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将来に迫る電気自動車時代への不安
HVシステム(エンジン・電池併用)・iストップ機能搭載車・電気モータのみ搭載クルマ等々... いま、時代はエコカーブーム突入ですよね。 それも将来はどうも電気自動車(モーター駆動のみ)に集約されていく流れにあるように感じられます。でも僕としては、この電気自動車に一抹の不安を抱えています。 エンジン搭載車はエンジンの駆動を利用し電気を発生させバッテリに蓄電し、車内のさまざまな電気用品に電気を使用してますよね。つまりエンジンは発電機のような役割も担っているわけですが、その発電機が電気自動車には無い! 真夏の炎天下でも涼しく快適な車内、真冬の凍てつく極寒地でも暖かく快適な車内。そんな当たり前となった快適空間が電気自動車でも実現できるのだろうか、と。だって考えてみてくださいよ。家庭用のエアコンだって真夏・真冬にフル回転させたら、どれだけの電気を必要とするか。これをでっかい電池を積んで走行しながら併用したら、いったいどのくらい走れるのか。 僕はイヤですよ。電池の節約のために、昔のクルマみたいに夏は窓を開けて走行、冬は防寒具を着ながら走行なんて。 電気自動車の不安、誰か技術的見地で解消してください。お願いします。
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省エネ化の進んだ現代のエアコンでは、平均消費電力が 100w程度まで低減されています。余裕をもって200wと 見積もった場合、1日に8時間走行して 1600Wh ですね。 いっぽう、三菱 i-MiEV の搭載バッテリーは 16kWh、 すなわち 16,000kWh ですから、上記のエアコン用電流に 比べて 10 倍もの容量を備えているのです。 電気自動車が一般化するころには、バッテリーの性能は さらに向上しているでしょう。それこそ 10万kWh くらいの 搭載は当たり前になっているかもしれません。 さらに将来的にはガソリンスタンド以上にバッテリー スタンドが整備され、規格化された交換バッテリーがどこ でも入手できるようになっているかもしれませんね。 なお、エアコンの次に電気を喰うライト類は、LED化の おかげで消費電力が激減しています。カーナビ類を含めても 電気自動車のバッテリーでラクラクまかなえますよ。 ※家庭用エアコンの能力は 6000~15,000BTU ほどあり、 いっぽうで自動車用は 1500~6000 BTU 程度が普通です。 炎天下で使用されるとは言え、室内の狭い自動車では 家庭用ほどのパワーは必要ないのです。
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- titokani
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私はバイオエタノールに期待を寄せています。 電気自動車は充電時間が致命的です。 車を動かすためにはエネルギーが必要なわけですが、充電とは、そのエネルギーを補給することです。 エネルギーは電圧×電流×時間です。したがって、短時間で充電しようとすると、電圧と電流が大きくなります。 電圧大きくなれば、感電の危険性が高くなります。 電流が大きくなれば、発熱による火災の危険が高くなります。 したがって、充電時間はある限界以上、短くできません。 バッテリーの性能が上がれば、みかけの航続距離は伸びますが、その分、補給しなければならないエネルギーは増えるわけで、本質的な解決にはなりません。したがって、電気自動車は充電時間、充電場所が確実に確保できる用途でないと、実用的ではないと思います。 その点で、バイオエタノールに期待しています。 将来的には、 短距離専用の電気自動車。 小型車用のバイオエタノール車。 中~大型車用のハイブリッド車。 といった住み分けになるといいなあと思うのですが。
お礼
再度のご回答、ありがとうございます >私はバイオエタノールに期待を寄せています バイオエタノール、最近注目されている次世代燃料ですね。 >短距離専用の電気自動車。 小型車用のバイオエタノール車。 中~大型車用のハイブリッド車。 やはりニーズに合わせた使用が理想的ですね。(各家庭、1台ずつ所有出来るといいんでしょうね...ムリだな)
実際に住宅では電気やガスや灯油等を 有効に使い分けてるのだから 自動車燃料も適材適所に使い分けるのも当然な選択では無いでしょうか? キャンピングカー等では実際にFFヒーターが使われてるんだし
