次の短文を品詞に分解してください(日本語)

質問

日本語の品詞分解は難しくて一人ではできません。

・わずかばかりの蓄え
・時が過ぎる
・人が多すぎる
・ほんの小さな出来事

以上です。

回答No.4

kine-ore · ベストアンサー

＃１です。

＞「人が多すぎる」の「すぎる」も動詞でよいんでしょうか。

修正すれば「…よいのでしょうか。」です。この場合に「ん」では不適切です。
「よい」ではなく、口語調での「いい」を用いて「いいんでしょうか」なら可ですが。

品詞分解は原則として文部省の「中等文法口語」に基づき10品詞に仕分けることです。
http://blog.livedoor.jp/aritouch/archives/696380.html

＞これは、補助動詞の一段活用動詞に分類されるのでしょうか?

単に「一段活用」ではなく、「上一段活用」です。
このような活用形や自動詞と他動詞の識別までは辞書を引けば分かるので構いませんが、その動詞を更に細かく、「補助動詞」などまで仕分ける作業は、品詞分解のレベルを過ぎています。
これには辞書で答えの出る情報だけではなく、その語の文中で果たす機能や、辞書的な意味を持たない意味的な特徴などが混じって来るので、単純に品詞認定の作業ではなく、広く文法的解釈のレベルとなってしまうからです。
したがって、辞書によっては、次のように解釈が分かれてもいます。

１．自動詞（複合語）
「物事がある程度・水準を越す。→動詞連用形、形容詞語幹などにもつける。「食い過ぎる」「美し過ぎる」」（「岩波　国語辞典」）
２．接尾語的用法
「（接尾語的に）度を越す。…言い過ぎる。長過ぎる。知らな（さ）過ぎる」（「新明解国語辞典」三省堂）
３．補助動詞
「（動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹に付く）はなはだしく…する（である）。酒を飲みすぎた。この問題は難しすぎる」（「ベネッセ　表現読解国語辞典」）

ただし、ここで、次のように考えてはいかがでしょう。
１）接尾語…語の構成要素で、単独で用いられない。
→単独で用いられるので×。
２）補助動詞…動詞のうち、実質的意味を失い、前の語句に添えて補助的な意味を付加する。
→その場での人の数をめぐって、「多い」という事態に関して、想像した以上での「程度を越える」という「実質的意味」を失ってはいないので×。

＞その場合、「食べすぎる」の「すぎる」とまったく同じ分類でしょうか?

「過ぎる」の意味を持ったまま「食べる」と結びついていますから、二つの動詞からなる複合動詞とされます。
これが「食べている」（存続の「いる」）、「食べてしまう」（完了の「しまう」）、「食べてみる」（試行の「みる」）というような形であれば補助動詞となります。

ですから、「品詞分解」という質問の範囲からすれば、１）自立語であって、２）活用があるので用言であり、３）終止形が「う段」で終わる──ので動詞と分類します。

お礼

お礼が遅くなってすみません。

よーく考えて読みました。
文法解釈とはなかなか難しいものですね。
独立しても用いられるし、本来の「過ぎる」の意味も持っていますので、複合動詞、ということですか。

それに、国語辞書がそこまで書いているのを知りませんでした。国語辞書もきちんと引いてみることが大事だということに気がつきました。

回答No.3

noname#180923

Ｎｏ2です。
何度もごめんなさい。

追加です。
「小さな」は連体詞です。

回答No.2

noname#180923

「わずか」は形容動詞の語幹で「ほんの」は副詞です。

「多すぎる」の「すぎる」は接尾語でしょうね。
「多すぎる」で動詞だとおもいますが。

あとはもう一方と同じです。

回答No.1

kine-ore

・わずか（副詞）ばかり（副助詞）の（格助詞）蓄え（名詞）
・時（名詞）が（格助詞）過ぎる（動詞）
・人（名詞）が（格助詞）多（形容詞語幹）すぎる（動詞）
・ほんの（連体詞）小さな（形容詞）出来事（名詞）

＞日本語の品詞分解は難しくて一人ではできません。

であればこそ、人に丸投げしないで、自身でいちいち辞書を引く習慣が肝心でしょう。

お礼

ありがとうございます。

「時が過ぎる」の「過ぎる」は動詞だとは思うんですが、
「人が多すぎる」の「すぎる」も動詞でよいんでしょうか。

これは、補助動詞の一段活用動詞に分類されるのでしょうか?
その場合、「食べすぎる」の「すぎる」とまったく同じ分類でしょうか?
(つまり、形容詞・形容動詞語幹につくものと、動詞につくものとで、同じ分類でよいのか、ということです)

丸投げで申し訳ないのですが、調べても調べてもよくわかりません。