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視覚の機械化が全く進展していないのはなぜ?

お世話になります。よろしくお願いします 数年前にNHKスペシャルで「カメラが受け取った情報を脳が理解できるように変換して 全く目が見えない人に光を与えた」というような映像を見た記憶があるのですが、 それから全く、何も、一切、続報が出ていないように思います。何故ここまで技術進化が遅いのでしょうか?(電池とエンジンもそうですが)私は視力の再検査を何回も繰り返してようやく 自動車免許がようやくとれたような弱視なので、1日でも早く実用化・保険適用してほしいのですが・・・

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  • rabbit_cat
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回答No.4

これは、(反響を期待して)多少誇張気味に発表する研究者と、それに飛びついて話を完全に捏造レベルまで誇張して盛りまくって伝えるマスコミの両者に罪があるわけですが。 まず、脳研究の現状ですが、 ・脳全体で1000億個あるという神経細胞が単体としてどのような素子であるのか、という生理学的な知見 と ・大脳の○○野いった大きな部位単位で、そこが大まかに何をしている部位なのか、という観察的な知見 は最近だいぶ分かって来ました。 しかしながら、 ・それでは、脳では個々の神経細胞をどのように組み合わせて使うことで、「視覚」という情報処理を行なっているのか は現在の人類の知識では「全く」分かっていません。 多くの研究者が必死になっていろんな仮説をたてていますが、現在のところほんのちょっとでも実証されている仮説は一つもありません。完全に謎です。 これは例えるなら、宇宙人が地球に来てパソコンという魔法の箱を見つけた。必死になって仕組みを研究して ・パソコンは1000億個のトランジスタでできている ・パソコンの中にある「メモリ」という部位(これ自体トランジスタの集まり)が記憶機能を持っている ということは分かった。しかしながら、なぜトランジスタを組み合わせと記憶ができるのか、その原理は全く不明。 という状態です。 質問文にある研究は、例えるなら、パソコンのなかにあるたくさんの線に(その線 役割が何かは全くわからないけど)手当たりしだい電圧をかけてみたら、そのうちの一本に電圧をから、どうやらメモリを書き換えられるらしい、ということがわかった、ということです。

NsU9yrJbrY
質問者

お礼

ありがとうございます

その他の回答 (3)

  • customar
  • ベストアンサー率17% (68/392)
回答No.3

私は優しい人間なので回答しますが(自画自賛)。 なんだかんだで免許が交付される人向けの技術ではありませんよ。 自動車はあと5年というお話は面白そうですが自動運転が対処方法でしょう。失明者を運転可能にするほどの人工視覚ではありません。 このサイトの活字を読めるのであれば上等であり、それ以上の技術ではありません。活字は画面一杯に拡大されているのですか。 最初のご回答の指摘にあるように網膜は脳ではなくても情報処理を行う組織です。単なるセンサーではありません。 現在は温存されている人の場合の網膜に対して電圧よる映像情報を与える試みです。電圧ですから神経細胞には見境なく刺激を与えてしまいます。それでは元来の網膜が行う情報処理は滅茶苦茶になります。 期待を持たせるだけで追跡報道しないNHKが偽善者なのでその受信料などを考え直す方が現実的福利につながります。 ついでに無駄な画像で重くしたりするWikipediaなどにも偽善が当てはまります。どんな人にもアクセスしやすいシンプルなレイアウトにしなければ建前論など腹立たしい限りです。つまり自動運転ではありませんが改善策というのはもっと簡単なやり方ですぐに出来る事がたくさんあるのです。これは障害者も含めた愚かな貪欲さが本末転倒に物づくりを退化・改悪・暴走させている自滅や不真面目に他なりません。

noname#195773
noname#195773
回答No.2

目と脳は違います。成長過程で脳が見る訓練をしてこないと,目が手術などで良くなっても一生弱視で終わります。 車の運転が厳しいのは良く分かりますが,各メーカーが競い自動運転に向けた開発が加速しています。免許も要らなくなるかも知れません。その前には弱視に優しい車も販売されるでしょう。後5年待って下さい。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

目とカメラはまったく異なるからです。  発生学で目が出来る状態を追跡すると、脳から神経が伸びて皮膚に達すると皮膚を巻き込んで引き込み目が形成されます。  その目の構造は、レンズ=水晶体、絞り=虹彩、フィルム/感光体=網膜こそ似ていますが、シャッターもしくは走査に当たるものはありませんよね。なぜなら、  ⇒eneどの - 光と色 ( http://kinmokusei.sakura.ne.jp/hiki/?cmd=view&p=%B8%F7%A4%C8%BF%A7&key=%BF%A7%BA%CC%B8%A1%C4%EA#l11 )  などにあるように、水平細胞やアマクリン細胞などで大部分の画像処理をした結果を脳に送り、脳で視覚は再構成されるのです。隣ドオシの神経細胞が、光の変化や差を計算しその計算結果を脳に送っていると考えて良いでしょう。そもそも網膜で解像度がよく色を判別できるのは黄斑部分だけですが、私たちは視野すべてを見ていると思っています。また、本を撮影するとわかるように、目で見たときは白い紙の地と黒い文字の違いが明瞭に見えていますが、写真では照明や光源の反射で文字が読めないですよね。黄色いみかんはいつも黄色に見えていますし、左右から異なる色調の光が当たっていてもみかんすべてが黄色ですが、写真ではまったく異なる色になってしまう。  目と言う感覚器官は、それらをすべて同時平行(パラレル)で行っている。デジカメにしろテレビカメラにしろ、直列処理(シリアル)しか出来ない。  私は、人に説明するときに「目は脳の一部、出先機関」とたとえるのですが、目を作るということは、脳を作るほど難しいのです。  脳の一部の機能である計算程度は電子計算機で出来るが、脳の変わりは出来ない。

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