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心理カウンセリングの将来
心理カウンセリングについて興味のある者です。当然心理カウンセリングは臨床心理士などの専門家やカウンセラーと称する人を介するわけですが。将来人工知能のようなものが発達し統計学的なデータをもとに病気や症状や悩みをある程度分かるシステムが組めたら人を介在する必要性というものは感覚的常識的に考えてあると思うのですが、それはなんだと思いますか?
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まず、複雑な現実世界や人間関係における問題・悩みを人間のように理解し、人を介さずに解決を与えるシステムをつくるのがあまりに難しいと思います。病気や症状も個人の中だけでなく、その人を取り巻く社会や人間関係の中で生じてることが多く考えられます。そういった中で、カウンセラーは1人の人間として相手と関係を結ぶことに意味があると思います。 しかし、人工知能と言うほどのものでなくても、選択形式のような簡単な診断ツールのようなもので病状を見るものは色々ありますよね。 また、人工知能のような機械的なものに人のような温かみは期待できませんよね。 医学的には既に病気や症状をある程度分かるシステムが組めているわけで、この問題は「薬があればカウンセラーは必要ではないのでは?」という問いと似ている気がします。 その辺は色々と難しいと思います。