お礼
僕個人としては、トヨタのHVシステムの様なエンジン併用型で他の国産メーカーで競ってもらいたいいんですよね(プリウスは素晴らしいクルマだけどユーザー多すぎるし、ミニバン思考の僕にとってはもっとHVシステム車のバリエーションが豊富になってくれればいいのに、トヨタ以外の自動車メーカーは電気自動車に固執してHVなど蚊帳の外、って感じでしょ)。 新型アルファードだってすでにHV車が登場するはずだったのに、計画はどこいっちゃったんだか... ありがとうございました
- ohkinu1972
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三菱のi-MiVEに搭載されているバッテリー容量は16kwhだそうです。 http://www.ev-life.com/ これで100km走行可能のようですので、1kwhで6.25km程度走行できる勘定になります。 エアコンの電力が1kwととしても、走行6km分で1時間運転できます。 100km走行に3時間程度かかるとすると、その間で18km分を使うことになります。 燃費=航続距離低下は18%でちょっと多いような気がしますが、 ガソリンでもエアコンを使うと数%は落ち、特に軽自動車は顕著ですから、 ちょっと影響が大きいくらいで、それほど心配いらないと思います。
お礼
>燃費=航続距離低下は18%でちょっと多いような気がしますが ちょっと不安になるウェイトですねえ... 問題は渡航途中のバッテリチャージ時間ですな。 ガソリン車の平均時間が5分に対してバッテリの急速充電時間が20分だとすると約4倍。渋滞時期にチャージする列が出来た場合、列に並んでいる間にバッテリ上がり、なんて事にならなければ良いのですが。 具体的な数値でのアドバイス、ありがとうございました
- michi52
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No9の回答者様に享受願いたいのですが、エンジン車の10%が電気自動車になった場合、電力供給が できないといわれる件についてもう少し詳しく説明願えないでしょうか。 電気自動車の消費エネルギーは三菱の場合、充電電力量約16kWhで160km走行できることになっています。 暖房、冷房の消費は無視します。1kWhで10kmということになります。電気自動車、エンジン車も含めて1日に走行する距離の平均を仮に50kmとすると電気自動車の消費電力は5kWになります。(充電のロスは無視します) 火力、原子力発電所の一カ所の出力を100万kW、一日の発電量を2000万kWhとすると400万台分をまかなえます。ただし昼夜平均的に分散充電する必要がありますが。 日本の車が1日に走行する距離がどれくらいなのかというデータを持ち合わせないのでよろしくお願いします。 もう1点。夜間の充電も昼間の急速充電も電力量は変わりません。急速充電80%するのも夜間電力の100vまたは200Vでじっくり充電するのもほとんど変わりません。ベタープレイス社が計画しているバッテリー交換式にしても電力量は変わりません。交換式バッテリーを充電する事業者は当然ながら料金の安い夜間に充電する場合が多くなると思います。昼間、急速充電する事業者も安い夜間電力蓄電しておき、昼間に高く売ることを考えるでしょう。
お礼
僕もその辺り、詳しく知りたいです。 No.9に回答くださった方、補足をおねがいしても宜しいでしょうか。 お願いいたします。
- migsis
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そういうご心配は不要かと思います。 数字で考えてみましょう。クルマというのは、走行するのに膨大なエネルギーを消費しているのです。家庭の電力と比較すると、例えば100V、50A契約していて、フルに使ったとしても馬力に換算すると、わずか6.8馬力です。 電気自動車となれば、桁違いの電力を使うわけで、それをまかなえるだけの蓄電をするので、電装品なんて知れています。 むしろ電気モーターで走ることによる静粛性、スムーズさ、そして内燃機関とは比較にならないほどの回転レスポンスの良さなどを味わうことが出来、楽しみではないですか。
お礼
つまりは エアコンフル使用してもしなくても走行距離及び走行時間にはほとんど影響が無い、と理解しても宜しいのでしょうか。 少しホッとしました ありがとうございました
