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◇小保方博士とトランスジェニックマウス

Oct4‐GFPマウス(の細胞)だけで調べられたのですか。そのOct4遺伝子はどこに挿入されているのですか。 トランスジェニックマウスだからという事はありませんか。Oct4はGFPと共に導入された遺伝子なのですか。 通常のマウスでも万能細胞になったのですか。 材料はマウスの胎児からですか。 ご教示よろしくお願いいたします。

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noname#250373
noname#250373
回答No.3

情報の信頼性で言えば「他人からの伝聞<原著(<自分で再現)」なので、 原著を読むよう勧めるのは自然です(一般の方には難しいですが…)。 「Natureの別刷りをくれ」はありえないですね。入手困難な超マイナー雑誌ならまだしも。 ●ノックインマウスを使う方が信頼性が高いのですが、 今回の実験で使われているマウスはノックインマウスではありません。 「Oct4プロモーターにつないだGFP遺伝子」を染色体上のランダムな位置に導入してつくったマウスになります。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12781694 このため、Oct4は内在性の発現だけです。 ●>通常のマウスでも万能細胞になったのですか。 この実験ではOct4の発現パターンをGFPでモニターしているので、 少なくとも論文上では通常のマウスでは検証していません。 ただ、STAP細胞はサルでもできているようなので、このOct4-GFPマウス固有の現象では無いでしょう。 http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013108300003-n1.htm このことから、遺伝子操作していないマウスでもSTAP細胞は作成できるのではないでしょうか。 (ただしこの場合、Oct4の発現をモニターできなくなるので、STAP細胞をどう選別するかが新たな課題になります) ●STAP細胞の作成は脳や筋肉等、リンパ球以外でも成功しているそうです。 ●STAP細胞作成においてある特定の分化段階の細胞が必要なのか。 今後の課題です。

customar
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 私には英語は読めませんが引用して頂いた研究のマウスと同じタイプ(トランスインではないマウス)であるのですね。トランスインではないというのはトランスインならばプロモーターなどの部分を(重複して)挿入する必要はないからという内容判断になるでしょうか。トランスインをトランスジェニックとは言わない慣習なのでしょうかね。 Oct4の調節因子(名前不明)が、内在性Oct4のプロモーターに付く時は同時に、導入されたGFPの同一のプロモーターにも付くはずだから両者は同期するという原理で宜しいのでしょうか。 全くの感じですけど、家元バカンティのサル脊髄のSTAPは嘘っぽいね。だってSTAP作製だけでも発表可能な訳だから(笑) だから小保方博士のGFPマウスだけだと思います。従って小保方さんの方をネタに多く人が批判的に勉強していくべきだと思います。iPSのノーベル賞表彰が早かったかどうか知りませんが女性である小保方さんがノーベル賞を取れたらいいなあとは願っています。 他の組織での研究も具体的に発表できないが進んでいるのでしょう。 素人の私としては多機能性マーカーではなく直接的に分化に成功したならばそれで良くそれの解析や説明がどの程度なのかが疑問です。要するに細かいアッセイよりもリンパ球から神経細胞や筋肉組織を作りましたでいいと思うのです。そう素直に行かないわけがあってそれが未分化細胞の混在や分化レベルとマーカーの対応関係の曖昧さではないかと。批判的な議論をするべきだと思います。しかし日本人はしない(韓国人は絶対にしない)、そして、するアメリカ人に負けるという情けない展開を卒業する機会にしたいです。

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noname#250373
noname#250373
回答No.4

補足拝見しました。 トランスインという用語があるんでしょうか? 恐らく無いと思います。 (1) それは染色体に取り込まれなくてもいいからDNAを細胞に導入して 一時的に目的タンパクを発現させたりするtransient transformantのことでしょうか? Transientの場合、細胞分裂と共に希釈され、最終的には失われますので、 今回使われたのものとは違いますし、トランスジェニックとは呼びません。 (2) それともノックインのことでしょうか? いずれにしても本題から逸れるので、不明でしたら調べるなり別途質問されたら良いと思います。 >Oct4の調節因子(名前不明)が、内在性Oct4のプロモーターに付く時は同時に、導入されたGFPの同一のプロモーターにも付くはずだから両者は同期するという原理で宜しいのでしょうか。 その通りです。 個人的には噂や雰囲気、国籍よりも実際のデータで判断するのが大事だと思っています。 以下、あまり読み取れないので割愛させて頂きます。

customar
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ノックインです(笑)すいません。どうもラグビー用語の語感を避けたい心理が働いていました。 今回のはそのご紹介の研究みたいなトランスジェニックマウスなのですね。それがどこから読み取れるのか私には分かりません。 ちなみにノックインもトランスジェニックですよね。 初期化の証拠を示したいなら若くないマウスですればいいのです。非常にややこしい研究をしているという印象を持ちます。 国籍や所属は重要です。内容はどうにでもなります。今回のネイチャー騒ぎこそ偏見ではありませんか。科学的にそうなります。 今回に限らずですが追試はその同じマウスで内容の全てを再チェックするものなんですか。 初期化された証拠(T細胞受容体の遺伝子構成)が万能細胞の再分化後にも残るものならばそれを示すだけでいいように思いますが残らないのですかね。 解説を要求するものではありませんので。 ご親切にありがとうございます。

