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「突然」の後に読点(、)は必要?
僕はよく文章中、「突然」という単語を使います。 その際、いつも読点を打つべきか非常に迷ってしまうのです。 例えば・・・ ・彼が突然話しかけてきた。 ・彼が突然、話しかけてきた。 この場合、どちらが自然な文章でしょう? また、もっと長い場合・・・ ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然、背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 なんだか、「〇〇、突然、〇〇。」 というように、「突然」だけ読点で囲むのは違和感があります。 アドバイス、よろしくお願いします。
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読点の打ち方に厳密なルールはありませんが、一応の目安はあります。 一例をあげると、文頭の接続詞や副詞のあとには、打つほうが自然なことが多いようです。 突然、彼が話しかけてきた。 ということです。ただし、必ず打つということではありません。 詳しくは下記をご参照ください。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n106824 ================================引用開始 2)-3 文頭の接続詞や副詞の後(ただし、短い文には打たなくてもよい) 【例】または、~ しかも、~ 主に、~ 結局、~ 【注】「また当社は、」のように、すぐ後に読点が続くようなときは接続詞や副詞の後の読点を省略する。 ================================引用終了 〈すぐ後に読点が続くようなときは接続詞や副詞の後の読点を省略する〉もう少し詳しく書くと下記のようになります。下記は接続詞で書いていますが、「突然」のような副詞でも同じことです。 ================================引用開始 a これは本です。 (短い単文には打たない) b この「文章読本」は、役に立ちます。 (打ってもいい) c とはいえ、この「文章読本」は役に立ちます。 d とはいえこの「文章読本」は、役に立ちます。 e とはいえ、偶然手に入れたこの「文章読本」は、いろいろな点で役に立ちます。 (cのように接続詞の直後に読点がある場合は、主語のあとに読点は打たな いほうがいい。dのように主語のあとに読点を打つなら、接続詞のあとには 読点を打たない。ただし、eのように一文が長い場合には、接続詞のあとと、 主語のあとの両方に打ってもいい) F 偶然手に入れたこの「文章読本」はヘンです。 (読点の後ろが短くなる場合は打たないほうがいい) ================================引用終了 「突然」が文頭でない場所に来た場合もほぼ同様です。 「彼が突然話しかけてきた」の場合は、「彼が、」か「突然、」のどちらかです。どちらが自然かは微妙ですが、個人的には句読点がないのが一番自然で、次が「彼が、」ですかね。「彼が」が短いのでないほうがいい気がしますが、少し長くなると打つほうが自然になります。 じっと私を見ていた彼が、突然話しかけてきた 私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 この場合は、「とき、」の読点は是非欲しいところです。〈2)-6 複文や重文の結合部〉の重要な読点です。もうひとつ打つなら、「突然、」でしょうね。 この「突然、」や、文頭の「突然、」は本多読本流に言うと「逆順のテン」です。下記のように語順をかえると、読点の必要性は低くなります。 私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、背後から見知らぬ男に突然声を掛けられた。
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- shirokuro1533
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あぁ… ありがとうございます。僕もそこは気になっていました。僕も調べたのですが、他の回答者様の指摘にあるように、おおまかにはあるのですが、厳密な法則性ってないんですね。ただ「、」僕は打ちますね。 というのも「突然話」となると漢字が並びますよね?「、」を入れないと、読み手としては読みにくいかな?って思っちゃうんです。 漢字って一つの字でありながら、用途が沢山ありますから、あまり漢字が並ぶと意味が取りにくくなるのかなぁ?とか考えています。 僕の場合で恐縮ですが、たとえば「突然話かけて」ではなく「突然のお手紙」などといった場合は平仮名が漢字の間に入るので「、」を打たないケースもあります。 そして文章にした時の「見た目の美しさ」ってありませんか?もちろん僕には「美的センス」はありませんが、僕なりに読み手に気を使いながら、美しい字面でありたいな。とは思っています。 結論としては、何事もハートが肝心だと信じて、僕とともに「、」を上手に利用してゆきましょう! いずれにせよ今回の質問は、僕と同じ思いの人がいて共感しまくりでした(^^ゞ
お礼
回答ありがとうございます。 同じように考えている人がいて、僕も嬉しいです。 確かに読みやすく美しい文章を心がけていれば、法則とか細かいことは気にしなくてもいいのかもしれませんね。 皆さんの意見を参考にしながら、うまく「、」を使いこなしていきたいと思います。
- gesui3
- ベストアンサー率50% (95/187)
私が以前、似たようなことで先輩から指導を受けたのは、次のようなことでした。 漢字が続く場合、読みやすくするために「、」を入れよ。 「彼が突然話しかけてきた」では、「突然話し」に見える。「突然、話し」なら意味も読みもが区切れる。 あるいは「突然 話しかけてきた」と、半角分を空けるのも一法である。 「突然背後から」も同様。「突然背後」という四字熟語があるわけではないので、きちんと区切って「突然、背後から」とした方が、判別しやすいでしょう。 あるいは「突然 背後から」というふうに、半角分を空ける。 ただ、それだけのことだと思います。 (この文章の最初の「私が以前、似たようなことで」という文章も、そのようにしています。)
お礼
回答ありがとうございます。 そう。そうなんですよね。 例えば「突然発作が」などでは、「突然発作」という病名でもあるのかしらと読者に誤解させてしまう気がするんです。 見映えだけでなく、文意からも使い分けるべきなのですね。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
・彼が突然話しかけてきた。 ・彼が突然、話しかけてきた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然、背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 読点のつけ方なんて、決まりごとはありません。ただ、書く者が、ここで一息入れるべき、と思えば入れればよいだけです。 「彼が突然話しかけてきた。」 僕の好みでいえば、「彼が、」と読点を入れるときは、「突然話しかけてきた」には読点を入れません。これは、「彼」というものに重きを置く場合の表現として用います。 「彼が突然、」とする場合は、「突然」に重きを置く場合です。 両方に読点を省略するのは、避けたいですね。 タクシーの件もそう。突然の後に読点を入れる場合は、突然を強調したい場合です。 読点は、書く者が読む者を意識してつけてやらなければなりません。どういふうに読み取られるか。読点のあるなしで、言いたいことが大きく変わるのですから。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにそうですね。 重点を置きたい部分に付けるようにします。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
・彼が突然話しかけてきた。 ・彼が突然、話しかけてきた。 ・突然、彼が話しかけてきた。 この場合、どちらが自然な文章でしょう? また、もっと長い場合・・・ ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然、背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、背後から見知らぬ男に声を突然掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、背後から突然見知らぬ男に声を掛けられた。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼び止めたとき、 突然 回答が切れた。
お礼
回答ありがとうございます。 なんでしょう、この不穏な余韻。 とても意味深なアドバイス、感謝します。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
・彼が突然話しかけてきた。 ・彼が突然、話しかけてきた。 話しかけてきたのは「彼」、シチュエーションは「突然に」、です。 ・突然、彼が話しかけてきた。 あるいは ・彼が突然、話しかけてきた。 で、読点を入れますね。 ・私が家に帰ろうとタクシーを呼びとめたとき、突然に、背後から見知らぬ男に声を掛けられた。 など、違和感があるなら「突然に、」とすればマシではないでしょうか。 ・家に帰ろうと私がタクシーを呼びとめたとき、背後から突然に、見知らぬ男が声を掛けてきた。 としたほうが自然でしょうかね。 まぁ他にも「唐突に」、「いきなり」、「急に」、などなど、他にも類義語があるのですから、色々使ってやってください。
お礼
回答ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 具体例なども示していただき、とても参考になりました。