他者の意見を尊重し、理解しようとする意思

質問

こんばんは。

いわゆる「リベラル」について。

「他者の意見を尊重し、理解しようとする意思」
・・・（それがあると、結果的に）「変化を肯定する」「知識の拡充を促す」

辞書的見解です。

辞書的見解です。
「そうじゃないよ！」という御意見があれば、どうぞ。

回答No.3

noname#194996

リベらル　とはなにか？ですね。
より実践的に行きます。
保守主義とは違う。共産主義とも違う。その中間で比較的幅の広い、柔軟で合理的な考え方をすること、といった印象を持っています。一般的にこれは政治用語ですね。
学問の世界ではなく、そこからの出身者、ジャーナリスト、あるいは芸術家で社会的に、政治的に広く発言する場を持った人たちがイメージとして浮かびますが、そういったリベラルという大きな知識人層の存在は、戦後ずっとその代表的な存在だった「朝日文化人」をはじめとしてなぜか最近はかげをひそめて、主なテーマだった反戦あるいは反核から、様々浮かび上がった個別の問題のなかであるいは自信を失って退いたり、息を潜めるようになったりしてばらばらになってしまったように思えます。国際社会が複雑になるにしたがってリベラルという考え方はより難しく、窮屈になってきたことがひとつの原因だろうと思います。
本来汎世界的な自由な考えに国益とか愛国とか言うことはなじまないのですが、そういった直近の問題に、国民としての感情になじむ、はっきりした方向性を示せないこと、そうこうしているうちにはじまった狡猾なポピュリズムを武器とした極右の政治家の台頭が単純な国民多数を洗脳してしまったことも今のリベラル派の苦境の原因のひとつではないでしょうか。

ご質問とは離れてしまったかもです。

お礼

komaas88様、ご回答ありがとうございます。

＞「より実践的に行きます。」

のぞむところ。

＞「保守主義とは違う。共産主義とも違う。その中間で比較的幅の広い、柔軟で合理的な考え方をすること、といった印象を持っています。一般的にこれは政治用語ですね。」

♪「「主義」が出た出たー、主義が出た、ハ、ヨイヨイ。三池炭鉱の上に出た。あんまり煙突が高いので、さぞやお「主義」さん、煙たかろ、サモ、ヨイヨイ」

柔軟で合理的な考え方をすると、「幾ら煙突が高いからといって、お月様が煙たいわけなかろう」ですね。
ここでは、「お月様」を手の届かない象徴として揶揄している訳です。
（・・・どっちが「野暮」だかは、お任せいたします）

＞「柔軟で合理的な考え方をすること」

つまり、仰る通り、なんですが。
そこで「他者の意見を尊重し、理解しようとする意思」がリベラルというわけです。

「「お月様」を理解しろ」と言っているのではありません。
・・・「お月様に関して、御意見あれば、どうぞ」というのが、リベらル、というわけです。

言わば、「カチンコチンで、どうしようもない永久凍土」のような立場ではない、
という感じでしょうか（そういう立場があれば、ご教授ください）。

（残余）
＞「学問の世界ではなく、そこからの出身者、ジャーナリスト、あるいは芸術家で社会的に、政治的に広く発言する場を持った人たちがイメージとして浮かびますが、そういったリベラルという大きな知識人層の存在は、戦後ずっとその代表的な存在だった「朝日文化人」をはじめとしてなぜか最近はかげをひそめて、主なテーマだった反戦あるいは反核から、様々浮かび上がった個別の問題のなかであるいは自信を失って退いたり、息を潜めるようになったりしてばらばらになってしまったように思えます。国際社会が複雑になるにしたがってリベラルという考え方はより難しく、窮屈になってきたことがひとつの原因だろうと思います。
本来汎世界的な自由な考えに国益とか愛国とか言うことはなじまないのですが、そういった直近の問題に、国民としての感情になじむ、はっきりした方向性を示せないこと、そうこうしているうちにはじまった狡猾なポピュリズムを武器とした極右の政治家の台頭が単純な国民多数を洗脳してしまったことも今のリベラル派の苦境の原因のひとつではないでしょうか。

ご質問とは離れてしまったかもです。」

失礼しました。
「コマース史観」を、ありがとうございます。
（後々、「コマース史観」にも、煙たい煙突がちらほら、なことでしょう）

回答No.2

雪中庵（@psytex）

訳が自由主義であるように、個人の自由意志を尊重し、全体主義的な社会的な規制を最小限にしよう、というのが本旨であるが、何でも自由だと社会が成り立たない。

そこで全体主義的な社会的強制に代わるタガとして、他人にも同じ自由を認める＝お互いの立場の違いと考えの多様性を相対化して理解・調整する、という要件を加えたのである。

