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他人の怒りや悲しみを客観的・冷静に分析できる人
他人の怒りや悲しみを客観的・冷静に分析できる人に出会ったことがありません ある本で、その様な人は存在すると書いてあったのですが。 その様な人の、エピソードや関連書籍・作品など、情報はありませんか? 私自身、他人の感情を冷静に捉えようとしても、自分の感情が邪魔をしてうまくいきませんので そんな人にとても興味があります。
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過去に、すぐ人が憎くなるという質問者さんに以下のように回答しました。再投稿します。 http://okwave.jp/qa/q7585128_2.html#answer のNo.10。 -------------------------------------- 私はクリスチャンですが、聖書にはこういう格言があります。 「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする。違犯をゆるすのはその人の美しさである。」 「洞察力」というのは見えない物事を見る(識別する)能力のことです。人が腹立たしく思える行動をとっている時、その人の行動には理由があるはずです。hasimoto35さんの場合、その理由を性急に断定しているように感じました。確かにそれが当たっている場合もあるでしょうが、しかし人には他の人には分からない複雑な事情を抱えている場合もあるものです。hasimoto35さんもいくら口で説明しても他の人(一部の親しい人は除いて)には理解してはもらえないようなことを経験したことはありませんか。 私も実はナルコレプシーという病気が中学生の頃に発症してしまいました。この病気のお陰で昼間はとても眠くて、授業中も居眠りばかりで、周りからも誤解されました。それを正確に理解してくれる人は少なかったと思います。というか、私自身でさえもそれが病気だとはその時知りませんでしたし。このように、人は病気や悲痛な経験、ストレス、トラウマなど他の人の知らないところで様々な複雑な事情を抱えているものです。 それで、それを多分初対面の人がすぐに「あなたは間違っている」と断定するのは、裁判官が被告人の話を十分聞いてもいないのに有罪判決を下すことと同じような感じがします。本当にその人にはもう情状酌量の余地がないのでしょうか。 たとえ、明確な悪意があると思えるような行動でもそれは当てはまります。例えば、あなたに会ったばかりなのに、ある人があなたに激しく敵対的な言葉や行動をとったとしましょう。そのような時こそ、「洞察力」をもって考えてみるべきです。もしかしたら、その人はあなたに会う前に何かとても嫌な経験をしていたのかもしれず、あるいは病気の痛みや心配事が原因でストレスがたまっているのかもしれません。そして、そのあがきが悪口や意地悪な行為などに現れただけなのかもしれません。 ですから、そのような場合、その敵対的な言葉や行為を「自分自身に対する攻撃」とみなすよりも「その人の悲痛な叫び(助けて!という救命サイン)」とみなすことができます。そして、「どうしたんですか。何か(嫌なことが)あったんですか。いつものあなたとは違っているように感じたんですけど・・・」などとさりげなく尋ねてみるのはどうでしょうか。もしかしたら、その人は「うん、実は、こうこうこういうことがあったんだ・・・」と事情を話してくれるかもしれません。(もちろん、「余計なお世話だ!」とつっぱねる人もいるでしょうが。しかし、その場合、かなり「重症」なのでしょうね。) ただ、問題はそのように「洞察力」をもって他の人の事情を考慮するだけの心の余裕があるかどうかという点です。もしあれば、是非、「この人はどうしてこんなことをするのだろう。何か特別な事情があるのだろうか。何か嫌なことがあったのでないだろうか」などと考えてみてください。人が奇行に走る場合、大抵その人の背後には同情に値する悲しむべき物事が関係しているものです。 しかし、そのような心の余裕がないという場合は、http://okwave.jp/qa/q7509290.htmlのNo.9の私の回答をご参照ください。
- unko789unko
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エピソード? おまえは、如何なる分析を求めてんだ? エピソードというか、人間の理解に努めるかどうかだろ。
お礼
返信ありがとうございます
- unko789unko
- ベストアンサー率12% (3/25)
ん? 俺は分析できるぞ。 あったことないというか、そもそも普段そんなことを逐一分析して伝えたりしないわー
お礼
ありがとうございます そうですよね、出来る人が私に伝わって初めて存在しますもんね 何かエピソードなどあればお願いします。
そりゃ、キリスト、佛陀クラスでないでしょうか。 カウンセラーだって、仕事だからやってんだし、間違う事もあるし。
お礼
ありがとうございます いえ、私も「出来なくはない」と思ってるんです 例えば上司に烈火の如く怒られるときに涼しい顔で、怒りの心理を模索してる、感じです そんな極端に対応すれば、まぁ殴られるでしょうが
- moto_koukousei
