• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:次の英文にどうして , (カンマ)が必要か)

カンマの使用についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 「カンマがないと、複数いる母のうち、ケビンを好きな母が協力してくれた」という意味になってしまいます。
  • my motherとあるので、これで、ケビンの彼女の母親であることは一目瞭然かと思うのですが、やはりカンマはいるのか?
  • 関係代名詞の非制限用法か形容詞用法かについても考える必要があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#175206
noname#175206
回答No.4

 もう少し単純な例文で、関係詞の制限用法(カンマなし)と非制限用法(カンマあり)を説明してみます。  I like cute cats.「私は可愛い猫が好きだ。」の意味を明確にしてみます。 →制限用法:I like cats which are cute.「私は、(猫の中でも)可愛い猫が好きだ。」 →非制限用法:I like cats, which are cute.「私は猫が可愛いから好きだ。」  制限用法では、数多いる猫の中でも話し手が可愛いと思う猫だけが好きだということです。好きな猫が「限定」されているわけです。  非制限用法では、話し手は猫なら何でも好きです。I like catsのcatsは猫全てを表す複数形です。そこでカンマがありいったん話口調的にも意味的に小休止で、あらためてwhich以降で、猫の特徴をcuteだと言っています。  制限用法のほうは、二つの文に区切ることは難しいです。There are a lot of cats, but I only like cute cats.とでもするしかありません。二つに分けると、かえってややこしくなります。  非制限用法のほうは、関係詞と名詞の結びつきがゆるいため(話すときは、ちょっと間を置いたりする)、I like cats. They are cute.と単純に分けても意味がほとんど変わりません。 >But thanks to the help of my mother, who had liked him very much, I finally succeeded in persuading my mother. 「私の母は彼がとても好きだったので、私に助け舟を出してくれて、それで私の母を説得することができた。」 →But my mother liked him very much. So, thanks to the help of my mother, I finally succeeded in persuading my mother.  カンマがないとすると、以下のような英文ですね。 But thanks to the help of my mother who had liked him very much, I finally succeeded in persuading my mother. 「私のそのときの母が彼が好きで、そのための助け舟を出してくれたお蔭で、私はその母自身を説得することができた。」  普通はこういう言い方をする必要はありません。ひとりの人を指さして、「この人の中でもこの人」と言うことは稀です。  この限定用法では解釈は、主に二通りあるでしょうね。一つは、母親が気が変わりやすい人というような状況です。母親を説得した時点では、母親は彼が好きだったけど、その前後では違っていた、といったような状況です。数ある状態の母親の中でも、彼が好きな気分だったときの母親です。  もう一つは、母親が複数いるような状況です。たとえば父親が離婚して再婚し、実母と継母がいるような状況ですね。my motherですから、話の内容の時点での母です。父親の離婚・再婚前かもしれません。それなら実母でしょうね。再婚後かもしれませんが、それだと実母と継母のどちらかは分かりません。  いずれにせよ、彼を好きな母親と、そうでない母親を想定して、彼の好きな母のほうに「限定」することになります。 P.S.  制限用法のほうで、稀な解釈とはなりますが、最初のmy motherが実母で、二つ目のmy motherが継母、あるいはその逆ということもあり得なくはありません。代名詞herにしていないので、その可能性は残ります。

tse2000
質問者

お礼

制限用法と非制限用法の違いを詳細に説明してくださってありがとうございます。 すごくわかりやすい解説で、英語アレルギーも少しふっとぶかと思っています。 色々な文に出会って慣れていくように努力しなければならないと痛感しました。

その他の回答 (3)

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.3

But thanks to the help of my mother, who had liked him very much, I finally succeeded in persuading my father. という文章は非制限用法なので , who had liked him very much, と前後にカンマを入れるのが規則です。 who 以下の節を除いて But thanks to the help of my mother, I finally succeeded in persuading my father. と言っても意味が通りますよね。こういう場合副節の内容は文章の本題には「直接」関係ない、つまり mother という人物がどういう人物か直接制限していないと考えて「非制限」と言います。その場合カンマを入れるのが規則です。 それでは制限用法とはどういうのかと言うと例えば He was the only person who knew how to open the safe. では who 以下の部分がないと (He was the only person. だけでは) 文章の意味が通じなくなります。who 以下は person がどういう人物か限定しているので制限用法と言います。その場合カンマを入れないのが規則です。 私の経験では非制限用法を使う例の方が実際は多い気がします。例文は http://eigozuki.com/html/reibun/kankeidai-who-hi.shtml http://eigozuki.com/html/reibun/kankeidai-who-seigen.shtml をご覧下さい。

tse2000
質問者

お礼

非制限用法の使い方をきれいに説明してくださって感謝です!

回答No.2

>「カンマがないと、複数いる母のうち、ケビンを好きな母が協力してくれた」という意味になってしまいます。との指摘がありました。  これが、どういう意味かがいまいちわかりません。 なるほど。カンマなしは、制限用法とか呼ばれているやつですね。ありだと、非制限用法。「制限」とは、AND 条件による絞込みのことです。 つまり出題者さんの説明どおりなのですが、カンマなしの場合、ケビンを好きな my mother とそうでない若しくは態度が不明な my mother がいることが前提で、それら多数の my mother のうち、ケビンを好きな my mother を指すのです。そういう状況の実現性の有無は考える必要がなく、言葉の意味だけで言えば、そういう可能性があるという表現だということです。 カンマがあると、このような絞込みとは全く関係ありません。単に、「その my mother という人物はケビンのことを好きなんだけどね、」と、言い忘れたりうまく言葉としてまとまらなかった情報を付け足しみたいに述べるための表現なのです。だから my mother の人数は、たったの 1 人でも構わないわけです。 語感とかを無視すれば、次のように言っても同じ内容です。 But thanks to the help of my mother, I finally succeeded in persuading my father. She had liked Kevin very much. しかしご質問の文からカンマを取ったものは、別な意味ということになります。

回答No.1

とにかく、コンマなしの限定用法というのは 同種のものがいくつもある(考えられる)うちの、 関係詞以下の内容で限定される。 先行詞自体が複数、というのでなく(複数の場合もありますが) 複数ある、どこにでもある同種のもののうち、絞り込む。 Mr. Smith is a teacher. Everone likes him. であれば Mr. Smith is a teacher (who/whom/that) everyone likes. Mr. Smith, who(m) everyone likes, is a teacher. 限定用法になるのはどこにでもある teacher の方。 いろんな先生のうち、みなが好きな、で限定される。 一方、Mr. Smith という固有名詞はそれだけで1人に限定されているので、 限定用法は使えない。 my mother 自体で、特定の自分の母親と決まってしまうので、 限定用法とは相いれません。 my mother で一目瞭然だからこそ、相容れない。 my mother という所有格自体で限定されるので相いれませんが、 仮にコンマなしで続けると、 the woman who had liked him very much 的に、どこにでもいる女性のうち、と同じように、いろいろな母親のうち、 という感覚になる。 日本語で後ろから訳して、 「~が好きな私の母」「~が好きなスミス先生」 でも英語ではコンマつきの方になります。 日本語には関係詞などないわけだから、日本語どおりにはいきません。 固有名詞は限定用法では修飾できないと説明されます。 the Tom who is absent today クラスに Tom という名前の子が複数いたら、 こういうふうに限定用法で、「今日欠席のトム」 とは言えます。 この場合には the がつきますし、固有名詞が普通名詞化しているといえます。

関連するQ&A