お礼

psytexさん、ご回答ありがとう御座います。

＞「訳が自由主義であるように、」

「～主義」っていう場合、「ism」、「～主義者」っていう場合、「～ist」というのが、よく見かけるような気がします。

liberalも、そうなんですね。「liberalism」、「liberalist」（リベラリズム、リベラリスト）

「全体主義」は、totalitarianism、「全体主義国家」はtotalitarianism state
だそうです。
・・・トータリタリアニズム、トータリタリアニズム・ステイト。聞き慣れない、日本語では「ない」感じです。
「total（トータル）で、物事を考えよう」みたいには、現在でも使いますか。

反語が、いちおう「conservative」（保守的な、慎重な）。この場合、このままで「保守主義の人」という名詞でもあるようです。（「保守主義」はconservatism）

類語？で、「labor」（労働、勤労、仕事）、「radical」（過激な、急進的な）
それから「原理主義」が「fundamentalism」（fundamentalが、根本的な、基礎的な）

・・・「コンサバ」、「レイバー」「ラディカル」くらいは、通じるのでしょうか。

＞「個人の自由意志を尊重し、」

ああ、あまりやり過ぎると「原理主義」になっちゃうかも？

＞「全体主義的な社会的な規制を最小限にしよう、というのが本旨である」

・・・「トータルな立場からの、「社会的な規制」を最小限に」
「社会的な規制」・・・これは、「トータルな立場」からでなくても、（勿論）有り得ますね。

「ホシュが「ダメ」って言ってる」とか、「レイバーが「無理だ」と言ってる」とか？

＞「が、何でも自由だと社会が成り立たない。」

そもそも「社会」というのは、・・・・ナリタチからして、個人の自由というものを、ある程度制限するところから出発する、と思うものであります。

＞「そこで全体主義的な社会的強制に代わるタガとして、他人にも同じ自由を認める＝お互いの立場の違いと考えの多様性を相対化して理解・調整する、という要件を加えたのである。」

（再掲）
「個人の自由意志の尊重も、やり過ぎると原理主義に？」というのは、
・・・それを原理的に突き詰めてしまうと、そもそも「社会」というものが、「社会って、ナニよ？」という話となってしまう。

psytexさん、常々、「個人の自発的な・・・（アメとムチは不要である）（が、理想？である）」というところを、力説されておられるではありませんか。
と、私のようなボンクラにも少しはヒカリがさしたようです。

重ねて御礼を申しあげます。ありがとうございます。
ベストアンサー候補とさせて頂きます。

補足

すみません、補足致します。

＞「個人の自由意志を尊重」

「それを侵害する行為は、まず、許されない」という原則があり、
若干例外（「他者に危害を加えよう」などという意思は、放置すべきでない
（といえ、「放置できないから何でも許される」というわけでもない。））が認められることは、あるようです。

＞「そもそも「社会」というものが、「社会って、ナニよ？」という話となってしまう。」
＞「そもそも「社会」というのは、・・・・ナリタチからして、個人の自由というものを、ある程度制限するところから出発する、と思うものであります。」

「ナリタチからして、個人の自由というものを、ある程度制限するところから出発する」
これは、（大変な）失言でした。

基本的人権は侵すことの出来ない権利であり、
「社会」を構成しようとする時は、「その一部を、どうこうすることを認める」ということではなく、
そうではなくて、「永久不可侵」の基本的人権があることが動かし得ない前提として、社会を構成する。

制度としての国家も、まさに人権保障のために機能することを求められる（そのための税金だ）。

また、そのために「最高法規」として憲法があって、人権規定を明記して保障を謳い、
違憲立法審査権を裁判所に付与して、立法府の（まして行政府も）違憲行為・状態
（勿論、人権侵害行為を含む）を不可能とする。

回答No.1

maiko0318

あなたはどっちなの？回答者である私が考え無くてはならない課題なの？

私はこう思っていますが、間違っているならご教授くださいとでも言いなさいな。

お礼

マイコちゃん、こんばんは。

「私は「あなたはどっちなの？回答者である私が考え無くてはならない課題なの？」こう思っていますが、
間違っているならご教授くださいとでも言いなさいな。」

（あのねえ、いちいち「御意見あれば」って、断って質問してるのに、それはないだろ）ご教授ください。

補足

＞「回答者である私（マイコたん）が考え無くてはならない課題なの？」

・・・たぶん、そうじゃないんでしょう。

御意見があれば、どうぞ。