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再生可能エネルギーについての研究
再生可能エネルギーについて研究を進めていこうと考えている大学4回生の者です。 再生可能エネルギーについて書かれた論文を読んでいると、日本に存在する再生可能エネルギーの賦存量について書かれた論文はいくつかあるのですが、市町村ごとの経済性を考慮した上で書かれた論文があまりないので、それをテーマとして(賦存量だけでなく経済面でも適した市町村を抽出する)研究していこうと考えています。 しかし、そもそも再生可能エネルギーを導入するうえで市町村ごとに経済特性はあるのでしょうか。 例えば、地価が地域によって異なるので、風力発電を導入する際に、風力発電設備を設置するために必要な土地の価格が市町村によって異なるのかなと素人ながらに感じています…。 わかりにくい説明ですみませんが、よろしければご回答よろしくお願いします!
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今後、もっとも有望視されている自然エネルギーである地熱エネルギーについて調べると面白いかもしれません。 日本の地熱資源と地熱発電所 http://wwwsoc.nii.ac.jp/grsj/gaiyou/index1_2.html 上記のサイトの上のほうにある資源地域というボタンをクリックすると、日本で地熱発電が出来る地域を見ることが出来ます。これを見ると東北、北海道、九州地方などにかなり偏在していることが分かります。 一方、地熱発電の普及が進まない理由のひとつとして国立公園や温泉地との兼ね合いなどの問題があるようです。これは経済特性といっていいのかよく分かりませんが、地域差を研究するには何らなのヒントになる気もします。 地中熱利用促進協会 http://www.geohpaj.org/topics/event/magma 電力の自由化について大手の電力会社はみな難色を示しているようですが、たとえば原発に頼りたくない自治体とかがあるならば、大手の電力にあまり頼らなくても地熱発電でその地域の電力を十分にまかなえる地域もかなりあるのではないかと思います。しかも、ウランのように値段が暴騰したりといったことはありません。現在、温暖化対策やBRICsの急成長などによって世界中で原発が作られているので、原発はピークウランの心配もしなければなりませんし、そもそも重大な事故が起こる危険性といつも隣り合わせです。 風力と太陽エネルギーに関しては、代替エネルギーとしてのポテンシャルは残念ながら余り見込めないと思います。太陽エネルギーは昼間のいっときしか発電できませんし、風力は揺らぎが大きいために安定した電力はとても見込めません。地熱ならば、ほぼ定常的に一日中発電を行うことが出来ます。最近、ヒートポンプを利用した省エネ製品がはやっていますが、一般家庭用に地中熱を利用したヒートポンプ・システムもあります。日本ではまだ余り一般家庭では地中熱を利用しているところは少ないと思いますが、欧米ではかなり進んでいるようです。アメリカでは過去15年間に55万台以上ほど普及したようです。 ヒートポンプと地中熱のアースリソース|地中熱とは http://www.earthresources.co.jp/ug/index.html インドネシア、地熱発電増強 http://mntrav.cocolog-nifty.com/kankyo/2007/04/post_402e.html 中国の地熱利用量が世界一に http://japanese.cri.cn/151/2007/06/14/1@95747.htm
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- u-ryukyu
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こんな話を聞いたことがあります。 風車の共同研究である市の海上(?)に風車を並べて、エネルギーを得つつ観光地として開発するということでした。たとえば、『風車の町』とか『エコエネルギー宣言都市』といったような感じではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます!環境都市のシンボルとして有効利用しているところもあるようですね。早速調べてみます!
お礼
ご回答ありがとうございます! 自然エネルギーの1つの問題点として供給安定性が挙げられるかと思いますが、その点では他の自然エネルギーに比べて地熱発電は有効であると考えられますね。 私自身、まだ地熱エネルギーについて勉強しきれていない面が多々ありますが、地熱発電の際に濃縮水から多量のヒ素がでるなど、その処理に伴うコストも問題になっているようです。 だからこそ供給ポテンシャルを評価する必要性があるようにも感じられます。 貴重なアドバイスありがとうございます!