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コンマの意味
- 形容詞が後ろから名詞を修飾する場合があるというのは調べてみて納得したのですが、1の[place,run by-]、2の[person,able to-]と、被修飾語と修飾語の間に打たれたコンマに混乱しています。
- コンマはどういう理由で打たれたものなんでしょうか。色々な可能性が考えられそうなんですが(1.上記url先の回答のように非制限用法の関係詞的に、2.形容詞句が長いので、3.分詞構文(この英文の載っていた参考書でこの可能性は否定されていましたが)、4.接続詞の省略など)、どれにしても、ハッキリとこの解釈以外は考えられない!と断定できるような要素、理由ってあるんでしょうか。
- また、[person,able to-]のto-は、文法的には、副詞的用法の不定詞で、後ろからableを修飾していると説明するんでしょうか。また、参考書にて、an able personとはできるが、an able person to copeとはできないとあったのですが、何故なんでしょうか?able toはこれ一塊で意味を成すもので、形を崩すことができないからですか?
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このようなコンマがある場合に、分詞構文と考えることに異論はありません。 そして、こういう分詞構文について、 「~しつつ」と同時進行で考える 「…して、そして~」と連続動作を表すと考える と2通りある、とたいてい説明されます。 しかし、こういう連続動作的発想はあくまでも日本語の理屈にすぎません。 and で言い換えるのは頭の中ですますのはよくても、実際の英語では当てはまらないことがあります。 http://okwave.jp/qa/q6339846.html ここで質問されている Fill in the chart, giving your opinion about ~という英語は 決して、「表を埋めて」から、別の行為として「そして意見を述べる」ではあり得ず、 あくまでも「表を埋める」=「意見を述べる」です。 日本語で「表を埋めて意見を述べる」と訳すのはいいですが、 (英語直観的には)「意見を述べつつ、表を埋める」 表を埋めることが意見の表明です。 The typhoon hit the city, causing a lot of damage. こういうのを連続動詞、あるいは結果として 「台風がその町を襲って、多大なる被害をもたらした」 と訳すのはいいですが、決して台風が襲ってから、あらためて被害が出たわけでなく、 台風が襲った、という裏で被害をもたらすということが同時に進行している。 cause という単語自体に結果の意味が含まれるにすぎません。 実は私もこの呪縛から逃れたのはかなり英語を勉強してからです。 The train leaves Osaka at nine, arriving in Kyoto at ten. こういう英語なんか、どう考えても「出発して、到着する」なわけですが、 「出発する」ということは同時に到着へ向かって進んでいる。 連続動作というのはあくまでも日本語的理屈という証拠に 英語圏での分詞構文の説明には出てこないということが挙げられます。 日本語で「~して」という表現はさまざまな意味合いに用いられます。 これを日本語の理屈で連続動作、というのは自由ですが、 決して別の行為としてとらえるのでなく、あくまでも同時進行。 だから、こういうコンマの理解で and を入れると英語的には逆に切りすぎのように私は感じます。 くどいようですが、日本語的理解としてはいいと思います。
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- bakansky
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> 1.It was a really comfortable place, run by a large family headed by a pleasant-looking grandmother. > 2.I am now a comparatively calm and placid person, able to cope tolerably well with those problems. お示しのリンク先の No.2 の回答にある通りだと思います。and it was run by ... というふうに読めます。別な文として書くよりも、いきなり ..., run by ... とした方が文が引き締まった印象を与えます。 2. の文についても、and I am able to cope ... とすると、その前に既に and が出ているのにまた and を出すことになり、文が冗長な印象を与えます。そこでいきなり ..., able to cope ... としたわけで、これで文が引き締まります。 > an able personとはできるが、an able person to copeとはできないとあったのですが、何故なんでしょうか? an able person という言い方は出来ますが、その文の場合には出来ない、ということでしょう。その文章の中では able は 「可能である、出来る」 という意味で用いられており、an able person は 「有能な人間」 ですから、意味がズレます。また、仮に an able person をその文の中に持ってくるのなら、文の形自体を変えなくてはなりません。たとえば I am so able a person that I can cope tolerably well with those ploblems. みたいな文に。
補足
回答ありがとうございます。 どちらの英文も、接続詞svが省略された文であって、直前の名詞を修飾する形容詞句ではないということですか。 どうしても形容詞句には見られないんでしょうか。コンマは分詞構文の場合以外にも、後置修飾の形容詞句と名詞の間にも打つことがあるようなのですが、この文のコンマもこの用法とは見られないでしょうか。
- wind-sky-wind
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たかがコンマ、されどコンマとでも申しますか、しょせん、日本語の読点と同じで 書く人次第、状況次第、あまり大きな意味がないとも言えます。 ただ、言えることはコンマがあることでいったん休止が入る。 どうしても、英語の構造上、日本語に当てはめた場合、後置修飾的に考える、 あるいは訳す場面は多々あります。 そして、コンマが入ることで、いったん切る。 関係詞の場合に如実に表れるわけですが、ただ、英語的には同じく前から流れる。 だから、たとえ、コンマがなくても、英語としては前から理解した方がよいところがあります。 I saw the boy running over there. こういう英語を後置修飾として「向こうを走っている男の子を見た」とするのか、 知覚動詞的に「男の子が走っているのを見た」とするのか。 実際は英語的には同じです。 こういう名詞+(形容詞・分詞のかたまり) という構造を後置修飾とするより、前から主述構造としてとらえるのを 専門的には「ネクサス」といいます。 SVOC として確立されたものであれば問題なく、ネクサスになるわけですが、 そうでなくても、常に名詞+補語的な形容詞・分詞という関係は存在します。 だから、特にコンマがない場合、訳すために後置修飾というのもありますが、 前から「名詞が~」とみていく。 こういう構造になると、どうしても which is を補う、という説明がなされますが、 関係詞を入れるとますます後置修飾になってしまう。
補足
ありがとうございます。
お礼
なるほど。ありがとうございました。