• ベストアンサー

中間値の定理について教えてください。

2変数関数f(x,y)=2x^5-20x^3y^2+10xy^4-4x+1の解の存在範囲を絞り込むために中間値の定理を使いたいのですがどのように使ったらいいか分かりません。専門知識のある方教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.2

No.1です。 ANo.1の補足について y=g(z)=2z^5-4z+1のグラフを描けば、y=g(z)がz軸と3点A,B,Cで交わることが判ります。 つまり、g(z)=0が3つの実解を持つことが判ります。 したがってz(z)=0は5次方程式なので、残りの共役虚数解が2個(D,E)であることも判ります。 y=g(z)のグラフにNewton法を使って数値計算解を求めると  z=0.2504931158693,z=1.116157123805893,z=-1.24487922867177 と得られます。 残りの共役虚数解の数値計算解も求めると  z=-0.060885505501711±i 1.197015436337262 と得られます。 (参考)g(x+iy)の実部と虚部のグラフとg(z)=0の解(添付図上のグラフの点A,B,C,D,E) Re(g(x+iy))= 10xy^4-20x^3*y^2+2x^5-4x+1=0 Im(g(x+iy))=y(2y^4-20x^2*y^2+10x^4-4)=0 y=0のとき 2x^5-4x+1=0 ⇒ 実数解の点A,B,C y≠0のとき 2y^4-20x^2*y^2+10x^4-4=0(青線グラフ) 10xy^4-20x^3*y^2+2x^5-4x+1=0(黒線グラフ)   ⇒ 共役虚数解の交点D,E

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (6)

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.7

< ANo.6 更なる蛇足「作戦応用編」です。 >2z^5-4z+1=0 >… >多項式零点の個数は虚軸の左側のほうが右側よりも 1 個多い、と推算できます。    ↓ 左方に 3 個、右方に 2 個、ということ。 >局所的なアップダウンは、虚軸の右側原点近くに零点があるため生じたのでしょう。    ↓ 原点近くの零点は精度よく抽出できるので、右側の 2 零点を Bairstow 法などで抽出。 (Bairstow 法は実根 / 複素根の見境なく抽出する。判別は残務) 残るは左側に零点のある 3 次多項式。 1 次因数をふつうの Newton 法で抽出。 2 次因数が残るだろう。 (その虚実判別も残務) …といった調子ですか。   

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.6

< ANo.5 巨視的推算についての蛇足です。 >応用では、虚軸を境として左右にある零点個数 (の差) をさぐるため、虚軸上をスキャンして偏角の増減を観察する手などを使うこともあります。   ↑ この手法を使い、 2z^5-4z+1=0 の例について虚軸を境として左右にある零点個数 (の差) を推算してみると? z=iy における多項式値の「偏角 φ(y) 」は、  φ(y) = arctan[ (2y)(y^2+√2)(y^2-√2) ] これを y [-∞ → +∞] にて追跡すると、y = -√2, 0, +√2 の間だけ局所的なアップダウンが現れますが、大局的には -π/2 から +π/2 まで 1 度増大するだけです。 これから、多項式零点の個数は虚軸の左側のほうが右側よりも 1 個多い、と推算できます。 局所的なアップダウンは、虚軸の右側原点近くに零点があるため生じたのでしょう。 応用場面では、多項式零点がどんな分布をするかほぼ了解していることが多く、こんなテストを一々やりません。 しかし、未体験な多項式だと、この程度の推算でもけっこう役立つのでしょうネ。   

