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なぜおかしいのか?分かったような気がする??
- なぜおかしいのか?分かったような気がする??
- 「~見込み」と「~見込んでいる」はかなり異なる表現といえる?
- 現在の天気予報では、「~見込み」を常用しているが、早めに「~見込んでいる」に変えたほうが良いと思う。
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「見込み」という名詞自体は本来は「予測」「見通し」なのですが、 存在の動詞を付けて、「見込みがある/がない」とすると将来の可能性に、 さらに、意志や希望などを表す動詞を付けて、「…する見込み」「見込みを立てる」「…いく見込み」などと表すと、ご指摘のように「予定の意味が含まれ」て来るようになります。 そのように置き換えれば、確かにご指摘の意味に通じます。 明日の株価は全面安に(なる⇒する)見込みです(インサイダー取引か?) 本日のメインレースは本命で(決まる⇒決める)見込みです(八百長か?) 1週間以内に地震(が起きる⇒を起こす)見込みです(あんた達が起こしているのか?) 明日は大雨に(なる⇒する)見込みです(あんた達が降らせているのか?)
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- hakobulu
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まず、名詞と動詞の違いはありますが、「見込み」にも「見込む」にも『予定』という意味はありません。 どちらもが持っているのは『予想』という意味です。 「予想」とは、「物事の成り行きや結果について前もって見当をつけること」という意味ですから、 「明日は大雨になる見込みです」でも、 「明日は大雨になると見込んでいます」でもおかしくありません。 では、この両者を比べてどちらが適切であろうか、考えてみましょう。 前者のニュアンスは、 ・皆様の税金によって打ち上げられた気象衛星など最新鋭の機器によるデータを分析させていただいた結果、明日は大雨になるという見込みとなりました。 データを集積した結果として、このような見込み(予報)に至りました、というニュアンス。 後者のニュアンスは、 ・気象衛星など最新鋭の機器を駆使して分析した結果、明日は大雨になると私たち気象庁の優れた技術関係者は見込んでいます。 我々がデータを分析して、我々の力でこの見込みを立てた(予報を発表した)、というニュアンス。 こんな感じになるような気がしますがいかがでしょう。 「見込み」のほうが謙虚な表現と個人的には感じます。 また、「見通し」は「予測する」という不安定要素に比重が掛かりすぎているため、長期予報には適しているかもしれませんが、高度の科学技術を駆使できる現在の日常的な天気予報には不向きという気がします。
お礼
ご回答どうもです m(_ _)m >高度の科学技術を駆使できる現在の日常的な天気予報には不向きという気がします。 おっしゃるように、科学技術は確かに非常な高度になってますね、でも予測の方はやり方が悪いのか、高度とは程遠いように感じますけどね? したがって、現状の予測レベルにおいては「見通し」の方がふさわしいかと思います。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
#4です。 >それにしても、えらい面倒な表現を気象庁も見つけてきますね、 きちんとご返事いただいたので、こちらも今少しこの問題に触れてみます。 1.動詞「見込む」 (1)対象をじっと「見入る」、 (2)そこに「目当て」を立てて理解に努める、 (3)そこから有望と目をつけ、 (4)結果として執念深くとりつく。 本来の動詞としては、単なる予測立てではなく、目当てを立て有望と見定める行為が、見込むという意味であることから、これには間違いなく価値判断が入っています。 したがって、名詞としての「見込み」にも確かに価値判断は残っています。 「見込み」もまた望ましい期待やあるべき意志、当てにする期待や予期する計算なのであって、単に中立の予測を装う言い方に使われると違和感は確かに覚えます。 >予報文を作成している予報官達はおかしいことに気づいていないだけなのか? それとも、わざとやっているのか? ここに寺田虎彦の「自然現象の予報」という大正5年の考察文があります。 気象現象の予報においては特に「世俗との間に意志の疎通を欠くため…科学者が科学の領域を踏み外す危険を防止するためには、時にこれらの反省的考察が却かえって必要なるべし」として、科学者側の自省の喚起について物しています。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/42700_19220.html 気象予報士の資格基準の中に、それを求める需要家に対する表現であるものとしての用語や、安易に挿入する季題などに関する基礎的な知識の習得も課して、多くの受け手にも優しい表現を心掛ける人達の育成が望まれるということでしょう。
