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限定詞(the)は必要か不要か?
中学英語の試験問題を見ていたら、次のような和文英訳の問題がありました。 「私の妹は男の子たちと話しています。」 正解は My sister is talking with the boys. とありました。 しかし、私が考えた英文は、"the boys"ではなく、どの男の子たちなのか分からないということから、限定詞(冠詞)を付けない"boys"でした。 My sister is talking with boys. 限定詞をつけるべきだとした場合、どのような理由や背景から限定詞を付けるのでしょうか? 論理的な説明ができる方がいらしたら、よろしくお願いします。
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Michael Swan著 Practical English Usageを眺めてみた P54あたりから articles 冠詞に関して 英語に近い西欧語の人は、分かるでしょうから、読み飛ばしていいよ、なんてことをいきなり書いてある。 例文 I've been to the doctor. (You know which one: my doctor) A doctor must like people. (= any doctor at all) the = 'you know which one(s)' We use 'the' before a noun when our listener/ reader knows (or can work out) which particular person(s), thing(s) etc we are talking about. 知っている(あるいは、容易に知れる)という感じなので articles(7): talking in general 'the' does not mean 'all' 'The' does not mean 'all'. Instead, we use no article. Compare: Move the books off that chair and sit down. (= particular books) Books are expensive. (NOT the books are expensive.(これは だめよん) The sentence is about books in general - all books) 2.My sister is talking with a boy. これは、言われた相手は怪訝そうな表情になりそうです。 「え、そこにいる、あの少年だろう?」と思っちゃう感じがします。 3.My sister is talking with boys. これも、変な表現になるようです。一般的な少年という意味になってしまうので、違和感が生じるようです。 ということで My sister が talking しているという特定な状況で、話者と聞き手が容易にMy sisterの話している相手が特定できる状況では、4,5 (特定の単数の少年あるいは複数の少年)しか文法的にはありえないようです。
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- tocchi2009
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the boysのthe+複数名詞は話をしているどうしが理解している男の子という意味と、そこにいる男の子全員という意味になります。ここは前者の意味です。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 調べてみたのですが、話し手(書き手)が知っていれば、聞き手(読み手)が理解しているかどうかとは関係なく、定冠詞(the)を付けることができるようです。 難しいものですね。
- felice919
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中学英語でしたら厳密に、『その男の子たちと・・・』という場合のみに the boysと書いてほしかったのかもしれませんね。 要するに 男の子たち→boys その男の子たち→the boys という解答を期待しているのかもしれません。
お礼
学習のための和文英訳では、たぶんにそのようなこともありそうです。
- tanuki4u
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boys : 少年というグループ全体を漠然と言う a boy:具体的なサンプルを取り上げて、それについて説明している the boy:他のものと比較するイメージ、少年と少女を比べるときに使う、比較がないと「その少年」となる the boys:限られた少年の一群全部を指す 総合英語FOREST P493 の説明より 現在進行形で Talk の主語が My sister と限定されているので、the boys が妥当。 話している人間と聞いている人間にとって、My sisterが話している相手は自明です。 My sister hesitates to talk with boys. 例えば、こんな表現であれば、私の妹は男の子と話すのにものおじしないよ。という少年一般に対するMy Sisterの状態説明になるので、boys が妥当。 逆に My sister hesitates to talk with the boys.となると 聞いている人間は で どの少年?と疑問になってしまう。 参考 http://www.girlslife.com/post/2011/01/18/tips-for-talking-to-boys.aspx?cp=all 少年を特定せずに、 「ねぇねぇ 男の子と話すとき、どうする?」というような状況であれば boys が妥当。
お礼
言われてみると、確かに限定された状況ではありますね。 「(たまたま通りかかった)公園では少年たちが野球をやっていた」という和文であれば、"Boys were playing baseball in the park."という訳になりそうですね。 "park"が"the"で限定されるのは、他の公園とははっきり区別することができるからだと思ったのですが、これは正しい理解でしょうか? 「総合英語FOREST」という本は存在も知らなかったのですが、本屋で立ち読みしてみたところ、なかなか良さそうなので購入してみました。 私が現役受験生だったころ(30年近く前だw)に、この本があればとても心強かったと思います。
補足
その後、いろいろと調べてみたのですが、おおよそ次のような理解で間違いないのでしょうか? 1.My sister is talking with boy. 2.My sister is talking with a boy. 3.My sister is talking with boys. 4.My sister is talking with the boy. 5.My sister is talking with the boys. 1.My sister is talking with boy. ⇒意味の成立しない表現 2.My sister is talking with a boy. ⇒妹が話している少年は一人だけで、その少年のことを、この文の話し手(書き手)は知らない。 話している少年は一人だけだが、周りに複数の少年がいる可能性はある。 3.My sister is talking with boys. ⇒妹が話している少年は複数いて、その少年たちのことを、この文の話し手(書き手)は知らない。 話している少年は複数だから、必ず複数の少年がいる。 4.My sister is talking with the boy. ⇒妹が話している少年は一人だけで、その少年のことを、この文の話し手(書き手)は知っている。 話している少年は一人だけだが、周りに複数の少年がいる可能性はある。 5.My sister is talking with the boys. ⇒妹が話している少年は複数いて、その少年たちのことを、この文の話し手(書き手)は知っている。 話している少年は複数だから、必ず複数の少年がいる。
- wind-sky-wind
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ただ妹が男の子と分類される複数の人たちと話すというのであれば boys です。 the boys というのは,具体的に名前など知らない, 細かく誰それか区別できなくても,同じクラスの男の子たち と限定されています。 現に話している男の子だから限定としてしまうと, 日本人がよくやる余計な the(私は勝手に先付けの the と呼んでいます) になりかねません。 そうでなく,前に登場したか,いつもの友だちとか,クラスの男の子とか で限定されています。 まあ,長文中なら必ず文脈があるはずです。 何かの例文としての1文というのなら,あいまいです。 1文だけでいきなり成り立たないような英文を例文とするしかない わけですが,現実には1文では成り立ちません。 He is ~とか,例文で作るのは自由ですが,いきなり he なんてあり得ません。 例文だったらあまり気にしないことですが,上で説明したような限定はよくあります。
お礼
一番にご回答いただき、ありがとうございました。
お礼
大変に分かりやすいご回答をいただき、ありがとうございます。 何となくもやもやしていた霧が無くなったような感じです。 >2.My sister is talking with a boy. 少年が誰だかは知らないけれど、妹が話をしている対象は明らかにそこにいるわけで、<その>少年という感覚のようですね。 どうやら私は「特定「という言葉の意味を少し勘違いしていたようです。