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数学で困ってます、、、
↓この定理の証明がうまくいかなくて困っています。 f(X)→A (X→a) であるための必要十分条件は、Xn→a (n→∞) (ただしXn≠a)である任意の数列{Xn}に対し、f(Xn)→A (n→∞)となることである。 この定理の証明がわかる方がいたら教えていただきたいです。
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- ramayana
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f を、ある距離空間から距離空間への写像(実数変数の実数値関数など)であって、 a の近傍から a を除く領域で定義されているものとします。以下のようになります。 (1) 「 f の定義域に含まれ lim[n→∞]Xn = a なる任意の点列 X1, X2, ・・・ に対して、 lim[n→∞]f(Xn) = A 」 (2) 「 lim[X→a]f(X) = A 」 として、(1)⇒(2)を示すことにする。なお、(2)⇒(1)は、当たり前。 δを正の実数とする。また、 X が |X-a| < δの範囲で f の定義域を動くときの、 |f(X)-A| の上限を、 S(δ) とする( S(δ) は、非負実数又は∞)。 (3) 「 lim[δ→0]S(δ) = 0 」 とすれば、(2)は(3)と同値である。そこで、(3)が成立しなければ(1)が成立しないことを示すことにする。次のとおりである。 (3)が成立しない ⇒ある正の実数εが存在し、どんな小さなδに対しても S(δ) > ε ⇒どんな大きな n に対しても、 S(1/n) > ε ⇒どんな大きな n に対しても、 |Xn-a| < 1/n かつ |f(Xn)-A| > εなる Xn が存在する。 ⇒このように選ばれた X1, X2, ・・・は、(1)の反例 ⇒(1)が成立しない (本当は、 S(δ) を持ち出さなくても証明できます。ただ、極限とかを扱うときは、このように乖離の上限を介在させた方が、頭を整理しやすいと思います。)
条件が何か抜けているようです。
お礼
回答ありがとうございました!!! すごく参考になりました!!!