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米粉でケーキのスポンジを作るメリットは何ですか?
いつもお世話になってます。 米粉で作ったスポンジを使用したお菓子がありますが、味や食感においてメリットはありますか? 私は、そんなに多く米粉のスポンジを食べたことはないんですが、小麦粉との違いを特に感じず、 ほほう。米粉でもできるんだ。程度にしか感じませんでした。 また、特徴や作り方で注意などありましたら教えてください。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
味や食感において、ですか? 専門家ではありませんので、ご参考になるかどうかわかりませんが、回答させて頂いてもよろしいでしょうか。 質問者さんが召し上がった「小麦粉との違いを特に感じないスポンジ」は、おそらく何らかの形で違いを感じないような工夫がされていたのだと思います。 全体の3割ほどしか米粉は使っていないとか、小麦グルテンなどが補われているとか、そういうことはありませんでしたか? グルテンが入ると味や食感は小麦粉で作ったものに似ます。 ただ、グルテンだけでは米粉特有の傾向を打ち消すには弱いので、違いがなかったのであれば他の工夫も必ずあったはずです。 やはり米粉は「米の味、食味」がしますので、私個人はなかなかすぐには受け入れがたい感じがいたしました。 それをあえて前向きに捉えるなら、まず味はやはり米の味がするというところです。 小麦特有の香り(パンが焼けるときのあの芳香)がない、砂糖を足さなくてもほのかな甘みがある、という特徴があります。 特有の香りがないので、味付けしたり何かを混ぜるタイプを作るときに向いていると思います。 惣菜を載せているパンで、小麦のパンだと合わない惣菜でも米粉のパンだと合うということがあります。 米粉だとケーク・サレへの展開がしやすい料理があると思います。 食感では弾力の違いとしっとり感です。 小麦グルテン特有の弾力と伸びに比べると、米粉はもちもち感がある反面、伸びはあまりよくありません。ケーキでもボリュームが出にくかったです。 やっぱりこの違いを活かすものに向いていると思います。 味とも関連しますが、しっとり感があるのでレシピの油脂量を少なめにできます。 このしっとり感は粉の粒子が小麦粉より小さく製粉しているからだそうで、そのためか舌触りもシルキーな感じがしますね。 色も小麦粉に比べるとかなり淡いので、逆に白っぽく作りたいときに向いていると思います。 自宅で使うときの注意点は水分量です。水の吸い込みがいいので、小麦粉のレシピよりも注意された方がいいと思います。 ダマにならないし、多少かき混ぜてもグルテンによる粘りがでてこないので気が楽ですが、 ボリュームを出すのに卵の泡立てをがんばってください。 私が使ったことはあるのは共立食品の(辻口さんがプロデュースしましたと書いてある)リ・ファリーヌと、富沢商店の製菓用米粉です。
お礼
ありがとうございます。 鋭いですね。そういえば、米粉でも同等のものが出来るかのように思わせるデーマがあったようで、 全部米粉ではなかったようです。 少し前、米粉の○○○みたいに話題になりましたので、試しに小麦粉を10割置き換えて作ってみました。 仰るように印象です。 つまらない味でした。そして、小麦粉が食べたかったんだという小麦粉の美味しさが再認識した気がします。 豆乳の生クリームのように、あえてそれを使用する必要は無いものの類と思えました。 作るとしたら、バターでカバーさせたり、何かの力で誤魔化さないといけない気がします。 天ぷらの衣みたいなものには良いかもしれません。 食感がタマゴボーロに近い気もしました。パサパサしてるというか。 大変参考になりました!