「再生可能」エネルギーって何が再生可能？

質問

いままで当たり前のように使っていた単語ですが、
昨日友人に質問されて困りました。

再生可能エネルギーって、何が「再生可能」なんでしょうか？

回答No.1

noname#195146 · ベストアンサー

例えば、薪ですと木を切っても、木を植えればまた手に入りますね。木を切り倒すペースが、木が育つペースを上回らなければ、ずっと手に入ります。薪だけでなく、木を加工した燃料は全てそうなります。

　ただし、加工にようするエネルギーも木でまかなうことは計算に入れておく必要があります。それを考慮しても、使っても補充される燃料となり得ます。

　石炭は太古の生物由来だとされています。それが正しいとすれば、石炭は今も徐々にできつつあると考えられます。しかし、物凄くペースは遅いです。事実上補充されないといっていいでしょう。石油も同じです。

　原子力燃料は全く補充されません。人工的に核種変換して別の元素を核燃料に使える元素に転換できますが、それは転換可能な元素にも限りがある以上、やはり使った分だけ減るとするしかありません。

　太陽光発電は太陽がある限り使えますが、何を再生しているか分かりませんね。風力もそうですが、風というのは大雑把に言えば太陽のお蔭です（地球の自転もありますが、単純化のため割愛）。潮力発電も元を辿れば太陽由来です（これも自転や月は同様に割愛）。

　木、つまり植物も太陽からのエネルギーにより成長します。これも太陽由来です。

　再生可能エネルギーとは言いますが、要は太陽により充分に補充され続けるエネルギーだということです。太陽がある限り使えます。石炭や石油、ウランの可採年数なんて、数十年、せいぜい数百年です。核融合で海洋の重水素を考えれば、もう少しありますが、太陽光が利用可能な年数は10億年体位です。これに比肩するエネルギー源はありません。

　ちょっと詩的に申せば、空に太陽がある限り、のエネルギーが再生可能エネルギーです。

P.S.

　太陽光に加え、地球の自転や月の公転という運動エネルギーも考慮すれば、それらも人類の使用するエネルギーに対して莫大にあり、まとめて天体由来のエネルギーと言い換えてもいいかと思います。

お礼

ありがとうございます！
太陽光や風など、「無限なエネルギー」なら未だ分かりますが、一体何を再生しているんだ？と頭の中がハテナで一杯でした。

薪のくだりが一番イメージし易く、そういうことかと理解できました。
ありがとうございます！

回答No.5

ahkrkr

私も前から思っていましたが、変な訳語の最たるものですね。

下の方の紹介されている URL にあるような「継続可能エネルギー」ならまだ分かりやすいですね。

お礼

変な訳語、なるほど！振り回されました(笑
「継続可能エネルギー」で納得です～！

ありがとうございます！！

回答No.4

oshiete_poo_V1

> 再生可能エネルギーって、何が「再生可能」なんでしょうか？
これって、「太陽電池ってトカゲみたいにしっぽが切れてもまた再生するらしいじゃん。」「まじで！ちょーやべー！」的な”何が”でしょうか？
薪とかだったら何となく切ってもまた生えてくるのでそれっぽいですが、太陽光は何が失われてるんですかね?

再生可能エネルギーは"Renewable Energy"の日本語訳です。
Renewableの元の意味がしっくりくるのではないでしょうか。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/70587/m0u/

お礼

その「何が」でした(笑
語源ありがとうございます。
継続可能エネルギーでしっくりきますね！

回答No.3

nekonynan

エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H21/H21HO072.html

「再生可能エネルギー源」とは、太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるものをいう。

http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/renewable/outline/

お礼

ありがとうございます～！

回答No.2

rokometto

再生可能エネルギーとは、広義には、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、自然界によって利用する以上の速度で補充されるエネルギー全般を指す。

wikipediaより

お礼

ありがとうございます！