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洪積台地

洪積台地というのは、洪積期に形成された台地ということですが、段丘の浸食は進むとして、基本的には安定した地形で変化の乏しいものなのでしょうか?

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回答No.1

洪積世は更新世とほぼ同義です。 生物学的には新生代第四期,今から約200万年前から1万年前の期間に当たります。 この頃は氷期と間氷期が繰り返し,主としてヨーロッパで形成された氷河による堆積物の地層を,洪水堆積物と誤認した結果洪積層の呼称が生まれました。また河川堆積作用による扇状地や三角州が,地殻変動によって隆起した更新世の地層も洪積台地に含まれ,日本では武蔵野台地・下総台地が代表的です。 関東の大地が「基本的には安定した地形で変化の乏しいもの」と言い切れない点は,関東大震災の経験に照らしても,活断層の分布から見ても明らかではないでしょうか。 ただ,地層が古いほど固結度が高いので,湾岸部の軟弱地盤などと比較すれば,地震にも耐え得る安定性はあると言えるかも知れません。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 よく分かりました。