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ネット上ですぐ怒る人の心理
このサイトはまだマシなほうですが、いろんな掲示板を見ていると他愛も無いことですぐに怒りのこもった書き込みをする人をよく見ます。 例えばパソコン関連の掲示板で分からないことを聞いたとたん「んなこと自分で調べろ!!カス!!」などと書かれたり、掲示板の趣旨に合っていない事柄を書き込むと「てめーみたいなのが来る場所じゃねーんだよ!氏ね!!」とかボロカスな攻撃をされることも。 2chならそういう表現が慣例化してるのである意味例外ともいえますが、一般のサイトの掲示板でもけっこうそういう排他的なやり取りを散見します。 これらのことで怒る人の心理が理解できません。これらのシチュエーションはべつに怒るところじゃないですよね。ではなぜ怒るのでしょうか? 「スレ違いwww」や「空気嫁」「ワロタ」等ならそれほど怒っている風でもなく単に場違いな書き込みをした人を軽く馬鹿にしたりちゃかしたりしているだけですが、そこで怒りの感情を持ってしまう人がいるというのはいったい何故なのでしょうか。非常に不思議であり興味を惹かれるところです。 自分もとある質問サイトで似たような経験をしたことがありますし、ネットの世界では日常茶飯時であることをまことに嘆かわしく思いますが、ここではあえて彼等を感情的に批判するのではなく理論立ててその心理を分析したいと思います。 何故そこで怒りの感情が沸くのかという人間観察的興味によるものです。 皆さんはこのような人たちをどういう解釈で分析しますか?よろしければ参考に皆さんなりのご意見をお聞かせください。 よろしくお願いします。 ※くれぐれも「ただの馬鹿だからほっとけばいい」とか「相手にすると疲れるだけですよ」という回答を求めているのではなく、彼等の心理を客観的かつ論理的に解釈する仮説をお願いします。
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いくつか仮説を考えてみました。 ・「そういうコミュニケーション」説 特に怒ってるわけではないけど、「ネットのコミュニケーションはこういうもんだ」 というようにどこかで刷り込まれて発言している説。 「スレ違いwww」「ワロタ」などと同じ感覚で発言しているだけで、 あいさつや、枕詞のように捉えているだけ、という人。 ・「またか…」説 ここを含め技術系のサイトでは似たような質問、検索すればすぐ見つかる質問が山ほどあります。 そういうのをしょっちゅう見ていて飽き飽きして、「そういうのはもう見たくない」 という心理から発言している、という説。 (質問者はすべて別の人なので、それに気づいていれば、怒るほどでもないんですが…) また、「レベルの高い質問が俺の求めているものだ!」という高い志を持っているが故に、 暴走して思わず書き込んでしまうのかもしれません。 (そんなのスルーしておけばいいじゃん、と言われればそれまでですが…) 後は、質問の仕方が悪く、何言ってるか分からない、という意味を込めて(るかどうかは分からないけど) 注意喚起のために言っているケース。 ・「このサイトはそういう所です」説 上の2つとはちょっと違い、他の回答を見ていて、「ここはそういう風に答えるんだ」と 間違った認識を持ってしまい、回答しているケース。 それが重なっていくと本当に「そういうサイト」になるかもしれません。 ここは「そういうサイト」ではないので、比較的荒れが少ないのかもしれません。 また、ひどい言葉でも普及したり、記号的になっていくとその意味が薄れ、軽く使われるようになります。 例えが悪いですが、「援助交際」もやっていることは「売春」と変わりません。 かつてあんなに広まったのは「援助交際」という名前が付いたからだ、という考えもあります。 さらに「エンコー」と言えば元の言葉の持つ五感が薄れ、余計に軽く使われるのかもしれません。 質問文にあった「氏ね」も意味どおり「死ね」だったらそこまで広まってはいなかったように思います。
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- AGLAIA
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いろいろなかたがいると思いますが、中には 1)公共でマナーが悪い奴に注意したり怒ったりしたいと思っても 相手が逆ギレしたり 不必要に面倒なことになるくらいならと 躊躇することが 普段のストレスになり、 ネットの匿名性を利用し、マナーの悪い人を 鬱積したストレスと あいまって 必要以上に キツい表現で罵倒する。 2)本当に罵倒したいと思う人もいれば、ネットベテランで 単なる言葉遊びのように 罵倒した表現を使い、慣れていない人の リアクションを見て楽しむ。(実は全く怒っていない) 3)「そんなこと調べろ!」の表現については A) 本当に全く努力しないで 人に聞くという態度に普段から 腹が立っている人か (まず自分で調べて、どこまで調べたか 書いてから質問する、という態度が 私も正しいと思います) B) そういう書き方をする人は慣れていない人なので からかって使う(2に同じ) など分析してみましたが、いかがでしょうか?