ガソリンエンジンだって、エネルギー源であるガソリンが無くなれば同じ話では無いですか? 液体物なのか、電池に蓄えられている見えないエネルギーなのかの違いだけの話です。 どちらも同じ話なんですよ。 また、電気自動車は現実的にまだ10年やそこらでは普及なんて出来ません。 早くて20年くらい掛かって50%位行けばすごく良いのかなと言う位でしょう。 電気自動車のエネルギーである電気はどこで作ってるのでしょう?無尽蔵に作れる物ではありません。 効率よく発電するための原子力発電所を作るのにも10年以上の期間が掛かります。地元の調整からはじめれば20年とか30年の期間が掛かるものです。 発電設備の準備無く自動車を電気に切り替えたら、一般家庭の電気まで停電してしまいます。 電気自動車のランニングコストとしても、今は深夜電力でといっていますが、深夜電力時間帯にいっせいに一般家庭の電気自動車の充電が始まったら、昼間と同じか、それ以上の電力消費が一気に発生してしまいます。 ので、深夜電力の割引の意味がなくなりますので、廃止される事になるでしょうね。 また、街中に作られるだろうガソリンスタンドの代わりの充電スタンドですが、そこで消費される電力もとても大きいもので、中規模工場程度の電気をスタンド1箇所で消費します。 これらを賄うための送電線などのインフラ整備が出来ないと、現実的な話として普及させられない物ですし、インフラ整備にもかなりの時間をお金を必要とすることになります。 今の状態では、ガソリン車の1割が電気自動車に置き換わっただけでも、発電所の発電能力や送電線の送電能力はパンクしてしまいますからね。 まぁ、まだ先の話と言うのが現実的な話です。 唯一可能性があるのが、バッテリー交換式の電気自動車。 日本では日産が採用を検討しているものですね。 これであれば急速充電ではないので、電力需要も少しは減りますが、行楽時期の高速道路のスタンドは、交換用の充電済みバッテリー切れを起こしてしまう事は目に見えています。 電気自動車は、まだまだ、課題が多く残っているものなんですよ。
お礼
結局、先駆者であるトヨタのHVシステムに引き離された各自動車メーカーが束になってHVシステムを仲間はずれにしたいがための新規参入としか思えないんですよ。電気自動車のしくみは非常に簡単なので小さな企業でも簡単に参入可能ですからね。そういう意味ではトヨタは電気自動車試乗としては後発メーカーになってしまうのかな。 僕としてはHVシステムで競って欲しいんですけどね。 ありがとうございました
補足
No.11の方からkisinaituiさんに対しての質問がはいりました。僕自身も非常に興味があり出来ますれば回答補足をお願い出来ますでしょうか。 よろしくお願いいたします。
- michi52
- ベストアンサー率0% (0/1)
これは各個人の問題であって、心配することではないのかもしれません。流れとしてはエコロジーに進むと思います。私自身電気自動車を予約しています。でもエンジン車を手放せないと考えている人は手放す必要はないと思います。私はエンジン車の効率の悪さ、環境への負担を少し考えた結果が脱化石燃料です。 我が家は8年前に太陽光発電を設置しました。車に関しても脱化石を前から考えてきた結果です。でも他の人に私の考えを強要する気は全くありません。車の暖房関してエンジン車はエネルギーが増えることはありませんが電気自動車はエネルギー消費が増えます。冷房に関してはエンジン車も電気自動車モエネルギー消費が増えます。トータルのエネルギー消費は電気自動車はエンジン車数分の1程度になると考えられます。 電気自動車で暖房にエネルギーを使ってもエンジン車に比べて大幅に少なくなると思われます。その差はエンジン車は大きなエネルギーを熱として放出してるためなのでしょう。 地球温暖化の問題について先進国と発展途上国の主張は大きく異なります。先進国は既得権として排出量を主張し途上国は現状の問題は先進国の責任だと主張します。私は途上国の主張がもっともなことだと思えます。現時点で合意できるとしたら、一人あたりのエネルギー消費を平等に制限するしかないのでは思います。 そうなると先進国の一人あたりのエネルギー消費は相当低い値に下げざる得ないことになるでしょう。 それを認めるか否定するかは各国の問題であり各国民が考えることではないかと思っています。 多少の不便は覚悟しないといずれある人類の滅亡が早まることになるではないでしょうか。
お礼
世の中がクルマを含めてオール電化になったら、はたして電力供給が間に合うのでしょうか。発電所だって一部は火力発電で発電している訳だし、相対的な電力不足が進行すれば原子力発電所の必要性が再浮上し、世界各国で建造され始める事になれば、それもまた別の社会問題に発展しかねませんでしょうし。心中複雑です ありがとうございました
