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遺伝子編集について
お世話になります。よろしくお願いします 先日NHKで「遺伝子編集」ということについて取り上げていたのですが、 虫歯や癌や弱視のような未だに根治できない病にかかっている人の遺伝子を「編集」したら その病が治るのでしょうか?(弱視の人が裸眼で視力2.0になったり、虫歯で歯がなくなった場所から新たな歯が生えてきたりするのですか?) それと、これで癌が治るようになったらいつか(30年後とかでしょうか)は保険適用に なるのでしょうか?親戚揃って死因が「癌」の私としてはiPS細胞並にスピーディーに 実用化(まだ治験段階らしいですが)してほしくてしょうがないのですが・・・
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- trytobe
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回答No.1
すでに発症したものの治療には無力です。それは、自分の細胞を iPS細胞にしてから、発症した臓器・器官を培養して、自分のと臓器移植するほうが確実に早く実現します。 また、遺伝子編集で、遺伝的に「発症しやすい」因子をすりかえることはできても、その遺伝子を持つ細胞で全身の何億何兆個という細胞を置き換えることは不可能であるのと、因子をすりかえても「後天的要因で発症する」病気は完全にはなくせません。 そのため、先天性の病気の対策として行う、というときには、受精卵診断と同様の倫理面での問題が生じますし、人間以外の遺伝子を導入するという遺伝子組み換え作物のようなことをし始めると、もう人間として扱われていないことになり、せっかくの善意や技術の芽を摘まれる可能性すらあるのです。
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