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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:国語の問題文に出たこの話)
20年前の忘れられないお話の謎とは?
このQ&Aのポイント
- 20年前に読んだ忘れられないお話の出典が気になる。
- 国語の問題になるくらいなので、文学に詳しい方にお聞きしたい。
- お父さんの寿命を減らさないために鴨のすきやきをやめたが、結果的にはもっと悲しい結末になってしまった。
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質問者が選んだベストアンサー
お探しの話は、幸田文の「鴨」という随筆です。 覚えていらっしゃる内容は大筋としては合っています。 >あるところに病身の父を持つ「私」がいた。 「私」は幸田文、「父」はもちろん幸田露伴です。 >「私」の家では大晦日に鴨のすきやきをする習慣があった。 本文では「お正月の鴨雑煮」のために鴨を探します。 >しかし「私」は夢を見た。仙人が大きな木の前に立っている。 「私」が夢を見たのではなく、かつて「私」が聞いた朱竹だ(土へんに「蛇」のつくりをあわせた字)という人の鴨の話がエピソードとして引用されています。 あとは大体ご記憶のとおりのストーリーです。 >・・・こうして書いていても悲しくなってくる、忘れられないお話です。 おっしゃるとおり、人生の「あわれ」を感じさせて、心に残る随筆です。 なおこの作品は幸田文「ちぎれ雲」(講談社文芸文庫、1993年)に収録されています。 岩波書店版「幸田文全集」にも収録されていると思います。
お礼
ありがとうございました!もう誰も知らないのかと諦めかけていました。詳しい情報でとても助かりました。