お礼
多少でもマナーが悪くて怒られる人はわかるんですが、私が見る限りとくにマナーも悪くないし真っ当な書き方で質問をしてきてる人や、また質問でなくても単に「よそ者」というだけで罵倒されるケースもよく見受けられます。 ベテランがからかっているのはだいたい見たら雰囲気で分かるんですが、明らかにマジギレと思われるような対応をする人もいます。なんでそこでマジギレなの?と。 ちょっとそれますが、似たようなケースとして怒ってないんですが何故か理由もなく変に馬鹿にした書き方のレスをつける人もいます。そういう人に限ってものすごい専門知識を持ってたりするんですよね。ただこういう人は現実に対面の会話でも同じような態度をすることが多いです(空気を読めない人が多い)。きっとそういう人は相手を馬鹿にした話し方をしているという自覚が無いのでしょうね。
- maigobito
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それは、彼らなりの世界が出来上がっているからではないですか? 色んな人がROMしているとは思いますが、 投稿する人は限られてくると思います。 特定の掲示板によっては、目的を同じとする人が集まりやすく、 その掲示板なりの暗黙のルールが存在しているのかもしれません。 また、その人たちなりのルール。 簡単に検索すれば調べられること(彼らにとって)を聞いてくるのが失礼だと思っているのでは? ネットでは顔が見えない分、気軽に質問してしまうこともあるし、 反対に、ムッときてもリアルでは表にださないことが出せるため、 お互いに思いやりを忘れている部分があるようにも感じます。
お礼
たしかにサイトや分野ごとに独特の雰囲気やローカルルールのようなものはあるようですね。 その一種コミュニティに対して部外者が足を踏み入れるということ自体に「ゴルァだれに断って入ってきとんねん」てな感じなのでしょうか。動物やヤクザのナワバリ意識のようなものでしょうか。となると懸案の“すぐ怒る人”は動物かヤクザに近いということになりますが、意外にもそんな人がかなり高度な専門知識と論述でもって同種と思われる人と激論を交わしたりすることから、「普段はおとなしく抑鬱されたストレスを持ったオタク」という人物像が浮かび上がります。そこに動物やヤクザのような単一思考的な空気は感じられません。となるとまた不思議なのは、単一思考的人種と高度な知識と思考を持つオタクが「ネット上ですぐ怒る」という共通した面を見せることです。 いやーこういうことを考察すると面白いですねえ。
- DONTARON
- ベストアンサー率29% (330/1104)
人それぞれ性格が違いますので、 ちょっとした事で怒る人もいますし、 その時に気分がすぐれなくてイライラしていたり、 その人にとって逆鱗に触れような質問であったり、 質問の内容によって怒る場合もあると思います。 例えば少し調べればすぐに答えが出るような質問とか、 質問してもなかなか答えの出せないような質問だったりではないかと思います。
お礼
ま、まあ「人それぞれ」と言ってしまえばそれまでですが、人間健全に育って大人になれば概ね一般的な社会通念やマナーや思いやりの心などが形成されてくるもの(理想論ですが)なので、質問文のケースのようなことで怒りの感情が表れること自体、普通に健全に(たぶん)育った我々にとってはまったくもって理解不能なのです。 仮に多少腹立たしく思えるような内容の書き込みなら、その気持ちが何倍にも増幅されたものだと解釈できますが、例えば私が専門分野のサイトの常連で、そこに分からないことを質問して来た人がいても私はその人に怒りは全く感じません。つまりある媒体要素に対しての感情発生率の割合の問題で、人それぞれその割合に差はあるにしても全く欠落している部分や特異的に存在する部分はそんなに人によって違うのだろうかと、そんなようなことですね。(分かりにくくてすみません) もしかしてなんのことはない私自身が変なのでしょうか・・・?(笑)
- azuki456
- ベストアンサー率19% (7/36)
所詮パソコンに向かっているだけなので。 例えば、酒に酔った状態でも書き込みができるのですから 感情にブレーキが、かけられない場合も、あるのではないか と思います。 ですから、私は意味なく突然怒り出す人は、お酒を飲みながら 書き込みしていると、勝手に解釈しています。 私も今かなり酔っています。こういう時にはパソコンに向かう べきではないのでしょうね。
お礼
