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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ソンディテストとロールシャッハテストの違いについて)

ソンディテストとロールシャッハテストの違いとは?

このQ&Aのポイント
  • ソンディテストとロールシャッハテストは同じ投影法の検査であるが、なぜロールシャッハテストが広く使われ、ソンディテストはほとんど使われないのか疑問である。
  • ソンディテストの簡便性から、臨床場面での有用性を考えると、ソンディテストがもっと活用されても良いのではないかと思われる。
  • ソンディテストを臨床研究のテーマとして取り組むことについては、今後の課題となる可能性があり、専門家の意見を求めたい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • green351
  • ベストアンサー率43% (185/430)
回答No.1

 私もどちらかというと双方のテスト法に公平なわけではありませんが、心理学専攻でなかったが故に“別にどっちでもいいじゃん。”という感覚はあります。  でも実際の所はロールシャッハの方が採用されているケースも多いですし、俗に言う“インクの染み”で判断というのが手軽なように思えるのかもしれません。  お書きのように妥当性が確立されているかと言えばどちらも疑問符が付くのかもしれませんし、どこがどう違うかと言われれば確かに優位な差はないのかもしれません。  結局は思い込みというか刷り込みの結果なのかもしれません。実施例が多くて比較的論文などの文献にも当たりやすいとなれば、教えやすいし教わりやすいのだと思います。“ソンディだ。ロールシャッハだ。”と口酸っぱくいうのではなくて、“いろんなやり方があるよな。”くらいの方が気楽だと思うし、研究テーマとしてもあまり最初から絞り込んでしまうよりもある程度広めに投網を掛けて徐々に絞り込んでいく方がいいのかなとも思います。  結局研究テーマをかなり絞って設定しても、その前提条件を遡及していく作業を続けていけば、ある程度の応用範囲というか広がりを持たざるを得なくなりますし、たとえば研究機関に属することになっても多様な意見は求めやすくなるはずです。   臨床心理士の方は資格試験の際、ソンディもロールシャッハも試験問題に当然出るでしょうから、意識される機会も多いでしょうが、私などはクライエントに余計な緊張感と先入観を与えないためにアンケートの形態で質問紙に記入してもらうパターンの方が多いです。小手先のごまかしがお互いに効きますから精緻な結果を求めるならば有効ではないかもしれませんが、質問紙さえ作っておけば多少時間が掛かっても現場では使いやすいですよね。

Block-Man
質問者

お礼

ありがとうございました。 『ロールシャッハテストはまちがっている―科学からの異議』という本の中で、ソンディにも触れられていて、アメリカでは1960年前後の論文をもとに、ソンディは役に立たないと判断されたと述べられていました。そのあたりがどのような論理で判断されたのか、元論文に当たってみようと思います。

Block-Man
質問者

補足

ありがとうございます。PubMedで論文検索しても、2000年に入ってからソンディの論文は1つしかなく、世界中で見放されている状況をみて、そうなるからにはロテストに劣る理由があるのかと思っていました。そうすると、ロテストに比べてソンディが、方法論的に決定的な問題があるというわけではなく、実施例の多さから文献や教育などへのアクセスがしやすいということの差で、実施に大きな開きが生じていると考えてよいでしょうか? 決定的な問題点があって皆が使っていないところに、自分だけ必死にがんばってみても、受け入れてもらえないのではないかと言う点が一番危惧していることです。