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最大最小問題でなぜこう定義するのかわかりません
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ANo.2です. >>(☆)α=√(a^2cos^2θ+b^2sin^2θ),β=√(a^2sin^2θ+b^2cos^2θ) >>α^2+β^2=a^2+b^2 >>となるわけです.置いたわけではなく,こうなってしまうのです. この部分は解決したのですね.補足にある >>※なお,α≧0,β≧0,α^2+β^2=a^2+b^2のとき,k=α+βとおいて・・・というやり方はいわゆる数学IIの図形と方程式の>>応用としてとらえるというものです.しかし,その場合少し注意が必要です. >>☆⇒α≧0,β≧0,α^2+β^2=a^2+b^2 >>は正しいですが逆が成立するかどうかは自明でないからです. この部分について,この数II的解答でなんとかならないかということですが,やはり「α≧0,β≧0,α^2+β^2=a^2+b^2」は必要条件でしかないからこれをとくと最大値は出ますが,最小値が(α,β)=(a^2+b^2,0),(0,a^2+b^2)のときa^2+b^2としてしまいがちなのでよくないと思います.十分理解している人ならa≦α,β≦b(a<b)またはb≦α,β≦a(a≧b)を付加でき,そうして正しい答を得ることができます. 図形と方程式も気をつけないといけない,微分も難しいというのであれば,三角関数の知識で次のようにやったら確実だと思います. 倍角(半角)公式よりsin^2θ=(1-cos2θ)/2,cos^2θ=(1+cos2θ)より α=√{(a^2+b^2)/2+(a^2-b^2)cos2θ/2} β=√{(a^2+b^2)/2-(a^2-b^2)cos2θ/2} よって, (α+β)^2=α^2+β^2+2αβ =(a^2+b^2)+√{(a^2+b^2)^2-(a^2-b^2)^2cos^2(2θ)} 0≦cos^2(2θ)≦1より,(α+β)^2の最大・最小値は cos2θ=0のとき最大値:2(a^2+b^2) cos2θ=±1のとき最小値:(a^2+b^2)+√(4a^2b^2)=(a+b)^2 α≧0,β≧0よりα+β≧0だから, cos2θ=0のとき最大値:√{2(a^2+b^2)} cos2θ=±1のとき最小値:a+b
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#3ですが、自分の日本語がおかしかったので訂正。 >これにより、((sin(2θ))/2)^2はθ=0のときαβは >最小、θ=π/4のときαβは最大になることがわか >ります。 ↓ ↓ ↓ これにより、((sin(2θ))/2)^2が最大(小)のときαβ も最大(小)であり、θ=0のときαβは最小、θ=π/4 のときαβは最大になることがわかります。
お礼
ご丁寧に訂正頂きありがとうございました。
なんだかやけに難しく解こうとしてますね。 普通に計算しましょうよ。 まず、 α=(a^2)((cosθ)^2)+(b^2)((sinθ)^2) β=(a^2)((sinθ)^2)+(b^2)((cosθ)^2) と置きます。 (L(θ))^2 =((√α)+(√β))^2 =α+β+2√(αβ) となるので、L(θ)≧0よりαβが最大(小)のとき L(θ)は最大(小)です。・・・・・・・・・・・・・・・(☆) このことに触れないと、根拠無くなんとなく感覚 的に >√+√の最大値は√^2+√^2で考えれば良 >いということはわかる と思ってるだけなんだろうと判断して減点(たぶ ん零点)されるでしょうね。 (☆)を念頭に、以下、αβを評価します。 αβ =((a^4)+(b^4))((cosθ)^2)((sinθ)^2)+(a^2)(b^2)(((cosθ)^4)+(((sinθ)^4)) =(((a^2)-(b^2))^2)(((cosθ)^2)-((cosθ)^4)))+(a^2)(b^2) =(((a^2)-(b^2))^2)(((sin(2θ))/2)^2)+(a^2)(b^2) となります。途中計算はご自分で確かめてください。 これにより、((sin(2θ))/2)^2はθ=0のときαβは 最小、θ=π/4のときαβは最大になることがわか ります。 (☆)に戻って、最大値はL(π/4)、最小値はL(0) となります。
お礼
大変勉強になりました。 ありがとうございました!
- ereserve67
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(☆)α=√(a^2cos^2θ+b^2sin^2θ),β=√(a^2sin^2θ+b^2cos^2θ) はいずれもθの関数です.こう定義した以上 α^2+β^2 =a^2cos^2θ+b^2sin^2θ+a^2sin^2θ+b^2cos^2θ =a^2(cos^2θ+sin^2θ)+b^2(sin^2θ+cos^2θ) =(a^2+b^2)(cos^2θ+sin^2θ) となりますが,三角関数の恒等式 cos^2θ+sin^2θ=1 のため α^2+β^2=a^2+b^2 となるわけです.置いたわけではなく,こうなってしまうのです. ※なお,α≧0,β≧0,α^2+β^2=a^2+b^2のとき,k=α+βとおいて・・・というやり方はいわゆる数学IIの図形と方程式の応用としてとらえるというものです.しかし,その場合少し注意が必要です. ☆⇒α≧0,β≧0,α^2+β^2=a^2+b^2 は正しいですが逆が成立するかどうかは自明でないからです. ☆をもう少し分かりやすく変形しましょう. α=√(a^2(1+cos2θ)/2+b^2(1-cos2θ)/2)=√{(a^2+b^2)/2}√(1+kcos2θ) β=√{(a^2+b^2)/2}√(1-kcos2θ) k=(a^2-b^2)/(a^2+b^2) -1≦cos2θ≦1であるから,例えばa>bのとき α:b→a β:a→b と変化しますから,(α,β)は第一象限の四分の一円全体を動くのではなく,その一部しか動きません. この場合,cos2θ=x(-1≦x≦1)とおいて α+β=√{(a^2+b^2)/2}{√(1+kx)+√(1-kx)} d(α+β)/dx=√{(a^2+b^2)/2}(k/{2√(1+kx)}-k/{2√(1-kx)}) =k√(a^2+b^2){1/√(1+kx)-/√(1-kx)} =k√(a^2+b^2){√(1-kx)-√(1+kx)}/√(1-k^2x^2) この符号は k{(1-kx)-(1+kx)}=-2k^2x に一致します. -1≦x<0のときd(α+β)/dx>0 0<x≦1のときd(α+β)/dx<0 であるから, x=0のとき最大値α+β=√{(a^2+b^2)/2}{2}=√(a^2+b^2) x=±1のとき最小値 α+β=√{(a^2+b^2)/2}{√(1+k)+√(1-k)}=√{(a^2+b^2)/2}(√2a+√2b)/√(a^2+b^2)=a+b となります.
お礼
ありがとうございました。
補足
ご丁寧なご説明誠にありがとうございます。 すごく勉強になりました! 数IIの応用とのことですが、高3生の解答として、 上記すべてを書くことは不可能ではとも思います。 この解法で簡略的に書くと減点が大きいでしょうか? 微分で解く方が得点的には確実でしょうか? ご意見伺えれば幸いです。
- spring135
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前の質問参照
お礼
大変勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
こういった論理は難しいですが、考えるのは楽しいですね。 色々と勉強になりました。ありがとうございました!