  • yuklamho
  • ベストアンサー率26% (305/1156)
回答No.2

『Oct4のプロモーター領域にGFPの塩基配列を挿入したというマウスでしょうか。これとGFPを挿入されていないマウスとの違いは何かです。内在性のOct4の発現調節に影響しないか。』 No. 1の方が言っているのは、Oct4にGFPのTagを付けたものをノックインしたマウスということですから、内在性とか外因性とかは関係なく、単にOct4が緑色に光っているマウス、それがGFPを挿入されていないマウスとの違いです。 『手に入りませんし私は5分で理解できません』 公立(都立や国立)の大きな図書館や大学の図書館に行けばNatureはありますし、大学に知り合いがおられれば、頼んで送ってもらうことも出来るのではないですか。それに、著者に言えば別刷りを送ってもらえます。 No. 1の方がおっしゃっているように、いろいろ質問があるのでしたら、理研やハーバード大学の論文の著者たち(小保方先生や若山先生、Vacanti教授)に直接訊けばいいじゃないですか。普通みんなそうしているしそれが一番確実だと思います。興味があるのでしたらまずは原著を読まれることをお薦めします。連報で2報あります。

customar
質問者

お礼

なんでここで質問させないように運ぶのでしょう?ふつうはここで質問してよくて直接問い合わせるのはご遠慮くださいでしょう。 論文が欲しいなどと一言も質問していないし。著者がいちいち解説してくれるんですかね。 Oct4にタグをつけるとは?外来だけ光るという事?余計分からなくなりました。 発現の調節はどうなるのですか。 それと本研究はあくまでもリンパ球を使った結果なのですよね?これはリンパ球の分化判定のゆるみを利用していませんかね?こういう質問について理研が返答してくれないでしょう。 素人の私は基礎知識を尋ねているのです。ありがとうございました。 興味関心のある人にお願いしています。

  • larme001
  • ベストアンサー率44% (271/608)
回答No.1

1番目の質問:  通常リプログラミングの初期マーカーとして使う場合は内在性Oct4遺伝子の機能を損なわないような方法でGFPを直接ノックインしたものを使用しています。だから、内在性遺伝子の発現を蛍光でモニターしていると考えればいいです。 2番目の質問:  上の答えが全てでtgマウスというかノックインです。論文のメソッド読めば多分わかりますが、著者を考えるとおそらく初めにOct4をマーカーに使ったラボ由来のマウスをもらったものだと思います。  つまり、遺伝子導入なんてしていないです。 3番目の質問:  1週のマウスを使用していますが、一応6週の若いマウス由来でも再現はできるそうです。が、年齢とともに効率が落ちる傾向があるそうなので、これは今後の詳細な解析が必要。  いずれの質問もここで得体の知れない人の回答を聞くよりも、実際の論文を読んだほうが確実な情報が得られますよ。論文が入手できる環境にいるなら5分もかからずにそれらの答えは見つかります。

customar
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 手に入りませんし私は5分で理解できませんので宜しくお願いします。 Oct4のプロモーター領域にGFPの塩基配列を挿入したというマウスでしょうか。これとGFPを挿入されていないマウスとの違いは何かです。内在性のOct4の発現調節に影響しないか。トランスインしてないマウスで成功しているのでしょうか。 これはまた別の質問にしようかとも思いますが、極めて未分化な細胞ではなく初期化であるという裏付け方法は十分なのでしょうか。一度T細胞に分化済みの細胞の遺伝子には証拠が残るというのですがならばその証拠だけでチェックしていけるのでないかなあと。つまりトランスインによる遺伝子の改変要素を抜きに。何か他の細胞に分化できたのでしょうか。その細胞から元T細胞だったという証拠を拾えばいいのではないかと。 1週より6週は難しいという傾向は初期化技術と相反する未分化の性質そのまんまではないのでしょうか。こうした研究を知りませんがOct4の発現のネガティブ証明に手品でいうタネがあるような気もしてきました。例えばネガティブでもそれは(可逆的に)未分化段階の細胞なのだという。完全に分化した細胞の初期化ではなくて。

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