりも> S<もっと striking な、どういう evidence が> V<offer されうる>のか? 4-2-1 敢えて無視してきたとこに戻る 一見して明らかに関連してるとこは、SやVではなくても見てみましたが、 *1<of this power of photography> が無いですね。 こういうのはどうしても、「複雑な文だとよくこういうことあるんだ。常にこうだって言える訳ではないから個々の場面ごとに自分で判断してね~」と最後にいうしかないので、この位置まで放置しておきました。 この場合、of に注目です。 of っていったら、普通は名詞の直後ですよね。 または動詞とセットになって動詞群やイディオムを作ります。(受験対策だとこれをやたら覚えさせられます) で、 offer と of って特別にセットで使われることは? ……これは知ってるかどうかの問題です。 他の問題でも(あれ、これイディオムなのに直訳しちゃってるかも…?)と思ったら躊躇せず辞書を使ってくださいね。 ちなみにこの場合はイディオムじゃないので、offer と一緒になると一生懸命になって訳しちゃいけません。 「photography のこの power について offer されうるだろう」とかやっちゃいけません。 この場合は、名詞とセットになって「photography のこの power の」とやればよいです。 名詞なんて無い?……前置詞は、長いとわざと後ろに置いてけぼりにされることがあります。面倒くさい文のときはよくあります。 問題文で *1 より前にある名詞といったら、主語 S しかありませんね。 なので、S と *1 を合体させて S<What more striking evidence of this power of photography> V<could be offered> *2<than the atomic bomb>? 「photography のこの power の <もっと striking な> evidence は」です。 分かりにくいので意訳します。 「写真の持つこういう力の、もっと衝撃的な証拠は」です。 4-2-2 まとめ 上の指摘も合わせると、文はこうなります。 「photography の持つこういう power の、atomic bomb よりも striking な evidence は offer されうるだろう。」 そして最初に、わざと what を削除していたので復活させ、疑問文に戻すと 「photography の持つこういう power の、atomic bomb よりも striking などんな evidence が offer されうるだろうか?」 ↓ 「写真の持つこういう力の、原爆よりも衝撃的などんな証拠が提示されうるだろうか?」 (テストで書くならここまででおk) what と more striking の相性が良くないせいで真ん中らへんがちょっと読みにくいです。 少しいじりましょうか。 「写真がこんな力を持っていることを示すような、原爆よりも衝撃的な証拠なんて、どんなものが提示されうるのだろうか?」(いや、そんなスゲーもんは無いから無理。) 平ったく言ってしまえば、「この文が出てくるまでに述べたようなすげぇチカラが写真っちゅうものにはある。原爆が(ショックを与えるって意味で)それの一番分かりやすい事例だと思うよ。これ以上に適切な例、あると思うかねチミ?」の最後の一文をちょっと丁寧?にいった感じで理解しておけばよいと思います。

参考URL:
http://okwave.jp/qa/q4285269.html
aaandbb
質問者

お礼

訳を見て文の内容だけがわかって、なぜそうなるのかわからなかったのですが回答をいただいて理解できました。 丁寧に説明してくださりありがとうございます。        

その他の回答 (1)

回答No.2

ここでも回答しています。 http://okwave.jp/qa/q7934029.html 修辞疑問とおっしゃるように、 「どんな~より力強い証拠が示されようか?」で、 「そんな証拠はない、~が一番だ」なので、 what を no に置き換えても同じ意味合いになります。

aaandbb
質問者

お礼

回答ありがとうございます。<(_ _*)> アリガトォ

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