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心理研究者は、怒りや悲しみを対象に研究することがあるでしょうが、おそらく分析する人は希だと思います。分析というのは、原因や傾向、メカニズムを調べたり、対処方法を探すのとは違って、そうした感情のさらに細分化した要素を探し出すことです。やっている心理研究者もいるでしょうが、大脳生理などの研究になって来ます。 カウンセラーは、怒りや悲しみを分析することはないです。怒りや悲しみなどの感情やそうした人の持つ認知や思考、行動の傾向から、その人を支える実践活動をする職業人です。 バスの運転手は、安全で正確な運行をする人であって、バスの分析研究をするのではないのと同様です。 小説家の中には心理描写が巧みな人が多くいます。怒りや悲しみを分析するのではないですが、どのような機微があるかを正確且つ適切に理解するだけでなく、その再現を作品に出来るほど、巧みです。ただ、そうした作家が感情の激しい人と直接に対した場面で、自分が冷静でいられるかどうかは別問題です。 他人の感情に揺さぶられたり影響されたりしないには、大きく2つの要素が必要です。 1 共感機能が欠けているか、共感を抑制出来る安定性を獲得している 2 日常的に慣れていて、かつ、スタンスの違いをしっかり自己認識している カウンセラー、医師、教師、弁護士、警察官、検事、裁判官、刑務官、飲み屋の店員、大手企業のお客様相談窓口などになっている場合、あるいは小さな子供の親は、患者、クライアント、生徒、クレーマー、犯罪者、酔っ払い、住民や子供の感情に揺さぶられているわけにはいかないので、辛抱強くなり、なにを相手が抱えて、そのためにどうしているか、今後どうなるかを、相当に冷静に正しく見ています。 母親でも、自分の感情が爆発したり、とても余裕がなくなってしまっている人は多いと思いますが、幼児を育てている母親は、幼児の怒りや悲しみ、疲労や飽き、喜びを客観的もみていて、なぜそうなっているのか、この先どうなるのか、どう対処するのがいいのかわかっていることが多いと思います。 カウンセラーの資格を持っていても、実際に幼児に対した場合、母親の方が状況把握でも対処法でも、優れていることは多いです。 「他人の感情を冷静に捉えようとしても、自分の感情が邪魔をしてうまくいきません」というのは、相手に対する自分の立場スタンスの認識が、張り合う関係にあるからという面もあるでしょう。 自分が相手の夫や妻であれば、自分までも感情的になってはマズイという意識が自然と冷静さを事態を正確に見ようとする姿勢を高めてくれます。親であれば、子供に対して、自分は親なのだからという自覚が自分の感情の激発を押さえてくれます。小中学生を相手にして、自分はもう成人なのだと自覚すれば冷静になれます。企業などで、部長などになれば、相手の感情に揺さぶられてはならない立場だという自覚が冷静さを確保しやすくさせてくれます。 映画や演劇をみている場合は、そうした立場は関係ないので、思い切り悲しんだり、笑ったり、感情を動かすことを楽しむことも出来ます。 友人との間で友人の感情の動きに対してもまったく冷静で動かされないのは、逆に問題かもしれません。 相手と自分が互いに憎しみ、いらだち、馬鹿にし、蔑み、敵対しあうようでは、話にならないので、セルフコントロール出来るようにした方がいいです。 セルフコントロールする力をつける簡単な方法は、次のようなものです。 1 自分の価値を高める (知的能力を高め、だらしなさなどのまずさを改善する) > 引け目があると、どうしてもマイナス感情が起きやすくなります。 2 全体や流れを見る習慣を身につける (状況やこの先の展開を考える) > いま、この相手、このことだけ考えたり思うと、感情の揺れは大きくなります。 3 立場を考えながらものごとを考える習慣をつける (相手について) > 相手のプロフィールでわかっていることを何度も頭の中で再確認します。プロフィールを出来るだけ数多く思い出すという知的脳活動が、感情優位で激発しがちな状況を修正してくれます。 「他人の感情を冷静に捉える」=「他人の感情の状況を正しく把握する」必要はあまりないと思います。 「他人の感情に冷静に対応する」=「他人の感情に自分まで引っかき回されない」ことが大事になる場面は多いと思います。 最初に書きましたが、心理を分析することはまず困難です。心理分析というのは、心理を分析するのではなくて、心理から何かを解釈し対処方法を探ることを目的としているのがほとんどです。ねらっていることが、自分の感情の安定確保であれば、相手の心理状況を理解するよりも、自分を研き余裕を高めること、心理や感情ばかりに気を奪われず、もっと全体や流れ、状況を眺めるようにするのが良いと思います。 なお、常識的な心理解釈をいつもしていると、固定観念を持ったような状態になり、返って思い込みの間違いをします。あまり心理を気にしても得なことはないと思います。心理を読もうとしすぎることで、損をすることならたくさんありそうです。 http://www.superdramatv.com/line/pro/ http://www.superdramatv.com/line/criminalmind/
お礼
ありがとうございます
- quidaole
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客観的かどうかはさておき、冷静に分析できるよう訓練した人は「カウンセラー」になるのではないでしょうか。職業として医療関係の仕事に就く人もいるでしょうし、他の専門知識と併せ企業内カウンセラーという職業もあるでしょう。 検索サイトGOOGLEで「カウンセリング 書籍」のキーワードで検索するだけでも随分ヒットします。 ご参考までに。
お礼
ありがとうございます カウンセリング、盲点でした 面白そうな本も発見しましたが、随分ヒットしすぎて望んでいる答えは見つかりませんでした
お礼
ありがとうございます 私が以前読んだ本の内容の上に、生きておられる方と思いました