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火付盗賊改方の出てくるタイミング(?)
鬼平犯科帳が好きでよく見ています。 火付けや盗賊と言った凶悪犯専門の取締り組織。 町の同心が歯引きの刀を差しているのに対して、火盗改は場合によっては斬り捨てる。 程度は知っているのですが、では火盗改が出張るタイミングはいつなのでしょう。 例えば、大店が襲われた。町奉行所が捜査したが捕縛できず、さらに他の店が襲われた→もう町奉行所では手に負えない→さぁ火盗改出動!となるのか・・・ あるいは「大店が襲われた」段階で火盗改登場となるのでしょうか? 始めから担当管轄が違うのか、奉行所では解決できないケースを担当するのか? どうなんでしょう?
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建前としては、町奉行が庶民の犯罪人を捕らえるのに 対し、火盗は、専ら侍の犯罪人を捕らえるのが 仕事でした。 町奉行が文官であるのに対し、火盗は番方、つまり 武官でしたので、それも先手組でかなりあらっぽかった、 と言われています。 ところが、あるとき事件が起こりました。 天保年間、江戸市中に集団で放火、強盗をする 「鶉の権兵衛」という大泥棒が現れました。 やり方が荒っぽく、大規模だったため町奉行の手に 負えません。 そういう時に、凄腕と言われる中山勘解由が火盗の頭に就任し、 その大泥棒の上をいく荒っぽさで一網打尽にして しまいました。 この権兵衛は侍ではありませんから、正確には管轄違いです。 しかし、幕府はこれに目をつぶりました。 これをきっかけに、荒っぽい犯罪人が出たときは、火付けが 出動するようになってしまいました。
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- tanuki4u
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対象者による区分けのようです http://wwwhou1.meijo-u.ac.jp/housei2/semi/soturon/2001soturon/individual/pdf/%93%EF%94g1.pdf
お礼
ありがとうございます。 んー、と言うと犯人探索は手下にさせて、これから仕事って時にバーン!と現れて捕縛ってことでしょうか。なんだか偉そうな割に(偉いのでしょうけど)おいしいとこ取りな感じなんですね。
お礼
ありがとうございます。 盗賊だけど小者、一人働き→町奉行 大規模窃盗集団、殺しもするぜ→火盗改 こんな感じでしょうか。