そんなに心配なら小型発電機を積んで走りに行けばいいのでは。 排気管を延長して外へ排気すれば室内でも発電できるし発電したまま走れますよ。 4サイクルの発電機ならそんなにガソリン代もかかりません。
お礼
思わず噴き出してしまいました。 それって、自作HVシステムじゃあないですか! でも現行の電気自動車に乗って遠出するとしたら、この装備は必需品かも。 面白い回答、ありがとうございました
- abcdes2009
- ベストアンサー率23% (52/223)
技術とは一時も歩みを止めず常に進化を継続してゆくものです。 過去には不可能だったことも現在では可能=普通となったことが多々あります。 たとえるまでも無いことですが、 昔移動電話のバッテリーは使用に耐えうるものが無かったため車に直付した車載電話しかありませんでした。 その後肩掛け式の携帯電話が出来ましたがそのバッテリーは大きなショルダーバッグ大もありました。 そして年々バッテリーは小型化大容量化が進み、 現在では胸ポケットに入っていることさえ忘れてしまうくらい小型高性能化されているのは周知のことですね。 電気自動車についても当初はハイブリッドですすめて行き、 技術の進歩とともに完全電気自動車化されるのではないでしょうか。 ひょっとすると新たな技術による超高効率発電が発明されるかもしれませんよ。 その頃には充電などもう意識しなくなっているかもしれませんね。
お礼
ありました。昔の初期型携帯電話。軍の通信兵が持ってるようなタイプでしたね。そう考えると技術の進歩って早いです。まだまだ想像つかないような発想から新システムが発掘される事を期待したいですね。 ありがとうございました
- k-ayako
- ベストアンサー率39% (1225/3109)
電気代については「国が動かなければダメ」というレベルの問題でしょうね。 力というのは結局、電力によって得られるものですから、今後は「効率がどれだけ良いのか」ということに注目されるでしょうね。 これは電池の大きさとか実際の出力に対して無駄をどれだけ減らせるのか・・・など考えたらたくさん出てきますからまだまだ改良の余地はあるということです。 プラグインハイブリッド=家庭で充電できる電気自動車を試験している某車関係のサイトがありましたが、「今までの使い方」で走行したときに電気代がいくらかって実験をしてました。 そのページを探しても見つからなかったのですが、記憶にある限りで電気代が4万5千円でした。これが充電だけなのか家庭用の電気も含めてなのかも忘れちゃいましたが比較したガソリン車を使った場合の電気代は1万ちょっと、ガソリン代が1万くらいだった記憶がありますからたぶん、電気代の請求だったのだと思います。 これを見て「一般家庭には無理な話だ」と思いましたね。 不安を解消する答えでなくて申し訳ないですが、パナソニックが電池では世界的な技術を持つサンヨーを参加に納め、トヨタとともにどれだけ効率のいい「電池と装置」を開発するのか楽しみというのはありますね。 あとは電池を充電するのにどれだけ回生エネルギーを利用できるのかってところでしょう。 これ以外にも#3さんが回答しているように「今までにない発想で充電する」という技術は開発されるでしょうね。 どこかの駅で人の歩く力(踏まれる)で電力を発生して照明に役立てようなんてことしてますし、あと10年経てば今では想像できないような電気自動車が誕生しているでしょうね。だって今から10年前に電気自動車が500万とは言え、市販されるなんて思いもしなかったですからね。 技術の進歩は早いですからその進歩に期待しましょう。
お礼
子供の頃友達と、よくラジコンカーで遊んでましたがバッテリが無くなると7時間位充電が必要になり、とても不便な思いをしました。電気自動車はそれに近いイメージが僕にはあります。 将来お盆や年末年始の大渋滞の中、電気自動車のバッテリ上がりのクルマがあちこちで発生して、さらなる渋滞を作り出すようにならない事を願うばかりです。 貴重なご意見、ありがとうございました
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お礼
胸の支えが取れたような気がします。 >※家庭用エアコンの能力は 6000~15,000BTU ほどあり、 いっぽうで自動車用は 1500~6000 BTU 程度が普通です そんな程度だったんですかぁ これくらいなら走行距離の支障はあまり気にせず快適運転出来そうですね。 具体的かつ的確に回答くださいまして有難うございました。