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「怠る」と「怠ける」の違い

こんにちは。日本語を勉強しているアメリカ人です。 「怠る」と「怠ける」の違いについて聞きたいんですが、下記の問いはどうしてもわからないんです。 安全管理を (a. 怠る ・ b. 怠ける) と、重大な事故につながる。 答えは「a」です。でも、どうして「怠ける」は不自然か理解できないんです。 辞書で調べると、意味はほぼ同じですが、ニュアンスとしては「怠ける」というのはなすべきことがあるのに意識的にしない意味であるのに対して、「怠る」というのはなすべきことがあるのに、うっかりして、なすべきことをしなかったという意味ですよね。 しかし、上記の文章を見ると僕にとって両方はありえます。なぜかというと、今考えているのはこれです。 安全管理を怠ると (例えば、安全管理に加えて様々ななすべきことがあります。他のことを優先したから、うっかりして安全管理をしない) 重大な事故につながる。 安全管理を怠けると (例えば、安全管理は成すべきことなのに、その日はやる気がなくてパソコンでフェースブックを見たり、ぼーっとしたりする) それも重大な事故につながるんじゃないですか。 この問いを使って、なぜ「怠ける」は選ばないか教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。変な日本語を使ってすみません。^^;

みんなの回答

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.4

怠るは(おこたる)職務上それをするべき義務や責任があるのにしていない。 例えばマンションの管理人は、決まった時間に裏庭の門の扉を閉め、 施錠しなければならないのに、それを怠ったため、泥棒が入って自転車を盗まれた。 職務上の怠慢は責任を追及されます。悪くゆけば処分され職を失う。 怠けるは自分自身家族、個人に係わることなので、結果は自分に跳ね返ってきます。 部屋の整理整頓を怠けていたら大切な書類がどこに行ったか分からなくなった。 しばらくリハビリの筋トレを怠けていたら、足の筋力が落ちた。

回答No.3

「怠る」と「怠ける」の違いは、公私の違いということでしょうね。 つまり、「なまける」は「私的」な事柄、「おこたる」は、「公的」な事柄に用いられるのです。 安全管理という「公的」な会社内業務に対しては、「おこたる」が適切で、「なまける」ということは、通常、あってはならないことなのです。「なまける」ことは、安全管理業務のみならず、あらゆる業務で許されません。賃金という対価を得ているのですから、それは、当然のことなのです。金銭など、特に具体的な対価が得られないもののみ、「なまける」ことが許されます。

pacman04
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そのように考えると、これから使い分け出来ると思います。

  • myuki1232
  • ベストアンサー率57% (97/170)
回答No.2

「怠る」と「怠ける」の単語の意味だけを見ていると分からない問題ではないでしょうか。 「安全管理を(怠る)と、重大な事故につながる」という文からは、安全管理をしないと危険が生じる、別の作業Aの存在が示唆されています。 一方「怠ける」という言葉は、「すべきことをしないで無駄に過ごす」という意味があります。ここで「怠ける」を使うと、危険な作業Aすらもしていないことになりますから、問の文の意味に合わなくなります。 別の状況として、安全管理をする専任の人物がいて、その人物が仕事をしないと危険が生じるという状況が考えられます(質問者さんの出した例のように)。しかしこの場合は問のような表現はせず、「安全管理者が(怠ける)と、重大な事故につながる」のような表現のほうが自然です。

pacman04
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 僕にとってはかなり難しいことなんですが、さっきより分かってきた気がします。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

安全管理のように義務や責任が発生するような仕事・作業において、怠(なま)けたり、サボったり、ずるけたりした場合は、特に業務怠慢の意味で、あえて「怠(おこた)る」を用います。 「「怠ける」が、すべきことをする余裕があるにもかかわらずほうっておく意であるのに対し、「怠る」は、配慮、準備、注意などといった自分に課せられた義務をしないでいる意。」(「使い方の分かる類語例解辞典」小学館) 用例) ×義務を怠(なま)ける→○義務を怠(おこた)る ×安全管理を怠ける→○安全管理を怠る ×努力を怠ける→○努力を怠る ○仕事を怠ける=○仕事を怠る ○掃除当番を怠ける←×掃除当番を怠る △学校を怠ける←×学校を怠る→○学校をサボる/ずるける