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慣性モーメント
何度もすいません。今度は慣性モーメントについて知りたいのですが、これは普通のモーメントとどう違うのですか?単位が異なるので物理的に違う物だと判断できますが意味的にはどう違うのか教えて下さい。
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<#>質問799797との落差に、ちょっと意表を突かれました…</#> 1. その「普通のモーメント」は、正しくは momentモーメントでなく momentumモメンタムなのですね(この訛がワケワカになる原因)。 直線運動と回転運動が混在する場合は、 線運動量:linear momentum 角運動量:angular momentum と明確に書き分けたりします。モメンタムです。 2. 理工では モ-メントmoment は回転(中心と距離)を言ってると思ってください。「直線運動でのp=mvである」という刷り込みは削除です。 直線運動の諸元 ⇒ 回転運動で対応するもの 運動量⇒ 運動量×中心からの距離 =運動量のモーメント = 角運動量と同じ 押す力⇒ 回す力×中心からの距離 =トルクのモーメント などなど 3. これらを使ったNo2氏の「直線運動での基本の式 p=mv に似せた式」 角運動量L = I×角速度ω に於いて; 最もシンプルな系;中心距離rに質点mが速度vで回転してる場合は、 直線運動的な運動量はp=mvなので、これより、 左辺のL=Pr=mvr 右辺のω=v/r なので、質量mに似せた量Iは、 I=L/ω=mvr/(v/r)=mr^2 ということになる。 4. 質点が微小だとしてdmと書けば、慣性テンソルでやる積分∫r^2dm につながります。 以上。 一般には初等物理や機械工学で上記の L=Iωにて「慣性モーメント」を修得したあと慣性テンソルに進むので、ちょっと意外でした。 当然ながら、テンソルの慣性主軸成分も慣性乗積成分もみな慣性モーメントそのものです。
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- First_Noel
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#2訂正 P=ma → P=mv 速度a → 速度v
- First_Noel
- ベストアンサー率31% (508/1597)
「回しにくさ」です. 質点の場合, P=ma で,運動量Pと速度aとの間に「動かしにくさm」と言う量があります. これはいわゆる「質量」です. 慣性モーメントの場合も同じで, L=Iω で,角運動量Lと角速度ωとは,回しにくさIと言う 慣性モーメントが比例係数としてあります.
- linuxbeginner
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Webページ http://www5.plala.or.jp/h-fuchi/physics/mechanics/mechanics5.htm 等を参考にしてはどうでしょうか。