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.5

錯誤の訂正だけ。 応用では、虚軸を境として左右にある零点個数 (の差) をさぐるため、虚軸上をスキャンして偏角の増減を観察する手などを使うこともあります。   

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.4

ANo.2さんのとおりですが、若干付け足します。 1 解の存在範囲について、いくらか判定が甘くなるものの、次のような簡単な方法もあります: f(X)を複素数係数のモニック多項式(最高次の係数が1の多項式)とする。f(X)のすべての係数の絶対値の和を ||f(X)|| とする。αを f(X) = 0 の根とする。このとき、   |α| < ||f(X)|| である。 これは、ルーシェの定理を使うまでもなく、初等的に証明できます。ご質問の 2z^5-4z+1=0 すなわち z^5-2z+0.5=0 に当てはめると、 |z| < 1+2+0.5 = 3.5 となります。根を探索する範囲を確定するだけなら、これくらいの精度でも十分でしょう。 2 方程式を実数部と虚数部に分けて2元連立方程式が得られますが、これは、終結式をとることにより、1 元方程式に帰着できます。1 元方程式にしてしまえば、根を絞り込むのは簡単です。 z^5-2z+0.5=0 の虚数根を求める場合、まず 3 個の実数根に対応する因子    (z+1.24487922867177)(z-0.25049311586929897)(z-1.1161571238058924) で割算して、   z^2+0.12177101100342z+1.436552999609884 = 0 となります。これは 2 次方程式ですから根の公式を使って解いてもいいのですが、実数部と虚数部に分ける方法でやると、   1.436552999609884+x^2-y^2+0.12177101100342x = 0   2xy+0.12177101100342y = 0 となります。虚数根を求めようとしているのですから、 y≠0です。よって 2 番目の式を y で割って   1.436552999609884+x^2-y^2+0.12177101100342x = 0   2x+0.12177101100342 = 0 となります。この場合は、終結式を計算するまでもなく、 2 番目の式が x の 1 元方程式になっています。まず x を求め、それを 1 番目の式に代入すれば y が求まります。 ちなみに、割算することなく   2x^5-20x^3y^2+10xy^4-4x+1 = 0   10x^4y-20x^2y^3+2y^5-4y = 0 からいきなり終結式をとると、 y^25-(5/4)y^21-(95/64)y^17-(625/4,096)y^15-(5/64)y^13-(1,875/16,384)y^11+(25/256)y^9-(625/32,768)y^7-(127,947/16,777,216)y^5 = 0 という25次方程式になって、計算が面倒です。もちろん、これから y を求め、それを元の式に代入して x を求めることもできます。 3 上の方法(実数根を計算する⇒割算して虚数根だけの方程式にする⇒実数部と虚数部の 2 元連立方程式にする⇒終結式をとって 1 元方程式にする)で、どんな多項式の根も計算できます。ただ、実用的には、「ヒッチッコック・ベアストウ法」など、もっと効率が良い方法が知られています。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.3

「ルーシェの定理」は、代数方程式・基本定理の明快な証明などで力を発揮しますが、零点への収束用には不向きなようですネ。 実用場面では、すでにコメントあったように、実軸上をスキャンして実根を Newton 法などで摘出してしまい、残った複素共役零点を 2 次因数用 Newton 法 (Bairstow 法など)で割り出す手順が一般的なのでしょう。 設計向けソフトでは、多重零点用の Newton を装備したものまであるみたいです。 応用では、実軸を境として左右にある零点個数 (の差) をさぐるため、実軸上をスキャンして偏角の増減を観察する手などを使うこともあります。   

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.1

>2変数関数f(x,y)=2x^5-20x^3y^2+10xy^4-4x+1の解 「2変数関数f(x,y)の解」とは何のことでしょうか?

ryou0131
質問者

補足

すみません。 今、代数方程式2z^5-4z+1=0の解の存在範囲をルーシェの定理を用いて求め|z|<2ということが分かりました。つぎにz=x+yiを与式に代入し実部Reと虚部Imに分けるとRe=2x^5-20x^3y^2+10xy^4-4x+1となりました。このx,yが実数なので中間値の定理が使えて|z|<2の範囲を絞り込めると思ったのですがどのようにしたら2変数関数に中間値の定理が使えるのか分からず質問させていただきました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A