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TOEFLの文法問題2
One of the classic types of aesthetic theory is that of formism, popularly referred to as the imitation theory. 美学理論の古典的なタイプの一つとして一般に模倣理論と呼ばれるformismがある。 と自分が訳していますが、 この文のthat of formismの"that of"はどういう意味なのか 分かりません。なくても意味は全然通じると思いますが どなた分かる方、that ofがこの文においての意味と働きを教えていただけますでしょうか? お願いします。
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The population of Tokyo is larger than that of Osaka. というパターンでおなじみです。 東京の人口と比べるのは大阪そのものでなく,大阪の人口。 すなわち,the population of Osaka と比べる。 population を繰り返さず,代名詞を用いるとどうなるか。 it というのは事物そのもの,ここでは the population of Tokyo のような特定の人口を表します。 だから,さらに「大阪」などとは言えません。 ただ population という単語だけを受ける。 そういうのは one なのですが,population は可算名詞かどうか微妙。 可算名詞だとすると,of Osaka で特定されるので the one of Osaka ならいちおう正しいはず。 しかし,現実には the one of という形は避けられ 代わりに指示代名詞の that で「それ」と the population という 単語部分を指します。 これは事物そのものを受ける it とは違います。 ここでは,One of the classic types of aesthetic theory と等しいのは formism そのものでなく,the theory of formism という理論でないといけない。 だから that of がついています。 一時期,こういう英語を受けて,「~のそれ」という言い方が一部の作家で 好んで用いられたのですが,さすがに定着しませんでした。 いまだに評論文などで見かけなくもないですが,昔のがそのまま残っているのでしょうか。
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- jjubilee
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初めて出てくる名詞「a + 名詞」を繰り返して、2度目以降言及する場合、「the + 名詞」で表しますね。これを代名詞で表すと、「it」となります。 しかし、2度目以降言及する場合、「the + 名詞」のあとに「of ~」がくっつくとその「it of ~」とならずに「that of ~」となります。 本題の場合、「a + 名詞」が「One of the classic types of aesthetic theory」となっています。名詞は「theory」になります。「types」は「kinds」のことで、分析すると「One of the + 複数名詞」=「One of the classic types」となります。この表現は「a + 単数名詞」と同じで「One of the classic types」=「A classic type」=「A classic kind」と同等となります。 本題を「a ~ kind of + 名詞」に帰結します。この「a ~ kind of」は形容詞のように前から訳すことが多いです。 One of the classic types of aesthetic theory=A classic kind of aesthetic theory と同等ということになります。 結局、that of formism=the (aesthetic) theory of formism ということになります。
お礼
大変勉強になりました。 ありがとうございました!
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