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「着袴の儀」と「深曽木の儀」について
皇室で行われる「着袴の儀」と「深曽木の儀」は一般的な「七五三」に当たりますが、 これらはなぜ三歳と七歳では行わず、五歳の時にしか行われないのでしょうか? 理由をご存知の方がいらっしゃれば是非教えてください。よろしくお願いします。
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儀式のやり方をお尋ねではないのですよね? 袴着は、古くは3歳でしたが、後世は5歳または7歳に行われたとのこと。とりわけ江戸時代は、5歳の男児専門の儀式になったそうです。 深曽木、3歳の髪置きの後、5歳までの間に髪を切りそろえること。 つまり、最大公約数は、5歳だと思うのです。 それと、「着袴の儀」は碁盤の上で行いますよね。そしてその後、その男児は「えい!」だった「やあ!」だったかな、かけ声とともに碁盤から自力で飛び降ります。そこまでで1つの儀式。 碁打ちの間では有名ですが、碁盤は宇宙(将棋盤は戦場)、碁盤上の「天元」は宇宙の大本です。皇統の男児がその碁盤から飛び降りるのは、天津国から大八洲豊葦原瑞穂国中つ国に飛び降りる決断と実行(天孫降臨)をなぞっているのではないかと、勝手に思っています。 ところが碁盤(六寸)は意外に高くて、3歳で飛び降りさせるのは危険みたいです。7歳では低すぎて、男児に飛び降りる決断を求めたことにならない。 よって、5歳がちょうどふさわしいのではないかと思っていたりします。 (古くは公家、後は武家でも同じ事・・・ 碁盤の上で・・・ をやったということは知った上での回答です::宮中作法が公家へ、そして武家へ、ついには庶民へ降りてくるのはいつものこと。途中で意味あいは忘れ去られるのが常なので、宮中では天孫降臨をなぞっていたと考える次第です)。
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- あずき なな(@azuki-7)
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内親王は7歳でやるよ (天皇家以外の女性皇族で親王に当たらない王女はしませんが)
- fujic-1990
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1番回答者補足です。 ご質問は、当然七五三の「男の子の祝い」は3歳と5歳(特に5歳)だと言うこと(女児は3歳と7歳)はご存じの上で、なぜ「5歳」とお尋ねなのですよね? 前回のは、そういう前提での回答です。 あえて言えば、7歳は女児の祝いだから、男児の儀式は行わない。 (着袴の儀は、元々は男女ともに3~7歳にやっていたそうなので、男児7歳でやって悪いことはないのですが、7歳は成長しすぎで碁盤飛び降り儀式には似合わない)。 3歳では女児の成長よりも男児の成長ははるかに遅いので、着袴の儀式(碁盤飛び降り)はやれない。 という単純なことなのかもしれません。