ああー、飲酒書き込みも原因のひとつですかね。 でもこれは取り締まるわけにはいきませんよね(笑)。しかしゆくゆくはPCにアルコール検知機能をつけないとネットに接続できないように時代になるかもしれませんね・・・。少しでもアルコールの臭いがしたら自動的にシャットダウンとか。 しかしアルコールで助長されるにしろ、その元エネルギーはストレスによるものがやはり大きいのでしょうか。できればそういう人向けに「ストレス発散用掲示板」を設けて怒りたい人は皆ここでお願いしますみたいに交通整理してほしいですね。まあ2chはその存在に近いですが。
- puri2coute
- ベストアンサー率34% (66/190)
(1)普段からキレやすいおかしい人 (2)ネクラでネットでしか感情が出せない人 (3)普段はがんばっていて、ネットでストレス発散している人 (4)今日始めてネットをして、すべてを間に受けてしまった人 (3)か(4)だと思えばかわいいもんだ、と許せます。
お礼
普段からキレやすいという人はネットでもやはりキレやすいのでしょうね。 でもさらに疑問なのは、なぜそんなにすぐにキレるのか?というです。 2~4のケースは普段はそうたびたびキレる人ではなく、とくに2・3はタイプは違えど抑鬱されたエネルギーを仮面を被って発散するタイプですね。 3のケースは普段の頑張りようが気持ちよく昇華されているならストレスもたまらないのでしょうが。
- bigoyaji
- ベストアンサー率28% (128/450)
本当の日常生活においても、「コミュニケーション能力」が不足しているため、「そうなるのではないかと」推測します。 特に、「文章によってのみ表現できる」場所であるため、「感情が出やすい」傾向があるようです。(内容に制限を加えなくてすむ。 直接の攻撃にあうことも可能性としては極少ない、事も一因としてあると思われます。) 厳しい意見をはっきり言う、というのとは「一線を画す」書き方ですが、「普段の性癖」まで見透かされているとは思わないのか、不思議です。(もちろん、全てが「そう」とは言いません。) 「裏表があれば、生きていけない」人がいるように、「裏がなければ、生きていけない」方もいる、と言うことなんでしょう。 「自分の存在の中に、上手く折り合いをつけられない」故に、「ここで言い放つ」と言うところですか。 普段から「実際の人に対して、そのまま表現」しているなら、「書かない」と思いますが。(書かなくても常に「言っている」わけですから)
お礼
「文章によってのみ表現できる」場所であるため、「感情が出やすい」 というのは納得できます。どうせ誰だかわからないんだから無茶苦茶書いても平気だろうと。このあたりに昨今の個人主義的風潮の特色が垣間見れますね。 >普段から「実際の人に対して、そのまま表現」しているなら、「書かない」と思いますが。 そうですね、普段自分自身の中で自ら抑圧しているものを、匿名という隠れ蓑を盾にしてにチョロチョロと排泄しているに過ぎないのでしょう。 それにしてもその排泄物を被った人はたまったもんじゃないですよね。ストレスを発散するなら王様の耳はロバの耳とでも地中に向かって叫ぶぐらいにして他人を攻撃するのは遠慮してもらいたいものです。
- Ama430
- ベストアンサー率38% (586/1527)
憶測ですが、日常のストレスがあり、発散場所が他にないので、反撃されない匿名の世界で高飛車な態度を疑似体験しているものと考えています。
お礼
なるほどストレス発散の場、つまり「やつあたり」ですね。 凶悪犯罪を起こす犯人が、よく「むしゃくしゃしていたので、カッとなってやった」などと供述しますよね。あれに似た心理なのでしょうか。 しかしネット上で匿名で顔もどこの誰かも分からない立場の自分が、文字だけで高飛車になって発散できるものなのでしょうか。かえってその無意味さに空虚感を味わうだけのような気がするのですが・・・ ご回答ありがとうございました。
お礼
なるほど~、深い考察ですね。どの説も非常に説得力があります。 「ネットのコミュニケーションはこういうもんだ」という説は「このサイトはそういう所です」説とも通ずるものがありますね。要するにネット世界でのコミュニケーションに対する妙な固定観念と、自分もそれに合わせることで自己防衛できる方向に無意識に走ってしまうのでしょう。群集心理もあるのでしょうね。 ひどい言葉の記号化も興味深いご意見です。たしかに「怒る」書き込み行為も感情の伴わない記号化の一種なのかもしれません。そう考えていくと情報の画期的なツールとして希望に満ち満ちて登場したインターネットも、今となっては弊害の方がもしかしたら多いのではないかと思えるようになってきました。