- bgm38489
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~の見込みです、とすれば、気象図、ひまわりのデータなどから類推される結果は、~の見込みです、となりますね。 対して、見込んでいる、のばあいは、気象庁、予報士が~と見込んでいる、となります。 ~の見込みですの方も、その見込みを立てたのは気象庁、予報士なのだけれども、それはぼかして、あくまで現在のデータから類推すると、ということを強調しています。 責任逃れではありません。自分を表に出さない方が柔らかい言い方になるのです。 「見通し」より、「見込み」の方が、自信を持っているような。でも、「見通し」にした方が、控えめで礼儀正しくなるかもしれませんね。
お礼
ご回答、どうもです m(_ _)m >責任逃れではありません。自分を表に出さない方が柔らかい言い方になるのです。 >控えめで礼儀正しくなるかもしれませんね。 そういう問題ではなくて、、、
NO.2 です。 >消費税を段階的に上げていくと見込んでいる、 どんな文脈で使われた文章なのか不明ですが、この場合税を 上げていく 主体(A?)と 見込んでいる 主体(B?)が別々にあって、その両方がまだ明らかにはされていません。まあ常識的には税を上げるのはお上のほうで、それを見込んで(何かの対策を取ろうとしている)のは民間のだれかだと考えられますね。下の文をそうかいしゃくすればおっしゃるとおりでしょう。 >という場合はBの方が言うのが適切だろう、Aでは他人事のようで変ですね、 >消費税を段階的に上げていく見込みだ、という場合は、どっちが言うのが正しいのだろうか? おっしゃる意味がわかりにくいのですが、 >消費税を段階的に上げていく見込みだ という文章はこのままでは成立しないと思います。 >>今度は逆に、Bではおかしいのではないか?なぜなら、見込みにはスケジュールとか予定の意味が含まれているからでしょう? それは単にあなたの思い込みなのです。 消費税を段階的に上げていける見込みだ ○ なら、野田さんの発言としては成立しそうです。 >では、明日は雨になる見込みです、はどうか? 雨を降らす当事者が使わないと変でしょう? ちがいます。これが気象庁の見込み(予測)として当然の使い方です。
見込み:見た様子、目の付け所、めあて、先行きの予想、あて(すべて小学館国語大辞典から) などで、その対象へ自分から力を加えて能動的に支配するニュアンスはありません。つまり、予定 の意味はないようです。 見込み と見込んでいる、あるいは見通しなどいずれを使われても差異はないと思われますが、インサイダー取引はともかく、少なくとも八百長の可能性はないと思います。
お礼
ご回答、ありがとうございました m(_ _)m 智恵袋と違って、御礼の仕方がよく分からないのです、すいません。
補足
回答、どうもです m(_ _)m 「見込み」という言葉には、予定の意味を含まないということですが、 そうでしょうか? 例えば、、、消費税を上げる人達をAとして、国民をBとしますと、 消費税を段階的に上げていくと見込んでいる、という場合はBの方が言うのが適切だろう、Aでは他人事のようで変ですね、 消費税を段階的に上げていく見込みだ、という場合は、どっちが言うのが正しいのだろうか? 今度は逆に、Bではおかしいのではないか?なぜなら、見込みにはスケジュールとか予定の意味が含まれているからでしょう? では、明日は雨になる見込みです、はどうか? 雨を降らす当事者が使わないと変でしょう?
予測や推測の意味もあるから別におかしくない。
お礼
ご回答、ありがとうございました m(_ _)m 智恵袋と違って、御礼の仕方がよく分からないのです、すいません。
補足
ご回答ありがとうございます、 なんとなく分かったような気がしますが、まだ今一釈然としませんね ^^;;; それにしても、えらい面倒な表現を気象庁も見つけてきますね、 天気予報を聞くたびに、あの表現が気になるのですよ、 腹が立ってチャンネル換えますが、、、 ちなみに大辞林 第三版 (三省堂)に書いてある「見込み」の意味です。 他の辞書とは一線を画している感じです。 (1) 将来についての期待できる予想。将来の可能性。 「-がはずれる」 「法案は衆議院を通過する-だ」 「十分儲(もう)かると-を附けて持つて来た話を /社会百面相魯庵」 (2) 将来そうなるだろうという期待。 「-のある男」 「もう-がない」 (3~5は全く別の意味ですので省略)