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「にかかります」を習得したいと思います。

 日本語を勉強中の中国人です。「かかる」の「ある範囲・場所・期間にまで及ぶ。経過してきてその所・時間に至る」という使い方を習得したいと思います。自分ではまだ使えません。下記の四つの文の違いを教えていただけないでしょうか。 1.申請は12月にかかります。 2.申請は12月に至ります。 3.申請は12月までです。 4.申請は12月までにです。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • m2052
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回答No.2

1.申請は12月にかかります。 これだけでは日本語として意味が通りません。 意味が意図された通りかわかりませんが、言い換えれば「この申請の結論がでるのは12月にかかります(かかってしまいます)」はどうですか。 2.申請は12月に至ります。 これも意味が不明です。 これも「申請は12月までできます」「申請の結論は12月になります」ではどうでしょうか? 3.申請は12月までです。 申請する期限を示す、ごく一般的な日本語です。 4.申請は12月までにです。 3が満点の文章なので「に」が不自然に目立ちます。「12月までに申請してください」とすれば自然です。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。

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その他の回答 (1)

回答No.1

こんばんは。 ご質問の趣旨は、4つの例文の意味をお答えすればよい、という事ですね。 それでは、さっそくお答えさせていただきます。 1.申請は12月にかかります。 この文章は、 「何かを申請した事に対する答えをもらうのに、12月まで待たなければならない」 という意味です。 例えば、イベント会場の使用申請をした時に、 「使えるかどうか、答えは12月まで待ってください」 というような意味で 「使用可否の回答は、12月にかかります」 という文章を使う事があります。 2.申請は12月に至ります。 この使い方は、日本語として正しくありません。 「至る」という言葉は、時間ではなく場所に対して使う言葉ではないかと思います。 例えば、 「東京から横浜へ至る道」 というような使い方です。 「東京から横浜まで30分で至る」 という表現は、使いません。 3.申請は12月までです。 この文章は、 「申請を12月の間も受け付けてくれる」 という意味です。 受け付けてくれる期間が、12月を含んでいる場合の表現です。 「~まで」という表現は、「~」を含んでいる、と思っていただけるといいでしょう。 4.申請は12月までにです。 この文章は、3.とは逆に 「12月になる前に、受付を閉め切ります」 という意味です。 つまり申請の受付が、11月で終わってしまうことを意味します。 たった一文字「に」が入るだけで、全く正反対の意味になるので、大変ややこしいのですが、「~までに」と言われた(書かれていた)場合は、「~」は含まれない、と覚えておいていただけると、間違いが無いと思います。 ここからは、語学の勉強というよりは、実践的なアドバイスです。 日本人の悪い癖で、自分たち自身が3.の「~まで」と4.の「~までに」の意味を取り違えて使っている場合があるのです。 期間(期限)について「~まで」や「~までに」が書かれていた場合は、「~」を含むか含まないか、確認するほうが、間違いを防ぐことができます。 日本語は元々、言葉、というよりは文字の持つ意味だけではなく、その裏にある雰囲気のような物も汲み取って、総合的に判断しなければならない、とても曖昧な言語です。 良く言えば「察してあげる」心配りの言語ですが、外国の人々から「日本人は曖昧ではっきりしない。自分の意思を持っていない」という誤解を受ける、大きな原因でもあります。 その分、日本人と互角に使いこなせるまで習得できれば、より良く日本を理解することができるようになると思います。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。がんばります。

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