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「時間+いっぱい」の使い方について

 日本語を勉強中の中国人です。「時間+いっぱい」の使い方について教えてください。これはどういう意味でしょうか。後ろによく「で」が来るのでしょうか。「に」や「は」などが来ても大丈夫でしょうか。この表現は「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか。たとえば、「三月いっぱい」、「三月までに」、「三月まで」の違いは何でしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

「いっぱい」は、「ある期間内の限度ぎりぎりまで」という意味です。 結果として期限も表わしますが、「一定の期間中ずっと〇〇する」というニュアンスが伴ないます。 「まで(に)」は、「到達点として期限を区切る」というニュアンス。 「三月いっぱい」とは言いますが、 「三月三十一日いっぱい」とは言いません。 「三月三十一日まで」と言います。 これが「いっぱい」と「まで」の大きな違いです。 1. 「三月いっぱい仕事が忙しい」 三月の範囲ぎりぎり(=3月31日)まで仕事が忙しい。 2. 「〇〇いっぱいで△△」 「〇〇の範囲ぎりぎりを過ぎたら、△△」 という意味。 「三月いっぱいで、彼は退職します」 三月の範囲ぎりぎり(=3月31日)を過ぎたら、彼は退職します。 という意味ですが、単に期限を言っているのではなくて、 三月の末ぎりぎりまで仕事をした後、彼は退職します。 というニュアンスです。 3. 「〇〇いっぱいに△△」 「〇〇の範囲ぎりぎりの期限内に、△△」 という意味。 「三月いっぱいに、この仕事を終えなくてはならない」 三月の末ぎりぎり(=3月31日)までの期限内に、この仕事を終えなくてはならない。 という意味。 4. 「三月いっぱいは、仕事が忙しい」 1の強調形です。 「三月いっぱい」を特に取り立てて主題にしています。 1よりも一般的な表現です。 5. 「〇〇まで△△」 「(現在から)〇〇という到達点に達する期間△△」 という意味。 「三月まで仕事が忙しい」 現在から、三月(という到達点)に達する期間、仕事が忙しい。 達した後も含まれるので、現在~三月三十一日まで忙しい。 ということになります。 「明後日までお祭りだ」 今日から明後日(という到達点)に達する期間、お祭りだ。 達した後も含まれるので、今日・明日・明後日の3日間がお祭りの期間になります。 6. 「〇〇までに△△」 「(現在から)〇〇という到達点に達する範囲内で△△」 という意味。 「三月までに彼は退職します」 三月(という到達点)に達する範囲で彼は退職します。 という意味。 達した後も含まれるので、3月31日までの間に退職することになります。 ただ、「までに」は「まで」よりも『「到達点」を重視した言葉』なので、3月のあまり遅い時期だと、間違いとは言えませんが不自然な印象を与えます。 3月上旬あたりまで、と考えるのが妥当でしょう。 「この仕事は明日までに終わらせます」 明日(という到達点)に達する範囲で、この仕事を終わらせます。 という意味。 達した後も含まれるので、明日中に終わらせることになります。 ただ、「までに」は「まで」よりも『「到達点」を重視した言葉』なので、明日のあまり遅い時間だと、間違いとは言えませんが不自然な印象を与えます。 出社してすぐ、あるいは、午前中あたりまで、と考えるのが妥当でしょう。 ◇ 一箇所だけ添削の必要がありますね。 >この表現は「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか →この表現【の】「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか : 「この表現」を「の」を使って「違い」に掛けてやると、すっきりした正しい文になります。 「は」を生かす場合は、 ・この表現は、「時間+まで」と「時間+までに」と、どのように違うでしょうか。 のようにする必要があります。 『この表現は【「時間+まで」と「時間+までに」と】どのように違うでしょうか。』   という構造です。 ふきのとう・・・。 こちらは今日また!雪でしたが、季節はもう春ですね。^^  

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に回答していただきありがとうございます。だいぶわかるようになりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。そちらはもう淡雪の季節ですね^^。

その他の回答 (4)

  • 35to1
  • ベストアンサー率30% (45/146)
回答No.4

 まず[時間]と[いっぱい]が実は一纏めではないケースがありますよね。  たとえば「まだ時間いっぱい」と言った時には、おそらく 「時間がまだいっぱいのこっている」というイミであろうとおもいます。  でも今回は[時間][いっぱい]を一纏めの言葉として使うケースの問題ですよね。 「時間いっぱい」という一纏めの言葉は主に「終了時刻」をイミします。  そして[まで]と[までに]にはつぎの様な違いが有ります。  時間いっぱいまでやる。 与えられた時間の終了時刻までずっとやりつづける。  時間いっぱいまでにやる。 終了時刻までの与えられた時間内のどこかでやる。  そして「時間いっぱい」という言葉は「終了時刻」のイミをひろげて 「与えられた時間の全て」というイミでも使われるとおもいます。   時間いっぱいでやるだけだ。(与えられた時間でできることをやりきる)   時間いっぱいにあがいたが。(与えられた時間フルにあがいたが…)*   時間いっぱいはがんばるよ。(終わったらたぶんもうがんばらない)  この様に[で][に][は]は各々の役割通りにどれも通じるとおもいますよ。 「三月いっぱい」も同様に「三月末」というイミと 「与えられた三月の全て」というイミがありそうですね。  [まで]や[までに]がつづけば前者と捉えればよいのではないでしょうか。 * 「時間いっぱいになってからあがいたが…」なら 「終了時刻(あるいは間際)になってから今更あがいても…」になるでしょう。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。とても難しいですね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

回答No.3

A)三月いっぱい+「で」  ex)三月いっぱいで仕事を辞める    =三月の末(3/31)で仕事を辞めること B)三月いっぱい+「に」  普通、三月いっぱいに、という使い方はしません。  三月いっぱい+「までに」という使い方はあるかもしれませんが、良い使い方では無いです。  子の場合、三月中に、という言葉が適当です。 C)三月いっぱい+「は」  ex)三月いっぱいは他の仕事が入っていて対応出来ません   =三月の末(3/31)までは他の仕事が入っていて対応出来ない  ※後半に来る文を否定する場合に使用。他のパターンはちょっと思い浮かびません。 D)三月までに  2つの場合が考えられます。  (1)三月になるまでに、の意   この場合、二月の末(2/28,29)までに・・・  (2)三月の末までに、の意   この場合、A)と同様の意になります。 E)三月まで  D)とほぼ同じ 以上のような感じですが、如何でしょうか?

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。いろいろありますね。ちょっと覚えにくいです。参考になりました。本当にありがとうございました。

  • p-p
  • ベストアンサー率35% (1977/5634)
回答No.2

3月いっぱい = 3月中、3月31日end、4月1日のときには終わっている 「3月まで」 =「3月(になる)まで」で「なる」がかくれています = 2月中(2月28日がend)です

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

時間+いっぱいのいっぱは限度をあらわします。 3時いっぱいで仕事を切り上げよう。と言えば=3時ぎりぎりまで仕事をする。 なんとか頑張って6時いっぱいで終わらせよう。=6時で終わるよう努力しよう。 「に」は使えますが、「は」は、使いません。 には6時にとか12時までにとか時刻や時間関係 期間に使われます。 5月にOOに行きます。三年前にOOから帰りました。 そろそろ収穫の時期になった 時間 時期、期間 3月まで=2月いっぱい 3月いっぱい=4月まで 3月まで休みます。3月までに仕事をかたずけます 3月まで日本に滞在します。3月までに中国に帰ります。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。難しいですね。参考になりました。本当にありがとうございました。